言葉としての英語
すなわち
気持ちや感情のやり取りを
するための英会話の
レッスンしてきて
10年になりました。
確かに試験英語の方が
数字で成果が見えますし、
分かりやすいので
生徒さんも
集まりやすいのかも
しれません。
しかし、自分の海外生活や
仕事、個人旅行で培ったのは
英語やタイ語で
自分の意思をガッツリと伝え
気持ちのやり取りすること。
どんなに宿題をやろうが
試験に合格して
学校で優位な立場に
いたとしても、
必要な単語や表現を知らなければ
その場を英語やタイ語で
生き抜けないということです。
例えば、
商品の中身が何なのかお客様に伝えたい
ホテルで急にエアコンが止まってしまった
時に
言い方を知っている方が
有益だということです。
前置きが長くなりましたが
教室での英語レッスンでは
英会話のテキストとして
以下のような
会話の往復が多めのものを
使っています。
例えば、こんな会話のやり取りが
Aさん:
When you come to Japan next year, I’ll show you around.
「来年日本に来たら、あちこち案内しますよ」
Bさん:
That would be nice.
AさんがI’ll(I will)と言っているのに
Bさんはwouldで返しています。
なぜでしょう?
That ‘s nice.で答えても
良いと思いますが…
wouldの方が気持ちが出ると
思いますよ。
wouldだったら
「そうだと良いですね〜」
という気持ちが伝わると思います。
英和辞書を引くと
Wouldについての説明は
「現在や現実から距離をおいて・・・する」
と出ています。
すなわち、「実現していないこと」に
対し使われるのです。
深いですね。
これこそ、英語の本当の深さだと
思います。
wouldで思い出しました。
Eric Clapton の
Tears in Heaven
わずか5才で亡くなった
自分の息子のことを思って
作られた歌と聞いています。
だから、wouldが頻繁に使われています。
とても切ないです。
良かったら歌詞も見てみてください。
教室での英語レッスンでは
こういうことを共有していきたいです。
英語の時制は心のひだを表す。
英語の時制を見れば
どんな感情が潜んでいるが
見える。
単語はそう難しくないのに
なぜか理解しにくい。
英語の時制は
私たち日本人が考えている以上に
深いものだと思っています。
改めて、問題を解くことと
人の気持ちを読むことは
全く別のことなのですね。
◼️参考記事
https://ameblo.jp/yokohamasawasdee/entry-12620959178.html
それでは、今回はこの辺で失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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