
太陽暦、3月に入り季節は春に入りました。
立春から数えて1ヶ月、春も2段階めに移り、後半月も経てば春分。
真冬の寒気も、「暑さ寒さも彼岸まで」という日本の言葉通りに、
立春と立夏での期間で、春を分ける「真ん中」が「春分」
これから迎える二十四節季では「啓蟄」
もうこれからは、最低気温と最高気温と共に、
温度が下がっていくことがなくなり、温度は上がっていく時候へ入ります。
西洋歴:太陽暦1月1日に、正月に日本政府が国民にも知らせずに改暦をしてから144年。
明治5年の改暦
日本は明治時代に、国際情勢で世界の最先端を行く「英国」
準じて「米国」に足並みをそろえて欧米資本主義の考え方で「精神文化」「生活習慣」もやってきた「144年」でした。
当時の中国では満州族が支配した「清王朝」の末期頃で当時は非常に低迷をしていた時代でしたが、
今現在は、漢民族で農民武士の出身で皇帝に昇り詰めた「朱元章」が建て「300年間」の繁栄をして国際的にも大きな影響力を持っていた「明」の時代のような再来を思い起こさせる時の流れや歴史を感じています。
今の日本国内全体は、米国追随「71年間」でやってきた政治の在り方の「是非」全体が、
「戦後日本人社会 1億2700万人」の中で今問われ、に問われ、
新しい時代や未来を考えさせられている事象の様々な連続を、
私達は「リアルタイム」で感じています。
ここ数年、そうした時代の変遷もあって、
私達が行なう太極拳の活動も「新時代」へいいかたちで移行出来て、
これからの将来への安堵感を想います。


龍身蛇形太極拳 正面
龍身蛇形太極拳 背面
今や、国際経済の中心地となった上海。
世界経済の中心地になるようになれば、当然に中国国内でも多くが心身の不具合、不調を訴える方々の多くが出てくるようになります。
そこで、大きな心身への快い活性化を図ることの出来る効果や太極拳本来の武術用法などが評価され、
現代中国医科学での実証があって、
上海での「非物質文化遺産」と認定されたのが「龍身蛇形太極拳」です。
上海武術協会は今現在中国武術界でリーダーシップを摂って新時代の武術界を牽引しています。
しかしながら、私達がここまでやって来れるのには、
中国武術界で、これからの新勢力での中国上海武術界の大きな後押しがあっても、
身近な日本国内では、単独で少数精鋭で頑張りやっていくにあたり、
日本国内に多くある旧時代的な抵抗勢力的な反撃や無反応:無関心的意識などに応じて解説をしたり太極拳とはどういう拳術か、という紹介をしていくには、
本当に骨が折れました。
おそらく仏教伝来後に、あった仏道の広まりや論争が起こった背景は、伝統中国文化が日本に朝鮮半島からもたらされてきたような間接的な漢字の意味と、
中国大陸から入って来た、直接的な中国文化での漢字がやって来た時の歴史文化的摩擦と同じような感覚なのでしょう。
今から4年前の「2012年」に中国武術協会が主催した「上海国際武術博覧会」が開催され、同時に「中日韓太極拳交流大会」を行い、
21世紀新時代での「太極拳」の繁栄と発展を目指す「龍身蛇形太極拳」のお披露目での国際大会でもありました。
龍身蛇形太極拳 瞿栄良 老師
2012年上海国際武術博覧会・中日韓太極拳交流大会
この4年間、単独で行いやってきた一大普及事業の1ステップでしたが、
ここへ来て「単独」の存在でも、昨年シンガポール国際大会で内容の結果や真を迫られて大変でしたが、
功を奏せば全部が「善かった」ことへの実感を思います。




そして、それは「禅」としての快適に得られる有意義な精神感覚をも実感しています。
私も招待があって参加したかったのですが、新年会では、今現在の中国武術協会をリードする「上海武術界」の全員が集まり、新年会も盛り上がっていました。
新年会の模様
今年は4月29日(金)~5月5日(木)まで上海 復旦大学武術協会で研修ツアーを行います。


中国大陸式で、この4年間で成し遂げられた想いと、
今後に続く、歴史的な日中間の交流活動を楽しみながら、
頑張りたいと思っています。
これからは「大い」に多くが楽しみです!