先日の8月13日(日)に第9回 横浜武術院 中国武術・健身気功交流会を盛会のうちに終えることができました。
今年の会は、これまでの武術発展5か年計画の集大成である”かたち”をお見せしたかった内容のプログラムになりました。
それは、
中国武術が中国武術であるための特徴(条件)である、
「健身」「修身」「防身」つまりは「功法」「套路」「攻防技術」を、
第9回大会では、一部は「套路」の競技大会。
二部では、プログラム①②は武術院の武術班、太極拳班と続き、
3番目に私が演武し、引き続き普及指導陣の演武として続けました。
その理由は、
横浜武術院という民間一団体で、中国、香港、シンガポールと国際大会に挑み、
結果を出し、更に最先端の中国武術界の武術活動トレンドを吸収し、
そして1800年の歴史ある伝統華侘五禽戯の伝習基地と普及指導責任者の名誉ある任命を授かりました。
思い出せば、これまでの時間の流れの中で受けた、
悔しさ、苦しさ、やる瀬なさ、そういったものをいくつも感じて来ながらも、
私達の未来と将来を信じて頑張って来ました。
そして来月9月13日に2024年五輪開催地と開催項目が検討されます。
「武術:WUSHU」は現在2024年からの正式種目となるように申請書を出しています。
今新しく頑張っている若者たちや、まだまだ太極拳を通じて新しい自己実現を目指す皆さんに向けたメッセージとして、
我々のスタイルの証明を、地元の公会堂のステージで皆さんにお伝えしたかったのです。
武術は「套路(型)だけのスポーツ競技」「健康体育」だけでなく、
中国式「武芸」として、
太極拳推手、武術短兵、散手攻防技術を3スタイルを連続して行いました。
少なくとも会場の皆さんは正統な「伝統中国武術文化」を感じてもらえたことに思いました。
そして全日本太極拳連合会の大塚丈史理事長、関西からは2003年世界武術選手権大会の長拳の銅メダリストの米本二一先生、と率いる武術隊の選手の皆さんも特別参加して大会を盛り上げて下さいました。
何かしら、この今現在に至って、素晴らしい仲間たちが一緒になって明るく活気ある、
本当の「武術活動界らしい輝き」を日本人の行う運営の中で実現出来て、
とても嬉しかったです。
私は先日の日曜日を終えて、次の日の月曜日の朝に、
ふと 「もう”武術新時代”は動き出した」
そう一人でつぶやきました・・
1週間が経って、終わってから新しいムーブメントがあちこちで動き始めた実感を感じました。
私が感じるに、多くのチャンスを持つ皆さんは老若男女問わずにあり、
「素晴らしい自己実現」を目指す皆さんへのお手伝いに頑張りたいと思います。
そして、今週の金曜日は「太極拳ジャパンカップ2017」「第1回伝統中国武術日本選手権」が、
東京武道館(最寄り駅は、綾瀬駅徒歩5分)で開催されます。
私は開会式の後すぐに「太極拳推手、武術短兵、散手攻防技術」のエキシビジョンを行います。
そして大会閉会式前の特別演武を行います。
よろしくお願い致します。