ベルト交換なのですが、これってここまで外しているからやり易いのですが少なくともパイピングを1本外せばそんなに難しい事では無いです。
専用のSSTがあれば簡単ですが今回はモンキーレンチで行いました。32ミリより少し小さいサイズでしたがきっちり締めてあるようなものではないので簡単にできました。
上から見るとこのボルトです。
横から見るとこれです。矢印のところです。
ボルトサイズを測っておきます。
30ミリです。
ここにメガネでもスパナでもモンキーレンチでもいいので工具をセットして時計回りにまわします。スプリングが効いているので
手を放すと元に戻ります。
矢印の方向です。
戻らないようにするにはスパナを回していきロックを掛けてください。
そんなに力はいらないのでどんどん回すとロックが掛けられます。
矢印の部分がロック機構です。
テンションプーリーをフリーにしてロックを掛かるとテンションプーリーがベルトを押さえなくなるのかなり軽くなります。
見た目でベルトが弛んでいるのがわかりますね。
しかしこれではまだベルトを外せません。
ウォーターポンププーリー(緑)を動かしているのはクランクシャフトプーリー(白)との間にあるプーリー(赤)なんですがそのプーリー(赤)のテンションも抜きます。
テンションを抜くのはこの矢印のつまみです。手で引っ張れます。
引っ張っても戻っていきますので引っ張ったままベルトを外すかどこかにベルの紐や針金でこのつまみを縛り付けておくかしてください。
そうすれば手で触るとわかるのですが緑のテンションプーリーがプラプラになります。
ベルト交換してください。
外したベルトはヒビだらけでした。右が外したベルトで左は新品です。
外したベルト
MINI R56 クーパーSのこの車のベルト品番は11287604014でした。
ベルト交換が終わったらもう1度スパナを掛けて少し回してロックを解除して元に戻してください。
ロックのピンが右に長いのでロックが掛かっていないのがわかります。
先ほどのロックを掛けた状態と比べてみてください。
下のつまみはしっかり元に戻すのを忘れないでください。勝手に戻っていきますが最後まで綺麗に戻りませんから手で押し込んでください。
水温センサーからの水漏れなのですがセンサーが悪いのではなく緑色のパッキンが痩せて水漏れになっています。
https://ameblo.jp/yokohamasyakendaikou/entry-12461964975.html
そしてこちらの水温センサーなんですが単独部品で注文できそうにないんです。
ホース関係も全部一緒にアッセンブリー交換で購入する必要があります。
しかし。なんだか腑に落ちないんです。。。。
この部品はBMWの部品なんですね。刻印が入っています。
これと同じ部品はMINIの部品リストでは出てこないんです。
色々探し回り見つけましたよw
ここは実験になりますが部品に書かれている部品番号と同じ部品がこれです。
品番 13621433077 これBMWのF20に使われているんですね。
一応これを注文してみようと思っています。
外した部品はこれです。
見つけたパーツはこれです。
他の車種にも使用していますね。
流用されているわけではありませんが他の方がUPされている画像ですがここでも部品の見た目は同じですね。
こうやって部品代を安く仕上げる事が結果的に車両価格を抑える事にもなります。
ディーラーや量販店の整備工場ではあまりやってないかもしれません。
部品が合わなかったり違っていたら無駄になりますからね。
試にって言うのは社員さんでは考え付かないかもしれません。リスクがありますし掛かった修理代を普通にお客様から頂ければ良いだけですし在庫車であれば会社が支払うわけですからね。試して使えなかった場合の責任問題にもなりますしね。
当社は僕が仕入れて自分で対面販売してある程度は自分で整備して、登録して、洗車納車するわけです。全部自分の責任で自分の好きなように出来ます。
安く上げれば車両価格は抑えられますし利益も上げやすい、そしてその部分には詳しくなります。勿論、失敗して部品代が無駄になることもありますし、そういう事も沢山ありました。しかし、レバー比の大きな内容でしたらやる価値はあります。部品代が本来は4万円掛かるけど一か八かでこの部品をなら2千円だからやってみてダメなら諦めようみたいな事です。4万円の物を変えずに一か八かで2万円の物で試すようなことはありませんw
また、1週間以上MINIはあのままになりますね。他の部分も修理進めますw
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