不思議なパワースポット 玉置神社
神様のお許しがないと入れないという
不思議な不思議な玉置神社。
天気は快晴。
2月とは思えないほど、うららかな日差しの中、
我々は神湯荘を後にして玉置神社に出発しました。
前泊の神湯荘から玉置神社まではグネグネ山道を16㌔。
一番、心配していた路面の凍結もなく、ひたすら車で走ること約30～40分、
玉置神社に無事到着
朝の10時前。
駐車場には車が一台も見当たらず、どうやら我らが一番乗りのようです。
宿で朝ごはんを食べている時に先に出かけた人たちはどこへ行ってしまったでしょうか？
まさか、玉置神社スルー…？
も、もったいない…
玉置神社は、1076mの玉置山頂上近くに鎮座されています。
神社の入口には、玉置神社について下記のように書かれています。
「千古の霊気ただよう 世界遺産 玉置神社
神武天皇、ご東征の折、熊野の浜辺に上陸され、
八咫烏(ﾔﾀｶﾞﾗｽ）の案内を得て、大和の地をめざし、その道すがら
玉置神社に至りて、身の安全を祈願され「十種の神宝」を奉じたと伝えられています。
降って第十代、崇神天皇が「天下安泰」や「悪魔退散」を祈願され創建されたとも伝えられています。」
私たちが参道を歩きはじめたその時、カラスが一声鳴きました
後にも先にも、その時一回きり。
八咫烏に関係している神社でカラスの鳴き声とは縁起がいいです。
どうやら歓迎してもらえたみたい
玉置神社は千三百年の歴史を持つ修験道の聖地。
急峻な尾根を通る約170ｋｍの山岳道「大峯奥駈道」の道上にあり
玉置神社を含む「大峯奥駈道」は2004年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」
としてユネスコの世界遺産に登録されています。
この日は天気がよかったとはいえ、山の上は氷点下。
道々につららが。
きゃ～。
お手水もカッチンコッチンに凍っています
大きな大きな杉が意思をもって今にも動き出しそう。
厳かなエネルギーを感じて、山自体が神様であると実感。
本殿
国常立尊、伊邪那岐尊、伊邪那美尊、 天照大神、 神日本磐余彦尊を祭っています。
本殿までの行き道の出来事。
参道を神のおつかいノンキさんと宇宙人スピカさんと歩いていたら、
突然スピカさんを見失ってしまいました。
どうやら相当先に行ってしまったようで道の先にも全く見当たりません。
「一人でずんずん先行っちゃうの珍しいね」と不思議に感じつつ
ノンキさんと本殿に到着。
すると、スピカさんが拝殿に上がって私たちに手招きをしているのです。
どうやらスピカさんが10分前に本殿に到着して、護摩木を書いていたら神社の方に
「今から紀元祭があるから、よかったらご参加下さい」とお誘いいただいたそう。
私たちがなかなか来ないから、相当ヤキモキして待つこと10分、やっと私たちが到着。
私たちも急いで拝殿に上がり、ご神前に座った本当にすぐ直後、神主さんの準備が整い
紀元祭が始まりました。
我々の後ろで拝殿の木の扉が閉められ、後から来た人は入れなくなっています。
スピカさんが先に着いてご招待頂かなかったら参加出来なかったし、
本当に1分でも我々の本殿到着が遅かったら参加できなかったです。
凄い偶然
神様に感謝です
祭は和太鼓の響きで始まりました。
肚や胸に和太鼓の音が響き、太鼓のの轟が山の静寂を打ち破ります。
紀元祭の祝詞は日本の建国をお祝いする内容。
「高天原を治める天照大神から三種の神器を授けられたニニギノミコトの曾孫である
神武天皇は、国中がいくつにも分かれて相争っていることをお知りになり、
人々が安心して暮らせるようにと、これを統一するご決心をなされます。
途中、幾多の苦難にあわれながらも、神々の導きを受け、ついに大和の国を平定されました。
神武天皇が第一代の天皇に即位されたのが皇紀元年二月十一日のこと。
この日が建国記念日（紀元祭）となりました。」
知りませんでした。 勉強になりました。
そんな大事な日に玉置神社に来ていたんですね
そして祭に参加させていただいて…
なんたる幸運
ノンキさんが前回、道に迷って来れなかったのも
この日の為だったようにすら思えます。
祝詞をあげている時、山の下から上に向かって
三角形のエネルギーがどんどん上昇していくのが見えました。
そして沢山の金色の光が降りてきて、
最後は辺り一面虹色に輝き始めそれはそれはキレイでした
樹齢三千年の神代杉。
もの凄い迫力です。
拝殿の向かって右側にある社務所でお札や鈴を購入。
悪魔祓いのお札です。
木の札とこのプラスチックとどちらにしようか迷いましたが
お財布に入れるといいとのことで、薄いプラスチック版にしました。
玉置神社のお札に入っている木にパワーがあるそうで、
お札も買いました。
そして、幸運鈴。
涼やかな音色で辺りの穢れを祓ってくれます。
ヨガのレッスン前などスタジオを浄化するのに使おうと思います。
社務所を抜けると三柱神社があります。
玉置山の地主神である倉稲魂神・天御柱神・国御柱神を祭っています。
ここから山道。
玉置山の頂上に続きます。
けっこう険しい山道です。
20分位登って「玉石社」に到着。
玉置神社の根源的な神様で、大巳貴命を祭っているそうです。
玉石社にはお社はなく、白い玉石がご神体です。
わぁ～不思議～
なんだか涼やかな、でもパワフルなエネルギーに満ちていました。
帰り道は別ルートで駐車場まで。
菊理媛神。
山を降りたら、今までのことが夢だったような気分に。
山の中と下界があまりにも違いすぎて、
まるで竜宮城から帰ってきた浦島太郎のように
玉置神社での出来事に現実感がありません
神様のおうちにお邪魔させていただいたような
不思議な感覚…。
壮大な大自然と神様達の住む、玉置神社。
また行こう
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関東からは行くのに結構気合いがいりますが、
一度は是非訪れたい場所ですよ。
最後まで読んでくださってありがとうございました(^O^)/