今日は太陽暦1月14日、太陰暦では十二月二日で昨日は新月の日でした。
この冬は進行が早いようで、年末あたりから冬将軍の到来が本格的に始まり、最低気温は2~3度、最高気温も10度を下回る日が多くなりました。
ここ数日は、-1度ほどの日が多くなり、横浜市地域は、この冬の「寒さの底を打った」感じで、最高気温、最低気温もこれからは、安定期になり、温度が下がっていくことがあっても、ようやく「上がっていくこと」が今日のような日も少しずつ出て来ます。
コロナ感染症の騒動が目立ちますが、一般的な肺炎や気管支炎の手前の感冒:風邪の諸症状で呼吸機能障害が出やすくなっています。
昨年から、動画でも呼吸法の実践を紹介しています。
あと1か月もすれば、立春を過ぎ、雨水という時期で、本当の初春の到来になりますので、元気に頑張っていきましょう!
真冬の寒気に包まれている、この今現在の時点での実感として健全・健常な身体・心身が保たれていることを実際の感覚で掴むには、
「吸気力の強度の再認識と呼気力の更なる意識的強化」が大事です。
私の仕事でこの時期こそが一番の本領発揮になります。
中国武術運動を行う人士の発揮すべき能力の中で、
「意気力」の内三合のはたらき、
「意:意識運動」「気:呼吸運動」「力:全身運動」の効果として「呼吸運動」での、呼吸力を発揮すべき時期の到来になりました。
呼吸力で、特に吸気力によって「冬の純度の高い酸素」を獲得し、全身運動で血液循環を高めて、血行促進が向上出来て、
その結果には体温上昇が起こり、体内での保温効果が高まることで真冬型の強烈な「寒気:外気」から、
バリアーのように全身が守衛され「そのエネルギー体:内気」がしっかりと身体の反射と反応がいいかたちで作用します。
そして、よくほぐされていくことで五臓の機能はよく働き、六腑は食物の栄養分の吸収、老廃物の排出(デトックス)が行われ、
意識的な脳の感じる体内環境はとても快適な実感を得られることで、武術特有の心身活性化状況を理解して、
これまでの成果を意気力の結びつきが「そういうかたち」で実感できます。
中国とのこうした長き往来から経験で「横浜武術院スタイル」を編み出した、私の行える養生導引や気功、太極拳、武術での練習活動の中で大事にしていることは、これからの時期のような環境で体調不良や身体不安が年で最も一番大きくなる時にこそ、
効能・効果を大いに発揮させ実践と実感で得られる「安心感」「信頼感」で再確認できることの共有を重視しています。
世間でも「気のせい」や「気休め」「思い込み」よりも、確実な成果を求めている傾向があり、今後は楽しみにもなります。
今年は騒動がまだ続いていますが、冬の3段階目のこの時期には、意識呼吸法、導引における心身の活性化を同時に行い、その「実証:実際の証明」を行ってきています。
これからの冬は、この心身感覚をレッスン内でどなたにも必ず体感できるように実技、医科学的概念における解説、実践を同時進行ですすめ行っています。
おそらくこの日本人の中でも、これは本場中国で技能も文化教養、思想哲学を学んで来た私の能力が生きていて、自信を持っています。
それは、皆さんの前で行う実技内容は誰の眼にも明らかにはっきりわかるほどの大きさでの意識呼吸法の実演です。
呼吸法 (4種)
(1、口~口 2、口~鼻 3、鼻~口 4、鼻~鼻)
1、胸式呼吸法:胸郭の広がりを意識した呼吸動作
2、腹式呼吸法:横隔膜の広がりを意識した呼吸動作
それは肺を動かす胸郭・肋間筋を広げては縮める意識動作、機能的に冴えているべき、鼻から鼻へと抜けていく吸気:息を吸い・呼気:吐くの強い出し入れの流れをしっかりと行える動き、
そして鼻:鼻咽から口:喉腔へと息の流れが強く抜けていく感覚を掴む意識動作、
更に大事なのは肺の収縮力に伴わせる、喉の内面をも引き締める呼吸法で行える最大吸気力:息を吸い込める力の大きな強度を認識しながら同時に最大呼気力:息を吐き出せる力を意識して行う技法です。
これによって誰でも迎えたこの年での真冬にて肺機能の良好な働きを自身で確認できることです。
そうすることで、この冬での真冬に適応できた心身を認識して、これから起こりやすい冬における心身の不安のすべての可能性をすべて排除できていることを実感できます。
こうして、またこの一年間を一緒にやってきた多くの皆さんと共に創り上げてきた成果を実感し、
永続的にずっと心強くあるためにもそれぞれのご自身の心身を、夏と冬の間あった「この秋」を経て、この真冬が始まり、これまでに作り上げて来た身体創り・構築がうまくいったことの実感を指導の中でお伝えしていきたいと思います。
それを経て初めて本当の「良い年」を、この冬最期の時期を楽しく明るく迎えられます。
真冬の底を打った後は、ようやくですが、慣れて来た真冬を楽しく、武術拳種、太極拳系、健身気功系で過ごしていきましょう。