先日、都内の企業様からの

ご依頼で

英会話セミナーで

お話させていただきました。

 

※本記事は、企業様名を伏せた状態で

書くことを許可していただいた上で

お届けしております。

 

もう3年ほどお付き合いを

させていただいているお客様で

年に数回違うテーマで

英会話セミナーを行っています。

 

セミナー実施日の前に

東京の新規感染者数が5,000を超え

中止または延期を

予想していましたが、

実施していただけるとのこと。

 

 

但し

「受講生の発音を控えるようお願いします」

とのご依頼でした。

 

 

「『発音を控えた英会話セミナー』

になるのか…」

 

「語学レッスンで発音しないなんて

あり得ない」

 

「合唱の練習で、メンバーに

声を出さず歌ってというのと同じかも」

 

 

一瞬考え込みましたが、

「ただ声を出さないだけ」です。

 

出来ることをやってみたいと思い、

以下3点をお客様に提案した結果

ご快諾いただきました。

 

 

1. マスクの下で筋トレ

講師の発音の後、

受講生の皆さまには

音声をリピートする代わりに

マスクの下で

英語発音に必要な筋肉を

動かしていただきました。

音に出さなくても

口の形、舌の位置を意識して

筋トレしていただくだけでも

練習の一助になります。

 

2. BGMを流しながらの講義

受講生のリピート中は音声が一切

聞こえないため、不安になる方も

いらっしゃると思い、講義中は

ずっとBGMを流しました。

(BGMは勉強用の癒しの音楽です。)

 

3.  録音の許可

マスクの下で筋肉を動かすとはいえ

声に出せない不安があると思います。

セミナーの間は講師の声のみのため

スマートフォンなどで録音を許可しました。

ご自宅や電車の中などで好きな時間に

再生していただけたらと思います。

(但し、私の「カミカミな話つき」という

不要なおまけつきです。)

 

 

というわけで当日は

 

・マスクとフェイスシールドを着用

・ハンドマイク使用(大声による飛沫防止用)

・アクリル板の中で極力座ったまま

・受講生の発音を控える

 

の状態で講義を行いました。

 

 

慣れない状況の中、

受講生の皆さまに

聞きにくい思いを

させてしまったにも関わらず

最後まで集中してご清聴くださいました。

 

企業様、受講生の皆様にご協力いただき

本当に感謝しております。

ありがとうございました。

 


 【セミナー事務局様へのメッセージ】

 

コロナ禍の中、ありがたいことに

複数のお客様から

対面セミナーのご依頼を

いただいております。

 

感染対策のため

どの現場でも異例の連続で

セミナー事務局様が

講師にお願いしにくい

状況になっていることを

お察しします。

 

それでもぜひご相談して

いただきたいです。

できることを探して

お手伝いさせていただきます。

 

事務局様、受講生の皆様、講師の

協力によって

対面セミナーは成立します。

 

「オンラインにする」、

「中止・延期」は

言葉では簡単に言えますが

機会損失の連鎖を生む

きっかけになります。

 

さらに、

人対人の言葉やマナーを教える

講師として

「時間を守る」

「身だしなみを整える」

「体調管理をする」

「挨拶しマナーを守る」

といった

「人に会うための

  手間や準備、気遣い」が

疎かになるのではないかと

懸念します。

 

いつでもできることを探して

実りある学びの時間を

作っていけるよう

協力させていただきます。

 


 

 

セミナー会場近辺は

静かでした。

普通に美味しいものを

いただける日が

1日も早く来ますように。

 

 

 

 


それでは、今回はこの辺で失礼します。


最後までお読みいただきありがとうございました。



本日も

สบาย(サバーイ)

สนุก (サヌック)

ไม่เป็นไร (マイペンライ)


Relax, Enjoy, and Don’t worry too much.


心地よく、楽しく、くよくよせず



接客・話すための英語・タイ語教室

横浜サワディーブリッジ