病気のすゝめ ~コショウ病~ | 輸入金魚・ショーベタ専門店「よこはま金魚 本店」ブログ

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こんばんは。

よこはま金魚本店 店長代理はるです。

 

生き物を飼育していると病気はつきものですよね。

ベタを飼育していて代表的な病気は『コショウ病』だと思います。

重症まで病気が進まなければ、比較的治りやすい病気です。

なったことがある方も、まだなったことがない方も対処方法を学んでいきましょう!

 

『コショウ病』とは、ベタに多い病気です。

体中にコショウを振ったような見た目になります。

薬浴中の写真なので飼育水が黄色でわかりづらいかも…

よく見ていただくと、ベタの体表にコショウを振ったような点々がいっぱいあります。

こちらは症状がすごく進んだ状況で、あまり好ましくない光景です…

初期はもっと点々が少なく発見しづらいです。

 

こちらの治療法としては薬浴しかありません。

おススメの魚病薬は

『グリーンFゴールド顆粒』

『ヒコサンZ』

『エルバージュエース』

の3点です。

薬の強さとしては

『ヒコサン』『グリーンFゴールド顆粒』<『エルバージュエース』なっています。

できれば『ヒコサン』『グリーンFゴールド顆粒』から始めたほうが良いかなと思います。

それでも効かない場合は『エルバージュエース』の使用をおすすめします。

 

 

使用している薬はこちらからお求めいただけます⇩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薬を用意したら次は実際にやっていきます。

 

①治療水槽用意します。

清潔な水槽内を保つために水槽内のアクセサリーをとったり、ろ過がついている水槽を使用している場合は、ろ材を取るか別の水槽を用意してください。

ろ材を入れておくとバクテリアに大ダメージを与えてしまったり薬効が薄れてしまうので注意してください。

 

②換水

病気が出た環境を一旦清潔な環境にするため全換水します。

その際はしっかり水槽の壁面も洗ってください!

 

 

③薬を入れる

用法容量を守って薬を入れてください。

塩浴と併用しても効果的です。

 

塩浴についてはこちらの記事をご覧ください。

 

④様子を見る

③の段階で薬浴の手順は終了ですが、水槽内が濁ったり、粘膜がドロッと浮いていた場合は毎日全換水を行ってください。

薬が効く期間中でも水質が悪化した場合は換水しましょう。

 

以上が薬浴の方法です。

 

④でも少し書きましたが、薬が効いて症状が上向きになると、水槽内が濁ったり粘膜がドロッと浮いている場合が多いです。

薬が効いていない場合は入れたときと同じ水槽内になってます。

個体の症状をよく観察してメンテナンスしてくださいね。

 

病気は『早期発見・早期治療』大切です。

初期症状で発見するためにも常日頃からよく観察してあげてください。

 

⇩Part2はこちら⇩