横浜武術院では2013年から世界標準化された中国武術 国際段位制 練習カリキュラムを導入して普及活動を行っています。

 

昨年の2017年4月から、これまでに策定して来た 武術系、健身気功 伝統気功 華侘五禽戯に引き続いて、

 

中国武術 国際段位制に即した太極拳普及の為の練習カリキュラムを統一したプログラム内容を、4月~12月で完成して、

 

この冬に入り第1回めの1月~3月の総集編に今日から入りました。

 

これまでの発展計画の成果で、

 

上海復旦大学武術協会・龍身蛇形太極拳 日本本部」「日本華侘五禽戯気功協会

 

全日本太極拳連合会」における、

 

日本国内での新時代向け、21世紀型武術普及システムを構築できました。

 

 

「上海復旦大学武術協会・龍身蛇形太極拳 日本本部」創設式典 2016年9月4日

 

 

「日本華侘五禽戯気功協会」日本伝習基地任命式典 2017年 5月2日

 

 

 

「全日本太極拳連合会」協力団体としての始まりとなった ジャパンカップ2017大会 8月25日

 

 

 

私達の専門教程指導者育成の活動での1年間の中では、

 

陳式太極拳段位制套路 一段 二段 三段套路を通じて「規範化」「標準化」を図り、正しく太極拳文化における技能や理論を修練します。

 

前半:準備運動 熱身功

中盤:段位制套路 一段:4~6月 二段:7~9月 三段:10~12月 

後半:対練套路 まとめ

 

 4月 中国武術段位制 陳式太極拳一段 技法 ”打 ダー” 

 5月

 6月

 

 7月 中国武術段位制 陳式太極拳二段 技法 ”踢 ティー”

 8月

 9月

 

10月 中国武術段位制 陳式太極拳三段 ”掤、捋、擠、按”

11月 ”掤(ポン)、捋(リュー)、擠(ジー)、按(アン)”

12月

 

 1月 中国武術段位制 陳式太極拳一段 総集編

 2月 中国武術段位制 陳式太極拳二段 総集編

 3月 中国武術段位制 陳式太極拳三段 総集編

 

 

1年間の中で、陳式太極拳段位制套路 一段 二段 三段套路を通じて「規範化」「標準化」を図り、

正しく伝統太極拳文化における技能や理論を学び習得し、モチベーションを高く長き修練にと繋げていきます。

 

前半:準備運動 熱身功

中盤:段位制套路 4~6月 7~9月 10~12月 

後半:まとめ

 

太極十三勢「太極拳八法、掤、捋、擠、按、採、挒、肘、靠」「歩法五種、進、退、右顧、左盼、中定」

 

太極八法で「勁:けい」(用法のための動力の道筋)と4つ12種類です。

 

掤(ポン)、捋(リュー)、擠(ジー)、按(アン)、采(ツァイ)、挒(リエ)、肘(ジョウ)、靠(カオ)の8技法

 

掤(ポン)は、

 

撥ね返す感覚での、弾力のある「勁:けい」」

 

捋(リュー)は、

 

相手からの攻め技を、立円、横円、斜めの円を用いて流す「勁:けい」

 

擠(ジー)は、

 

肘から手首までの前腕部分に意識を置き、技を受けながら攻守の逆転を計る展開のために用いる「勁:けい」

 

按(アン)は、

 

掌で片手、あるいは両手で押さえながら行う「勁:けい」

 

采(ツァイ)は、

 

指先を使って相手の手首や肘などを掴む動作での「勁:けい」

 

挒(リエ)は、

 

技への展開を計るために、バランスを崩すために行う動作での「勁:けい」

 

肘(ジョウ)は、

 

相手との近距離で肘からの攻めを行う動作での「勁:けい」

 

靠(カオ)は、

 

肘を用いるよりも更に近い距離にあった場合に肩の前部、あるいは後部から攻めを行うための「勁:けい」

 

これが太極八法での「勁:けい」であり、

 

化(ホヮ)の、勁では、2種類。

 

「粘勁:ねばり強く、離れずに接すると勁」と「走勁:力の流れに従って動いていく感覚の勁」

 

発(ファー)の勁も2種類。

 

「引勁:相手が動かない場合は引いて導き、相手からの押されて来た場合は押される力に弾力を以て引きながらも防御のための勁」

 

拿(ナー)の勁では、「拿」という言葉で表現してあるように「拿捕」という言葉での拿であり、ある一瞬間に動きを捕らえる意識での勁」

 

提(ティー)が、起勢で用いる基本での「勁:けい」は、両手の甲の部分を意識して下から上へ、内在意識でも動力を用いるのが、「勁:けい」

 

沈(シェン)は、掌、肘、肩、腰、膝、足の裏へ、上から下へ沈むように下降していく「勁:けい」となります。

 

古えの言葉には、「先有柔、先有松、才有剛、才有硬」「松、活、弾、抖」があり、この「表現、体現、実現」ができるように行います。

 

 

年間を同じ、この策定出来た横浜武術院スタイルでの「中国武術段位制カリキュラム」練習プログラムを統一できたことで、

 

確実で具体的な普及発展へと繋げていきます。

 

こうして毎年新年度4月から、8か月間かけて国際段位制の太極拳では「陳式一段、二段、三段」の套路を習得し、

 

年明けからは現在1月は「一段の総集編」2月からは「二段の総集編」3月には「三段の総集編」に入り、各自で各自の能力を向上させて、

 

技能評価の認定制度システムとしては、

 

昨年2017年から連携を始めた「全日本太極拳連合会 武優段位制度認定」を、

 

武術系、太極拳系での評価基準としていきます。

 

 

こうして、将来的な私達の全体普及活動では、太極拳を含む、武術項目では、

 

この習得システムを活用して、専門学校化への布石としていきたいと考えています。

 

あるいはスポーツクラブでのレッスン担当者もクラブのレッスンを活かして、指導者育成や末長く普及発展への、

 

礎になると思います。

 

これからも多くの皆様に活用して頂きたいと思います。

 

よろしくお願い致します。