何千、何万例と施行してきた胃カメラ検査も、自身のクリニックで始めるとなるとイチからのスタートである。いかに患者さんに、「これなら年1回くらい受けても良いか。」と思って頂くか、「オエッ」とさせずに検査を完遂するか、1例1例が真剣勝負でもある。
 そんな中、検査後に患者さんから貰えた感謝の言葉には素直に涙がこみ上げてくる。苦しい検査なのに。これからも今まで通り、安全第一に、でも細かい所見への眼はアグレッシブに、胃で苦しむ人を一人でも減らすために、胃カメラをしていきます。