GW期間10連休を終えて、ようやく落ち着いた感が出て来ました。
新元号令和時代の本格的な活動が全体的に始動したようです。
 
 
私自身は、この令和元年を日本における「伝統中国武術教育」を、
東洋武芸体育、思想哲学、予防医学教養の3つを柱に始動元年として活動を行っていきます。
 
その内容は太極拳を含む、武術拳種修練による「武芸技能」「健康力向上における安全な体育運動」
 
その武芸技能における「技術理論体系」「養生、予防医学教養」
 
そして東洋思想教育における「老子」「荘子」「孔子」「孟子」「荀子」の倫理哲学教養に加えて、
 
武術思想における、思考力を高める「孫子」「韓非子」を教育理論で行います。
 
それに加えて、私自身の大学での学びは「日本近代文学専攻」で行って来て、
 
世阿弥の「風姿花伝」宮本武蔵の「五輪の書」新渡戸稲造の「武士道」
 
岡倉天心の「茶の本」などを、日本思想文化教育として修養を行います。
 
そして夏目漱石や森鴎外、芥川龍之介、武者小路実篤などの作品からも、近代日本思想を学ぶことも重視したいと考えています。
 
随分と、固い内容に思われるかも知れませんが、私自身の「中国武術修養」で、
これらは自分自身の人生での勇気や処世術の宝庫だったこともあります。
 
フィットネス・スポーツクラブ業界での仕事は欧米的な「健康増進」のみを、西洋的筋力アップトレーニング、
ダンス系エクササイズ、やストレッチ。
 
近年では、アメリカンスタイル・ヨガエクササイズ、格闘技系エクササイズに多くが興味を持つ一方で、
一番重要な「バックボーン・背骨」が欠けているところです。
 
私は、この5~6年に感じていたことは、
現代の日本社会環境にありがちな、ファッション的要素を含む「付け焼刃的な足し算で、+アルファ的な教養」というものではなく、
 
長い歴史と、人々の智慧と工夫で構築されて来た東洋思想、つまりは、私の教育観では、
日本と中国の歴史交流2000年の中で、
学びし文化教養を、重視した武術活動として行い、
 
「伝統中国武術教育家」「太極拳、武術系指導者」「フィットネス、カルチャースクール講師」
「スポーツクラブ インストラクター」この4段階で、進めていきます。
 
私は長く、フィットネス・スポーツクラブでの仕事が多かったのですが、ここ数年は「暗闇ボクシング」とか、
ディスコみたいなエクササイズをクラブ側も関心を持ち、
 
私自身の行う方向性と乖離して来てしまい、フィットネスでの指導は今現在、正統的な養生を重視して行わせてくれるクラブだけにしています。
 
有難いことに、地元横浜武術院での指導では、本場の大学教育での中国武術教育スタイルで進めています。
 
そして日本国内での、社会に出て職業人として行っていくために、
提携する「一般社団法人 全日本太極拳連合会」での「技能資格認定」連合会主催での「太極拳、武術競技大会」を行い、
正式なライセンス取得が出来るようになりました。
 
令和元年の始まった今、いろいろと考えています。
 
物資的に全て衣食住が恵まれて、簡単に海外のどの国にでも旅行や留学も出来て、
日本にいながらも、何でも情報がスマートフォンで入手できる今現在の時代ですが、
 
「真の心の充足」や「満足感」
年々の達成感からやって来る、自分自身の「人生幸福感」
 
そういったものは、ファッション的な「付け焼刃的な足し算で、+アルファ的な教養」からは、
本質的な深みや伝統文化的な力不足から、本当の理解からは遠ざかっていく、
 
そんなことを感じています。
 
私にとっての「令和元年」は、伝統中国武術教育家としての始動元年になりました。
(※何故かは、近いうちにご報告致します)
 
新しく頑張って参ります。