私の父方の本籍地は埼玉県深谷市です。この土地は歴史的に二人の名士を輩出しました。
二人共に、自分が小さな頃から、父から諭され私も影響を受けて来た人物です。
 
一人は鎌倉武士の鑑とされた「畠山重忠」
※終焉の地は横浜市旭区です。
 
畠山重忠の鎧
 
白糸の滝

 

畠山重忠終焉の地2

畠山重忠終焉の地3

 

もう一人は、2024年からの新紙幣10000円の肖像画に選出された、日本資本主義の父「渋澤栄一」です。
 
今年度は何かしら、不思議な運命的な縁を感じています・・

 

深谷にて1

渋沢栄一像

 

渋沢栄一 道徳経済合一説「ウィキペディア(Wikipedia)より引用」

大正5年(1916年)に『論語と算盤』を著し、「道徳経済合一説」という理念を打ち出した。
 
幼少期に学んだ『論語』を拠り所に倫理と利益の両立を掲げ、経済を発展させ、利益を独占するのではなく、
国全体を豊かにする為に、富は全体で共有するものとして社会に還元することを説くと同時に自身にも心がけた。
 
 『論語と算盤』にはその理念が端的に次のように述べられている。

富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ。
 
そして、道徳と離れた欺瞞、不道徳、権謀術数的な商才は、真の商才ではないと言っている。
 
また、同書の次の言葉には、
栄一の経営哲学のエッセンスが込められている。
 
事柄に対し如何にせば道理にかなうかをまず考え、しかしてその道理にかなったやり方をすれば国家社会の利益となるかを考え、
さらにかくすれば自己のためにもなるかと考える。
 
そう考えてみたとき、もしそれが自己のためにはならぬが、道理にもかない、国家社会をも利益するということなら、
余は断然自己を捨てて、道理のあるところに従うつもりである。