今年2021年も、7月に入り、昨日は二十四節季で「小暑」を迎えました。

 

今年の夏は、当初は梅雨入りが早い、というような気象予測が5月頃には聞かれましたが、6月は関東首都圏は、とても降雨が多かった印象を受けます。

 

この春ぐらいから「気象変動」という文言をいくつかの報道関連で見かけましたが、そうした影響もあるのかも知れません。

そういう場合でも、臨機応変で、本来は「梅雨の中休み」があって、真夏日を感じられるのですが、この夏はもう少しの忍耐で、長梅雨の予測で、梅雨時の様相のパターンで養生効果を発揮していきたいと思います。

二十四節季では「小暑」を迎えました。半年前が、寒の入りで「小寒」でした、この6か月で乾燥した寒気から、高温多湿の暑気を迎えます。

四季養生学に基づき、養生功の実践として太極拳運動や、健身気功系運動、武術運動でしっかりとした年間での免疫力の高い心身を「立夏~夏至」までに実感できました。

これからは、梅雨前線が抜けると真夏の気配も立ちはじめるので、ストレスを受けないような、穏やかな過ごし方が向いています。

振り返ると、昨年の2020年の2月あたりから、東京五輪とウィルス問題がセットで浮上して来ました。

ひとまずは、あと2か月先には東京五輪もパラリンピックが終わり、秋9月の少し涼しい風が流れる頃には、落ち着いていくようにも感じています。

昨年の秋から、指導方法や練習内容のカリキュラムを見直し、資料をITとプリント作成を合わせて新しいスタイルで行うようにしました。

 



皆さん熱心に「中国武術文化」の新しい楽しみ方を発見されたようで嬉しいです。何事も探求心と研究が大事と再確認しました。

堅実に、コロナ終息後に向けて、少しずつですが、準備をすすめています。

何らかのタイミングや、きっかけが出来た時がチャンスと感じています。

時期的には、9月上旬か10月ぐらいを目途に計画を練り直しています。



易経にある「自強不息」「厚徳戴物」の言葉があります。


「天行は、健なり 君子は以て自強して息(やす)まず」

天の運行は健やかで正確である、君子を目指すなら自分を向上させるために日々努力しなくてはならない。

「地勢は、坤なり 君子は以て厚徳載物」

大地はあらゆる生物を育む、同じく君子を目指すなら徳を厚くするようにしながらすべてのものにあたらなければならない。


 

こうした言葉に学び、元気に頑張って参ります。