長拳 弓歩推掌

2016年1月

短棍

短棍2


昨日1月10日(日)で今年の4日から始まった太極拳、健身気功での全レッスンと武術院での武術活動が一巡しました。

今年のスタートは、私の武術師兄弟で盟友「渡邉成人」さんの帰国があって、共に1週間前の1月3日(日)から野外練習で一緒に武術活動の稽古初めを行い、

共に中国武術の研鑽を通じて出会ってから、32年間の思い出を語り合い、今の日本、国内の武術事情、相互の武術や思想哲学を含めたキャリアを高めることで想う出来事の数々を本当にたくさん語り合い、自分達の武術活動での成果を楽しく語り合い、一緒に6年ぶりに「我々同士」での専門稽古をしました。

最終的な判断で理解出来たことは、日本国内にある多くの武術活動があって、

全部の、その指導者や上層部の人間たちの「心身:精神:思想哲学・肉体:体型が全てを証明する」

人の保持する「健全なる精神は、健全なる肉体に宿る」のは本当で、

人の保持する「健全ではない精神は、健全ではない肉体に だからこそ宿る」

ことはここ数年でスーパーコンピューターでの分析結果から導き出された現代最新医科学的根拠でも証明された事実です。

「人間の心身:精神・肉体」

は、今の時点で、こうしたところからの観点から見れば、何も誤魔化すことができず、

皆というみんなが理解できる最大の「ヒント」になることだと思います。

(※怖いのは洗脳)

中国武術世界の特徴とは「攻防動作」「文化基礎」「体育運動」の3つの融合を重要視し、体系化され伝承を受けて、更に時代ごとに創編、創新し現代においてでも進化・発展をし続けている世界観を持つものです。

そして、武術精神における、武徳を持たなければ「無拳無徳」であり、あるいは「無徳者不如無拳:徳の無き者は拳の無き如く」そして「可能為武術 伝授之戒教:武術を伝授するということは「戒め」も教える」ということでもあります。

そして日本人なら本物の実力主義を重視する文化特徴があり、今の現代日本社会を見渡すと、

もう数は力にならない、質が力。実力が力の時代がやって来ます。

長く日本国内では「ご都合主義」人間同士での馴れ合い世界と「本物主義」人間同士での実力主義世界とがあって、

生き方や考え方では誤魔化しを平気でする、世の中を傾けた「間違ったお利口さん」の人間達は前者を選び、

馬鹿者扱いをされても、素直に人生でも強者を目指す人間は後者の道を行くプロセスが共通にあったと思っています。

我々の居場所は本場中国武術界と連携する国際武術活動界であり、フェアでプロフェッショナルな審判員や選手たちが挑む場での国際武術大会、

仕事場はフィットネス業界で武術活動を広めていて「実力主義」を重視しています。よくありがちなアンフェアなコネ社会が普通な世界を嫌ってやって来ましたが、本当に良かったと実感しています。

今年2016年の目標は龍身蛇形太極拳、伝統気功・華侘五禽戯のレベルアップと武術班では、新しい武術拳種のトレンドでのステイタスアップ、中国武術段位制は各自各自での目標で頑張っていきたい年にしたいです。

この2年間は私達の武術活動での新時代を担って下さる皆さんからのサポートが増え、大変頼もしく感じています。

今年もまたよろしくお願い致します。

2016年の計画は、来月2月8日春節明けから1ヶ月ほどで、中国での武術活動界の計画発表が出るので、その様子見でどのようなイベントとリンクするか、

あるいは研修ツアーをゴールデンウィークに企画するかを考えたいと思います。

そして毎年春の野外練習交流会の企画も考えたいと思います。

※野外練習交流会は、今のところ「鎌倉ハイキング&練習交流会」「武将、畠山重忠を想う土地、水香る二俣川散策&練習交流会」「せせらぎ公園練習交流会」の3つを考案しています。

その他「稲村ガ崎で海をみながら太極拳」あるいは「三浦海岸で太極拳」も候補があります。

来月、春節頃に新年会を行うので、そこでまた仲間の皆さんと相談して決めていこうと思います。

そして昨日、1月10日(日)武術活動の練習での雰囲気を写真からお伝えします。


野外太極拳の練習

野外太極拳練習

遠くに見えた富士山。

富士山


時代を担う、武術での若き教え子たちの修練。

騰空飛脚

騰空飛脚2

旋子

弓歩亮掌

刀術