「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」を併せて「熊野三山」と呼びます。
三社は個別の自然崇拝に起源を持ちますが、「熊野三所権現」として信仰されるようになったそうです。
前回来たときは、那智大社に直接向かいましたが
熊野本宮から三社を巡って、最後に熊野本宮に再度詣でるのが
伝統的な参拝方法だそうで、今回はノンキさんにガイドして頂き、伝統に則って参拝してきました。
(ノンキさん素晴らしいガイドをありがとうございます)
というわけで、まずは
熊野本宮 鳥居
参道
「正遷座百二十年大祭 熊野大権現」の旗が左右に見えます。
本宮神門
「神を父 仏を母にいだきて 熊野より興さむ 出発の日」と書いてあります
本社殿
家都美御子大神(ケツミミコノオオカミ)熊野坐大神(クマヌニマスオオカミ)熊野加武呂乃命(クマヌカムロノミコト)が主祭神。
本社殿には熊野坐大神(須佐之男命スサノオノミコトの別称とされとります)が祀られてます。
ちょうど42年ぶりに屋根を葺き替える工事がなされていました。
社殿の屋根は、ひのきの皮を桧皮葺職人によって、1枚1枚丹念に重ね合わせた「ひわだぶき」の屋根が特徴で、国の「重要文化財」に指定されているそう。
凄くキレイでみとれました。
しかし総工事費は3億5千万円だそう…。うひょ~
拝殿
青空が映えますね
拝殿に行った時、ちょうど祝詞が始まりました。
ドロロロロと軽快な太鼓の拍子にあわせてあげる祝詞がとってもPOPでナイスでした。
その場にいた子供たちも太鼓に合わせて身体でリズムをとって楽しそう
亀石
暖かいエネルギーが上昇していて気持ちい~。
ず~っと貼りついていたい気持ちよさ
八咫烏
かっこいい
シブいな~
熊野大社は元々熊野川の中州にありました。
中州へ橋は架けられていなく、神社への参拝は川の中を自分の足で歩いて
自らを清めてから参拝に詣でたそうです
素敵ですね! やりたかった。今も残っていたらよかったのに!
2月のこの時期にやったら相当凍えそうですが…
明治22年の大洪水で神社は流されてしまい
今の場所に移動しました。
ということで、跡地の大斎原(オオユノハラ)にも行ってみました。
遠くに見えるのは高さ33.9mの日本一高い大鳥居です。
門の正面には八咫烏のマークがイカシてます。
…逆光で見えない?
次は熊野速玉大社です