新年、明けましておめでとうございます。

 

今年も皆様にとって、素晴らしい1年でありますよう願っております。

 

 

2017年 平成29年が始まりました。

 

 

 

私は、昭和四十四年生まれ 酉年

 

酉年の守り本尊

 

酉年生まれで私の家系、仏教 真言宗、守り本尊は、不動明王。

 

 

不動明王は、不動尊とか不動金剛明王ともいわれ、原語は動かざる尊者の意味があります。

 

通例では右手に剣、左手に羂索を持ち、全身に火焔を負う姿であり、大日如来の使者として登場します。

 

不動明王は怒りの姿に偉大な力を示すもろもろの明王の中心の尊です。

 

大日如来に代わって修行者を守ります。五大明王・八大明王の主尊です。

 

如来の命を受けて忿怒の相を示します。

 

行者に給仕して諸事を成し遂げ、菩提心をおこさせ、悪を断じて善を修し、大智慧を得て成仏させるはたらきがあるといわれています。

 

火生三昧に入って一切の罪障を破り、動揺しないから不動というのです。

 

磐石に座に坐した童子形で、頂に七髻あって辮髪を左肩に垂れ、左眼は細く閉じ、下の歯で上唇をかむ忿怒形です。

 

猛火を負って右手に利剣、左手に羂索を持って煩悩を断じる姿を普通とし その他、四臂・四面四臂など種々の像があります。

 

如来

 

 

 

今年2017年は、1982年から始まった「中国武術人生 35周年」の年です。

 

日本国内の武術活動界に入ったのは、1982年ですが、

 

本場中国、上海武術界の一員となったのは、1985年からで、日本国内の活動的システムには、「本場 中国式」とは、まったく内容が違う存在なので、あまり関心を持てず、

 

2000年までは、一先ず協力体制を取ってきましたが、

 

2001年からは、本場中国式の武術スタイルを、15年間かけて、

 

日本のライフスタイルに合わせてアレンジを行い、

 

2011年から、昨年2016年の5年間を、その総仕上げのための、

 

世界国際標準の「中国武術段位制」の標準化システムの日本版普及スタイルを完成し、先ずはフィットネス・クラブ、スポーツ・クラブでの普及、専門家育成は武術隊で行い、普及認定団体としての単位を受けました。

 

2013年から 中国上海 復旦大学武術協会、と提携・連携し、

 

昨年2017年から 上海 復旦大学武術協会 日本校の準備段階としての日本支部として活動を始めました。

 

太極拳では、上海市非物質文化遺産の「龍身蛇形太極拳」の日本支部、

 

そして今年は伝統気功 華陀五禽戯 継承日本人第1号認定から 10年めにあたる年でもあり、

 

日本普及支部である、日本華陀五禽戯倶楽部での学習交流10周年の企画も行う予定です。

 

 

昨年「2016年」は、本当に一年間 ずっとひたすらに「陽剛の気」を全面に押し出し、

 

私の守り本尊の「不動明王」の如き、

 

「行者に給仕して諸事を成し遂げ、菩提心をおこさせ、悪を断じて善を修し、大智慧を得て成仏させ、火生三昧に入って一切の罪障を破り、動揺しない不動の精神」で、

 

燃え上がる、炎のような勢いを意識して、頑張り抜きました。

 

 

その理由としては、

 

日本国内においての「武術活動界」では、1978年の日中平和友好条約を締結した後の1980年代頃から、

 

本場中国大陸の中国武術協会のスタンダードを知ることもなく、個人趣味感覚での系列や健康体操系グループ団体が先に法人化などで宣伝や広告などで普及の面においてでは、人数的な面での勢力を築き、

 

その後にも、やはり趣味志向の人たちの集まりであったので、本場中国武術界での厳格な訓練や武術思想文化教養においての専門家の養成や育成を怠った結果、

 

今現在であってでも、方法も考え方も、屈折したかたちでスタートしてしまった「中国武術系」「太極拳系」「健身気功系」の勘違いや思い込み意識などが目立ってしまった技術的、思想的問題点を生み出して広まってしまい修正の利かない「今現在」が進行中のことを懸念し続けていて、

 

ちょうど「中国武術段位制」が世界国際標準に決まった「2013年」をいい機会として(※世界標準が日本国内にまったく知られていない事実・・ 実は隠し続けてきたのが実のところ)

 

私は「上海」でも、「香港」の武術段位制大会でも「組織委員」になったことをきっかけに、

 

それらを、我々が先導しようと考え 武術技能、武術理論を完全に改正、改善して、

 

「中国武術段位制 規定」

http://www.geocities.jp/yokohamabujutuin/kaisetu4.html

 

「香港国際大会 規定(原文)」

http://www.hkwushuschool.com/big/news_show.asp?info_id=2523

 

本場中国武術界に準じた、世界国際標準システム基準での、

 

日本国内初の「中国武術 標準化」の事業達成の締めくくりのために、

 

最期の最後まで頑張り抜きました。

 

 

年を開けて、今ある穏やかな心境には、

 

燃える火の如き「陽剛の気」から、秋で穏やかに収まる「陽陰の気」となり、

 

この真冬を迎え、静かなる山の佇みのような「陰柔の気」

 

に移り変わっていく、

 

そんな心地が私の中にあります。

 

 

それに今年は、世界での変化同様に 日本の社会構造のパラダイム変化や、システム機能の変化への影響を受けた新しい時代が始まる記念すべき年になります。

 

これまでは先行、先手で決め手でやってきた仕事でしたが、

 

これからは、多くの皆さんのニーズにゆっくり応えながら、

 

古くとも新しい「温故知新」の気持ちを大事にして、

 

新しいステージを今年から、頑張っていきたいと思います。

 

よろしくお願い致します。