今週は冬至を迎えました。
感じるところでは、この1週間ほどで次の時節の小寒とほぼ同じ寒気の流れを受けて、もう「寒の入り」の様相を想うので、私自身の心意気では、次の卦象で「臨」。
これから小寒~大寒~立春の1か月半までに、地中深くではもう春までの大きなエネルギーをゆっくりと蓄えて始めています。
大自然の見えざる力がまだ目に見えず、しかしもうすでに「臨む:いどむ」準備の完成をしておく、時期を「臨」といいます。
物事は何でも精神的にも肉体的にも心構えができているかどうかで、その後は決まります。
この2か月は大地は閉塞して固くなり、天では夜空に広がる陰気に力が強くなる時候で、正月立春までの一ヶ月は万物は閉蔵し力を蓄えます。
振り返れば、かつて2012年には「2012年問題」という文言が、大きく謂われ「日本の高齢者問題」と国際社会でのリーダーが変わり、不安視された時期でしたが、この約1年と11か月前に始まった世界中でのパンデミック騒動も、そうした大きな世界中の問題提起や解決にと、関連していたことも感じられます。
来年2022年の春節は2月1日で、ちょうど太陽暦と1か月のみの差が短いことで、来年は縁起の良い年の訪れを想います。
私達はずっと、堅実に太極拳、導引術や五禽戯などの健身気功の効能が大いに功を奏し、今や感染症問題の収束後を見据えて、新しい活動へと準備をしています。
この期間を活用して、導引術3部作も完成しました。
リフレッシュ気功体操
この1年と10か月ほどの騒動期間で、コロナ感染症予防対策で大きな効果を上げられた実践方法。
思い振り返れば、昨年の今頃が一番雰囲気的には深刻な感じが世間にはありましたが、「継続は力なり」の言葉は正しく、
昨年2020年、一昨年2019年と今現在と変わらずに全体が心身に健康元気で活動が出来ています。
そして一切に、武術院活動、その他関連太極拳教室でも、誰一人として感染者も接触者も出ていませんでした。
今後は更に政府行政の応対も良くなって来たので安心できると思います。
この感染症騒動の時期を使い、横浜武術院の新しいオリジナル専門養生項目の普及シリーズとして「2500年の四季養生学、養生功」を、
日本人感覚での積極的な健康活動向けに更に再編集し直した「呼吸運動、全身運動、意識運動」を包括した運動プログラムが出来ました。
来年は、これを大きくメインにおいて、そして一般項目と連動させたオリジナル普及活動を行っていきます。
これらを機会に、誰しも同じ条件で受難を被って来ましたので、これからは、その充電して蓄えた力が活きて来ると確信しています。
大いに頑張って参ります。
宜しくお願い致します。