2012上海国際武術博覧会 健身気功大会

もう来週は6月に入ります。

日本国内には、最新の「中国武術情報」がとにかく疎くて乏しい(※実は意図的に知らされていない!?)こともあり、

旧弊的なシステムで推進してやってきた古き北京系派閥での日本の武術や太極拳の活動界ではまったく知られていないこともありますが、

中国武術界の最先端を往くトレンドと常に連動して活動を行って来た、私達は9月4日(日)には初めて、これからの21世紀型新時代システムで、中国武術協会全体でも、力強い引率力を持つ上海武術界を牽引している、

名門:上海復旦大学武術協会:武術隊、上海龍身蛇形太極拳総部との合同で行う「2016年中国武術文化交流大会」を開催します。

(※いずれ2~3年が経てば、日本国内の武術活動界では、どなたもやがて「検索」でもしながら、知ることになるでしょう)

内容は午前中は、中国武術段位制国際標準で「自選項目」では、四段~六段申請項目となった、「龍身蛇形太極拳」の日本初お目見えの大会を行い、

(※楊式簡化24式は中国武術段位制の評価では「自選項目の三段套路」32式総合は「自選項目の四段」42式総合は「自選項目の五段」段位認定の「六段」では45動作以上の種目)

こうした、最新の武術界情報のこともあり、

日本では既に横浜武術院で、既に練習活動を開始してやってきた、皆さんの為の標準化での「龍身蛇形太極拳50式」の競技会です。

これには指導部は出場せず、今現在の日本国内の第1期で練習されている皆さんのための技能検定会でもあります。

今回は今後の日本国内の太極拳の普及活動で、A級、B級、C級の等級での考評会を行い、

第1号での指導員や指導員補助、あるいは練習生としての正式な証書が発行されます。

これは今後、等級を受けた皆さんがリーダーシップを執って、各チームを今後作っていき、優れた太極拳用法と健康効果の高い龍身蛇形太極拳を行いながらも、

相互発展、交流、切磋琢磨をしていく交流大会を通じて、レベルアップの機会になり、

龍身蛇形太極拳を通じて、上海との交流を深めていくものにしていくことが目的です。

私自身はプロデューサーとしてのポジションで皆さんの楽しい活動に、いつもチャンスを作っていく立場で行っていきます。

そして今年から始まるこうした活動を盛り上げていくための「龍身蛇形太極拳チーム〇〇」を創設したい皆さんの為の指導であちこちへと回りたいと考えています。

新しい総合太極拳の龍身蛇形太極拳を通じて、

この現代日本社会に横たわる「健康問題」「人間不信」「無縁社会」などの問題の多くは独自に解消ができることへ繋がると思います。

(※龍身蛇形太極拳50式をこなせる方々が増えれば自ずから「健康」になり、人と人の縁は深くなり、集団演武などの練習を通じて人と人の和は大きくなります)

そして2年後には器械項目の「龍身蛇形太極刀」の研修を予定しています。

それから今後は本場中国上海の武術大会への参加や、ステイタスアップを更に図り、

日本国内での新時代の太極拳ムーブメントになると思います。


龍身蛇形太極拳集団


午後は武術競技会で龍身蛇形太極拳以外の項目の武術大会を行います。

この競技会には本場、本物の中国武術大会の審判団が判定して下さり、

今回は日本にいながらも正式な中国武術大会における各自各自の技能レベルを実感できるようになると思います。

そして本場の審判の皆さんの評価する視点は本当の意味での「総合評価」で、

参加者の皆さんは安心して大会を楽しめる機会になると思います。


やはり大会というのは、審判が非常に重要な位置を占めていて、

盛り上がるか、盛り下がるかは審判の質で決まります。

それは競技会に出る人も、見ている人も納得して、フェアなレースを一緒に体感することで、

有意義な時間を一緒に過ごすことが出来ます。


国際武術大会2

国際武術大会1


大体、もう出場を決めて出て来る人は、その時点での「心意気」はしっかりしているもので、

不適切な評価をされることは先ずありません。

(※日本国内のアマチュア大会には、そういうことが多々あるので私達は、プロの審判の国際大会を重視しています)

私達はある意味、中国武術の発祥地「本場中国」のスタイルと、

日本国内によくありがちなまったくかけ離れているスタイルとの違いを今大会でお見せしたいと思います。

(※実は、ずっと以前から花妙林老師に日本国内の武術スタイルの問題点を相談していて、今回もまたそうした話になった時に花老師が’私が日本できちんとした審判の仕事をやってやる’という一言から実は発端で実現にと繋がりました)

参加項目は1項目だけだったりすると、後になって「〇〇をやればよかった」とか「もう、終わっちゃった」「やっぱり出れば、よかった」とか、

のような後付けが普通の「日本人脳」だとなることがよく今までに見てきたので、

今回は、上海から先生方がわざわざ中国から来てくる素晴らしい機会なので、

そういうことも含めて今回から、大会当日の「成功パターン」をイメージして、

今から「自分の未来へ投資」して、チャンスと希望を以てこれからの練習を頑張って欲しいと思います。


今年はいいタイミングで、練習活動も6月、7月、8月と全体練習の日曜日は、

ほとんどが活動できるので、この夏は熱く、練習で体力をつけて、

より健康・健全にもなって、武術技能レベルもアップして、仲間同士で切磋琢磨し合って、

楽しい記念になる思い出作りの年を皆さんと一緒に頑張りたいと思います。

競技会が終了後には龍身蛇形太極拳と武術項目の特別講習会です。


講習会が終わったら打ち上げパーティーを(当然にいつもの上海スタイル)行うので、

この2016年の夏をじっくり楽しんで、各各で、

9月4日に「自分が輝ける出番」に期待して、

未来を良くするための「今」にしていって欲しいと思います。