今日で30年前に改元された平成の時代が終わります。
 
 
これまでの「30年」を振り返ると感慨深いものがあります・・・
先ずは、30年前には20歳で、既に13歳から武術の道を志し、7年間の修行をしていたところでした。
 
 
 
ちょうど1989年は3度めの中国への武術修行留学で、もう普通に中国での生活で中国語を話せるようになっていました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 
もう20歳で、生涯における職業家としての「武術人士」を目指し公言していましたが、
 
しかしながら当時は、そういう仕事がなく、周囲の誰からも、絶対に「無理だ」と言われ続けていました。
 
そこで、想うことが多々あって、もう中国伝統の思想哲学を学び、武術修行における精神修養を始めていました。
 
その、私の「平成時代30年」を振り返ると、思想哲学的には「性善説より、性悪説へ」
 
そういった感覚で世の中を、その意識の処世術として渡世を致しました。
 
今や、自分の30年前の夢の実現は案外に早く、苦労はしましたが後に1996年からフィットネス・スポーツクラブ業界で
 
第1号職業インストラクターとして成功しました。
 
「夢は叶う」これは、大事だと本心から思っています。
 
私は、新元号を迎え「論語 中庸 大学」それを加えた「孟子」の四書に習い、
 
「荀子の”性悪説”から、孟子の”性善説”へ」
 
それを、始めたいと思います。
 
中でも「孟子の四端」を重視していきます。
 
 
孟子 四端
 
孟子は人の性が善であることを説き、続けて仁・義・礼・智の徳を誰もが持っている4つの心に根拠付けた。
 
その説くところによれば、人間には誰でも「四端(したん)」が存在する。
 
「四端」とは「四つの端緒」という意味で、
 
それは、
 
「惻隠」(他者を見ていたたまれなく思う心)
 
「羞悪」(不正や悪を憎む心)
 
「辞譲」(譲ってへりくだる心)
 
「是非」(正しいこととまちがっていることを判断する能力)と定義する。
 
この四端を努力して拡充することによって、それぞれが仁・義・礼・智という人間の4つの徳に到達すると言うのである。
 
だから人間は学んで努力することによって自分の中にある「四端」をどんどん伸ばすべきなのであり、
 
また伸ばすだけで聖人のような偉大な人物にさえなれる可能性があると主張する。
 
 
明日の5月1日からは、令和元年を迎えます。
 
新時代のスタートを全体が迎えるからこそ、信念や信条を重要視しています。
 
中国伝統の思想哲学 孟子の「四端:仁・義・ 礼・智」の精神、
 
つまりは
 
「仁:惻隠の心は、思いやり」
 
「義:羞悪の心は、誰もが目指すべき正しい人の道」
 
「礼:辞譲の心は、敬意と恭しさを持ち、行いに移す」
 
「信:是非の心は、”人と言う”と行いが一致し、奉仕の精神を重要視する」
 
を尊び、リアルタイム新時代到来を受け、
 
「令和時代」の武術活動に邁進し社会貢献に役立てて努力して参ります。