ROKラジオ沖縄「We Love Yuming Ⅱ｣ 5月19日放送分

ROK・ラジオ沖縄で毎日曜日の19時から放送されている、
「We  Love Yuming Ⅱ（ウィ・ラブ・ユーミンⅡ）｣

デビュー以来、日本の音楽界の最先端を走り続ける松任谷由実さんのナンバーをふんだんにお届けする60分。パーソナリティは自他ともに認める沖縄のユーミンフリーク・本村ひろみさん。曲のエピソード、時代背景、ユーミンの言動など、本村ひろみしか語れないトークをまじえ、ユーミンナンバーをたっぷりとお送りします。・・・日曜の夜と、ユーミンと。
 

5月19日のオンエア曲リストです。

Opening

１．霧雨で見えない

1987年　19thアルバム「ダイアモンドダストが消えぬまに」

ユーミンイヤーＸ

今週は、

2006年　34thアルバム「A GIRL IN SUMMER」を特集します

2．Blue Planet

3．Smile again（Yuming Version）

4．Forgiveness

スイートドリームス

5．Northern Lights

2002年　32ndアルバム「Wings of Winter, Shades of Summer」

フリーのリクエスト

6．acacia [アカシア]

2001年　31stアルバム「acacia（アケイシャ）」

ユーミンイヤーＸ

7．ついてゆくわ（Album Version）

8．哀しみのルート16

9．もうここには何もない

Ending

10．あなたに届くように（Album Version）

来週はラストサンデー「私からのお題」、

このたび発売されたアイスクリームの新商品、実はユーミンのある曲のフレーズから

インスピレーションを受けそれをヒントに誕生したと言うことが、メーカー担当者のＸ（旧ツイッター）で明かされ話題に、ユーミンも大喜び。しかも今までに無かった斬新なアイスクリームと言うことで発売されるやいなや大ヒット！　今年のヒット商品ナンバー1間違い無しと言われるほどに・・・。さ、それはどの曲のどのフレーズから生まれたどんなアイスクリーム？

お題の答えとリクエスト曲を書いて水曜日の午前中までに、

yuming864@rokinawa.co.jp　にメールで送って！

影丸のメッセージ

なんと言っても聴きたいのは「哀しみのルート16」なんですが、もう曲は僕の体の一部になっています（笑）が、あえてそれ以外の曲をセレクトしてみました。

私の気にいってる曲のつながりで、3曲目の「哀しみのルート16」から「もうここには何もない」へのシークエンスが、このアルバムの演出だろうと思いますが、相当にイカしてます。

「哀しみのルート16」のアウトロが「戻れない哀しみの Route16・・・」で終わり、そして曲間のプリギャップの静寂に続いて車が走り去るようなSEが流れ「灯台の光の帯が もう 白む空に消えてゆく頃・・・」と歌い始める、「もうここには何もない」の曲の幕が開くようなイメージが好きです。

（※プリギャップとは曲と曲の間の無音部分らしいです）

私の頭の中のスクリーンには、破局を迎えた2人の最後のドライブデート、夜中のドライブで16号をひた走り、横須賀に着いた頃には夜明けを迎えていて、朝焼けの中に観音崎の灯台のシルエットが見える景色が浮かんできます。

アルバム全体が夏の風景をコンセプトにメロディがつけられストーリが展開していく構成で、音楽には詳しくないですが、クラシックの組曲に肩を並べることができるアルバムですね。

リクエストは「哀しみのルート16」以外でセレクトしたらという体（てい）で、「もうここには何もない」をお願いします。