豫園庭園4
 
今月2月も下旬に入りました。
 
ちょうど今頃からこの3月中旬頃までほどの三寒四温の時候には例年、最高気温と最低気温での温度差の幅が大きくなることと、
猛烈な花粉とみられる微粒子の大量飛散による人体の粘膜に関連する機関で目や鼻への付着の影響による不快感を感じる現象が起きる時候へ入りました。

温度差が大きくなり、最低気温は下がらなくなりましたが、最高気温が伸びず、空気の質も湿度がなく乾燥していた空気から、湿度が上がり、鼻の有する空気の識別感覚が狂いやすくなります。
 
この時期は、その目や鼻への身体への悪影響を受ける部分から、その影響をもたらす部分での微粒子の物質などを取り除くために、
長く行って来た私が伝統中国養生論を研究し、日本の風土環境に合わせて編み出した「花粉症対策養生功」はこの反応が世間で大きくなった時勢には効果を発揮します。
 
そもそも人間の感覚では、体内へ入りそうな不要な不純物を体が反応し、それを体外へと輩出する「働き」が機敏に動くために起こる現象です。
基本的な考え方と実践方法は鼻や眼などの粘膜に付着した何らかの物質の微粒子をいかに自分で取り除くことができるか、どうか、になっていきます。
 
ここで活用できるのは意識呼吸法と水、この2つです。

先ず朝に目覚めたら鼻呼吸ができるかどうかをすぐに確認します。
 
鼻の通りがスムーズにいかなかったら、鼻の付け根で、鼻をかむ時に抑える場所の経穴:ツボの晴明というところから鼻の穴の横にある有名な迎香までマッサージを繰り返し意識呼吸法における鼻吸鼻呼を繰り返し、通じる感覚が出るまで行います。
 
5~10分ぐらい行えば、だんだんと鼻の息の通りが流れる感覚を得られるので、そこから洗面所へ行き鼻呼吸に合わせて水(温水)を鼻咽腔まで引き上げて通して届いたらすぐに水を出して鼻の洗浄を行います。
 
そして「霧吹き:スプレーガンの容器」に水(温水、または塩水)を入れて鼻の奥へ水を何度も当てていくうちに、だんだんと洗浄され鼻はスッキリと感じて通りがよくなります。
 
ここで鼻の詰まりは解消されます。
 
そして目は洗面所に水(温水)を張り、水の中でできるだけ大きく目を見開いてまぶたまで広げて眼球を左右へと回します。
 
これを数回繰り返せば、目や鼻についた花粉と思われる微粒子を洗い流してスッキリできます。
 
そして最後に喉の奥まで、洗浄するための「うがい」をすればきれいになったかどうかは、感覚から、その「スッキリ感」で解るようになります。
 
それから、やはり外出をすれば、強風などによって飛ばされてくる微粒子が目や鼻に触れればまた影響を受けますが、どこかでまた洗面所などでこまめに洗い流せれば感覚はスッキリと戻ってきます。
 
そして、濡れタオルなどを持ち歩き、こまめに目の付け根の周りを拭くことで少量は取り除くことができます。
 
そして目に花粉とみられる微粒子を出そうとすることで涙腺から多くの液体が出てきて、それがまぶた付近に付着するとかゆみがかなり強くなります。
 
そこでかいてしまうとまぶた付近の肌が荒れてしまい、更にかゆみを感じる要因になっていくので、洗ってスッキリした後にはスキンクリーム(私が使っているのは、以前CMで縁のあるオロナインH軟膏と馬油)をまぶたの上と下に塗ると薄い膜ができて摩擦から起こるかゆみなどが出にくくなります。
 
私は大脳の感覚を鈍らされたりすることがとても嫌いなので、体内によくわからない物質を含む薬物を入れることを一切せずにしていて常に動物的直感を大事にしているので質良く新陳代謝を上げられる導引・気功での技術と呼吸法をあわせたこの方法がベストです。
 
そして多くが影響を受けた時がピークの時期なので、そこから常にこまめに身体の感覚の手入れをして維持しておいて、
それから先に目安の時期として、あと1ヶ月、1か月半後ぐらいの頃には桜が開花するようになり、
 
それが散る頃には大体「寒さと暖かさ」の温度差が収まるので、花粉も飛散は多くが止み影響はもう受けなくなります。
 
コツコツと冬の時期の間で伝統気功 導引と五禽戯、養生理論と養生功の技の数々の高めてきた効能をこういった時期には
 
呼吸力などを含めてやってきた成果が生かせると今までの積み重ねを活かし実感できることで成果を感じられると思います。
 
私達の活動に携わる皆さんは、この方法で この時期もしっかり元気です。
 
皆様も応用して、頑張ってみて下さい。
 
宜しくお願い致します。