昨日は立春、一昨日が節分で冬から春への土用明けでした。
 
今日は2月4日ですが、太陰暦では十二月二十三日で、来週の木曜日が本当の意味での太陰暦大晦日、翌日2月12日が正月元日の春節です。
 
ようやく冬の3段階めを経て、春の1段階目、早春の気配を感じられる時候になりました。
 
この1か月前に「小寒」から、半月前に大寒を過ぎて「立春」を迎えて、ここで最高気温、最低気温の両方ともに上昇する時期です。
 
私達は、例年の活動で、この真冬で、しっかりとした「養生体質」の向上の実感がありますので、これからも寒の戻りがあっても、悪影響を心身には受けませんので、心配も不安も身体が感じることがないので、気にする必要がなく、少し余裕が出て来ます。
 

 
もう、来月には、この春2段階めに入り、今は「春夏秋冬」の一番最初のいいスタートを始めるための準備に入るのが良い季節です。
 
物事は何でも、最初のスタート時点の意識がとても重要で、中でも心身感覚は、深層心理の奥底まで関係してくるので、こうしたことを含めて「備えあれば憂いなし」を実感しています。
 
世間は変わらずにマスメディアは不必要に感染症への怖れをアピールして「健康への不安や心配、病気への恐れ」のイメージを変わらずに拡散しますが、私達の太極拳、中国武術活動では、
 
冬の3か月期間にずっと強調し行って来た「立冬(11月上旬 11度~20度)~冬至(12月下旬 2度~9度)~立春(2月上旬 -1度~6度~13度)」時期までの「1、呼吸機能の強化」「2、大寒までの時期までの血液循環、体温上昇、保温」を行える「意識運動 呼吸運動 全身運動」の3つを行うことで、免疫力は向上しています。
 
この1週間を振り返れば先週は降雪があり「湿度も一時期 80%越え」にもなりました。
 
世間では、事態宣言の延長になり、また雰囲気が傾いて来ますが、リラックスしたいと思います。
 
「ウィルスを含むインフルエンザ」の活動は空気の一番乾燥する(空気中の水分が最も少ない)湿度が40%を下回り、最高気温が上がらず、最低気温が最も低い時期(小寒~大寒~立春)に肺炎に限らず、ありとあらゆる風邪の症状、インフルエンザ関連のすべての病の兆候は「感冒:五感が冒される順番 1、嗅覚(鼻) 2、舌覚(口 味覚) 3、聴覚(耳) 4、視覚(眼) 5、触覚(悪寒)」です。
 
まだ騒動は引っ張られるようですが、これから本格的な春を迎える時期には、少しは世間でも回復基調が見えてくれば、終息にと近づけることを期待しています。
 
昨年は、このような状況でしたが、私達のイベントで「第12回交流会」を11月3日の文化の日に無事に感染症対策を行いなからもしっかりと行いました。
 
感覚的に、その後11月下旬に第2波という表現で、また社会環境が厳しくなりましたが、そういうさ中でも、明るさを失わないようにと気分転換を図り、伝統中国武術拳種の「査拳」の指導を始めました。
 
 

 

 

 

 

 
これまでは2013年から標準国際統一スタイルの「中国武術段位制」を日本で開始し、2017年から(一社)全日本太極拳連合会に加盟して、役員に昇格したこともあり、連合会の「武優段位」検定と連動して普及活動を展開して来ました。
 
昨年2020年は、連合会だけでなく、業界全体の活動がストップしていましたが、これまでの実績は生きていて、その空いてしまっていたような時間や空間を活用してテキスト資料づくりも、ひと段落して、いつでも専門学校的活動の展開ができるようになっています。
 
中国武術の国際ルールもこれから変更があることも決まり、おそらく伝統武術拳種への関心が高まると予測しています。
 
その良いスタートを始めたいことで、既に査拳の指導は、早い会員さんは、套路(型)が先日の日曜日で終わりました。
 
私も久しぶりの指導で、練拳を図り、動きにも、また新しい感覚が得られました。今年2021年は数えたら、練拳、中国武術活動は39年め、来年は40年の継続してやって来た練拳記念の年になります。
 
今現在は、ほとんど停止している状況ですが、フィットネス・スポーツクラブ指導も25年め、横浜武術院は今年で20周年を迎えます。
 
まだ、ウィルス感染症問題は引きずられそうですが、明るく元気に武術活動を行って、アフターコロナが始まった時には、いい展開で新時代中国武術活動が盛り上がりそうに感じています。
 
立春大吉、新春の到来です、梅の花も満開になっていたところも、出て来ました。
 
どんな時でも、意志を強く、夢と希望を持って頑張ります。