プロフィールの通り、

私はサービス介助士という資格を

持っています。

 

この勉強をしたとき、

人対人の距離について

教わりました。

 

人との距離には

以下4つのゾーンがある

と言われています。

 

●密接ゾーン

 約46cm未満。

 恋人、とても親しい友人、親しい家族

 

●個体ゾーン

 約46cm~122cm。

 親しい友人や親類などの会話に許される。

 名刺交換、物の受け渡しの距離

 

●社会ゾーン

 約122cm以上~244cm未満。

 仕事上の会話に遣われる距離

 

●公衆ゾーン

 約244cm以上

 

【出典】サービス介助士テキスト

 

【原典】「非言語行動の心理学」V.P. リッチモンド、JCマクロスキー著

 

 

本記事を書いている現在は

2020年4月で、

新型コロナウイルス感染予防として

人対人の距離を

1m以上にするよう言われている

真っただ中です。

 

しかし、お客様と1対1で会話する

接客業の場合は、

「個体ゾーン」の75cm以内、

あるいは「密接ゾーン」に

入ることが多いのです。

 

「失礼いたします」

"Excuse me."などの

お声がけをして、

より注意をしてお客様を

お手伝いする必要があります。

 

このように接客の現場では、

プロとして空間の管理も

求められるのです。

 

セミナー会場でお話するときは、

中~大サイズの会場が多いので

話し手である講師と

聞き手である受講者との距離が

「社会ゾーン」、「公衆ゾーン」であることが

多いです。

 

これらの距離は受講者の方にとって

安心できる距離かもしれませんが、

接客現場のことを考えると

現実的ではないと思います。

 

受講者の皆さまは

実際のお客様との距離である

大体60~75cm位を想定して

 

立ち居振る舞いや言葉遣いを

練習されることを

おすすめします。

 

英語応対の場合

この60~75cm位の距離に

違う国の人が入ってくると

いうことです。

 

おもてなしの準備として

効果的かと考えます。

 

ちなみに、私の教室では

座っていただく場所にもよりますが、

以下の動画のとおり

人対人の距離が60~75cmに

なります。



接客業だけでなく、

海外旅行などで

英会話、他の言語で

会話したい人は

普段の日本語での生活で


マスク着用、

咳エチケットなどの

感性予防対策をした上で、

60~75cmの距離での

会話コミュニケーションに

慣れておくことで

備えになるのではないでしょうか?


海外旅行先でお世話になる

空港やホテルのスタッフ、

飲食店や販売店の

店員さんとは

オンラインではなく

生身のコミュニケーション

なります。


テクノロジーの発展により

人とのふれあいが

確実に減っていきます。



お互いにとって

心地良い距離感に配慮して

会話することを

意図的に

行う必要があるようですね。


 

それでは、今回はこの辺で失礼します。


最後までお読みいただきありがとうございました。



本日も

สบาย(サバーイ)

สนุก (サヌック)

ไม่เป็นไร (マイペンライ)


Relax, Enjoy, and Don’t worry too much.


心地よく、楽しく、くよくよせず



接客・話すための英語・タイ語教室

横浜サワディーブリッジ