龍身蛇形太極拳集団

 

龍身蛇形太極拳大会3

 

私達の武術活動においての特徴は、人それぞれのライフワークや目標に合わせて、それぞれに活動スタイルを確立させています。

 

そして、それは必ずしも毎年いつも同じではなく、その年その年でも変えてもいいと考えていて、

 

人それぞれの「武術の夢」を目指して私達が何らかのお手伝いができれば、と思っています。

 

 

その中で、これからもずっと力を入れて行っていきたいのは、

 

伝統、普及、競技(比武)の武術活動での「伝統」の「正しい技能スタイルの分類と思考法:考え方」です。

 

中でも「健身養生班」が一番重要と位置付けていて、

 

これまでの交流活動で、伝統気功 華侘五禽戯、龍身蛇形太極拳は長い将来までに、

 

ずっと大事にしていきます。

 

そしてこれまでは、フィットネス・スポーツクラブでの集団プログラム的スタイルで広めて来ましたが、

 

今後は本格的な普及を目指し、

 

伝統中国体育運動文化の歴史的な成立順に広めていきます。

 

先ず、成立は紀元前5世紀の春秋時代で、紀元前2世紀の前漢時代には運動カリキュラムとして広まっていた「導引術」に最初は重点を置き、

 

その後は紀元2世紀に成立し圧倒的多くへ広まった「五禽戯」が運動プログラムとして現代日本社会人に適しています。

 

あるいは太極拳を既に行っていて段位制で「太極拳」の単練・対練での動作を覚えたり、あるいは攻防動作での武術技芸が苦手な皆さんは、五禽戯に力を入れて、

 

本場中国での交流は亳州で行われる大会でも研修でも、大いに喜ばれます。

 

こうして今現在進行中の活動では、

 

運動初心者向けで太極拳や気功というジャンルが定かでない場合は、導引術(馬王堆導引術)五禽戯(健身気功 五禽戯、伝統華侘五禽戯13式、26式)をお勧めしています。

 

そして太極拳運動に興味があり、武芸としての意識を高めていくには中国武術段位制太極拳一段、二段、三段。

 

伝統的太極拳技法を勉強していくには陳式太極拳(陳家溝式)10式、13式、18式養生功、38式と進み、陳式太極拳での推手を行います。

 

私達は普及項目では段位制、伝統では陳式を行うことで、太極拳技法十三勢を正しく理解します。

 

日本国内では太極拳普及項目の入門套路である楊式太極拳簡化24式に重きを置いた考え方で普及を進めているところが多いですが、1956年に作られた当時の套路は今現在の体育運動項目としてでは、

 

もう多くのフィットネスクラブで行われている様々な運動プログラムと比較すると、身体機能向上感覚や総合的な運動量では力不足になっていて時代にそぐわなくなっている現実があります。

 

私の21年間の関東首都圏のフィットネス現場で見てきた実際の経験での感想では、

 

よくあるパターンとしては本当に運動不足で、年代で見ると「65歳以上の方々」で健康に自信がない方々のためのレクリエーション項目になっていて、

 

今の私自身もそうですが、40歳代から50歳代で、バブル期を経験し何かと要求の高い時代に鍛えられた皆さんには適さないと感じています。

 

私の行ってきたフィットネス業界21年の経験では、時間をかけて、労力をかけて、経済的な負担をかけて、しっかりと大きな成果の得られるものでしか、今後の時代には適さないだろうと感じています。

 

そういう面を踏まえて、時代のニーズでは、

 

導引術と五禽戯、そして段位制太極拳、陳式太極拳。

 

そして龍身蛇形太極拳では、競技部門にも適し、健康効果も高く、武術用法としても有意義に応用できる太極拳で総合的に充実した太極拳活動になると思っています。

 

そして国際武術大会にも適用でき、本場中国で段位認定や技能資格取得にも役立ちます。

 

今年からは日本国内の「太極拳ジャパンカップ」にもチャレンジして頑張っていきます。

 

武術系は、今後は若者たちのスポーツの夢である「オリンピック項目化の実現」を目標とし、今年の9月で実現ができたら、そちらの選手育成や同時にコーチの養成にも力を入れていきます。

 

武術系も太極拳系も「指導者養成クラス」としての育成よりは、上達してうまくなった指導助手を増やし、

 

中国上海での研修と認定を受けて、その後は国際大会や私達の国内での交流大会で技術研鑽の後に指導者としてなっていける過程を以ての育成に力を入れていきます。

 

そして武術系はやはり長く、スポーツ的にも、武芸的にも、同時に心身の活性化に役立てたいので、年代も広く大勢の皆さんに行えるようになっています。

 

武術系はやはり武術技能や武術理論を正しく学び、練功して頂きたいので中国武術段位制長拳一段、二段、三段を重視しています。

 

それからは伝統武術系は長拳の後にはよく動ける人は蟷螂拳や器械項目、内功に重視すれば八卦掌などを研鑽します。

 

そして同時に応用しながら、導引術や五禽戯、太極拳にも広げていくことも大いに結構だと思います。

 

今年の8月13日(日)の交流大会までは、1か月半です、参加される皆さんは「体現化」を大いに頑張っていきましょう。

 

「第9回 中国武術・健身気功交流会」

 

これから今後は、横浜や東京を含む関東首都圏だけでなく、

 

地方からの〇〇県支部を武術系だけでなく、

 

日本華侘五禽戯気功協会〇〇県支部を広めていきたいので、

 

興味や関心のある方は、1か月に1回に日曜日を使えば、

 

午前~午後で重点研修をできるようになっていますので、

 

ご参加を歓迎致します。

 

あるいは地方への講習会(技能と理論、中国武術史)などもどんどんと行っていきたいと考えています。

 

 

そうして今後に大きくなっていく「新時代武術ムーブメント」を後押しし、

 

新しい武術新時代を今後の将来に向けて活動を頑張って行っていきます。

 

よろしくお願い致します。