先日インドネシアで開催された武術大会の映像を見ました。
インドネシア武術大会の映像
AFPBBニュースの報道
昨年は韓国のアジア大会があり、アジア地域と欧米その他の国との競合での運営規模の大きな競技会がありませんでした。
アメリカ発の経済破綻での「リーマン・ショック」後は、本当に判り易く、国際経済で「余裕」があるか、ないか、は国際武術界で反映されているので、逆に「パワー・バランス」の経済的な余裕や、今後の発展性のある「方向性」を国際武術界から感じられます(笑)
今回からは、男子形意拳、大刀、女子八卦掌、双剣などが加わり、非常にいい内容だったと感じました。
参加したアジア地域各国では開催したインドネシアはとてもレベルが更に高くなっており、マレーシア、ベトナム、ロシア、韓国との接戦が良かったと思います。
中でも、ロシア、韓国は高難度長拳に新人を送り込む余裕のあることに関心を持ちました。
(※昨年の韓国アジア大会での長拳1位「イ・ハソン」は、規定長拳にエントリーで1位を獲得しています。つまり新人が自選で3位)
意外だったのは以前は強かった台湾とミャンマー、ドイツがランキングを下げ、メキシコ、スペイン、イギリス、フランス、トルコがいい感じのスタイルでレベルを上げて来たことです。
昨年の南京ユース大会以後の10代選手と思われるレベルアップが世界中では目覚しい印象を感じました。
中国は発祥の地なので、当然に基本動作規格は強いですが、全体的な総合内容での「表現」や「風格」という面でのプラスα面では、
ここ2~3年間では、諸外国も追い付いたのが普通感覚で、実際に韓国とインドネシア、ロシア、イランは国際ルールでは実力で上回ることも出てきました(香港、マカオは中華圏なので謂わば、反則的!?笑)
今年は9月に2020年東京五輪での追加提案項目に武術はなりませんでしたが、今回の成績結果もそれらに関連していることも、今はこうした映像の内容から判ると思います。
(※ここでも意識的での認知症化が始まっている!?)
こう感じると、時期オリンピック項目有力候補に近付く「武術:WUSHU」が、残念ながら「日本」では、年々に後進国化していくのをリアルタイムで感じますし、その世界でも知人は多いですが後退させてしまった責任意識をキチンと認識して欲しいと思います。
(もし2020年東京五輪で武術競技を行ったら、自国開催でメダル獲得が全然できなかったら・・という可能性がありました)
現在、2024年の五輪開催地は2017年に決定され、パリ(フランス)、ブダペスト(ハンガリー)、ハンブルク(ドイツ)、ローマ(イタリア)、ロサンゼルス(アメリカ)が立候補しています。
2020年東京五輪 追加提案項目落選
来年の2016年にブラジル リオデジャネイロ五輪が開催され、2017年に2024年五輪開催地の決定と新規採用項目の会議が行われます。
武術のオリンピック項目化に向けての準備がいいかたちで進んでいることも、こういう機会から確認ができます。
来年は台湾のアジア武術大会で開催地台湾が力を入れてくるでしょう。
今現在の国際経済環境は10年前からは、大きく変わり「アジア・インフラ投資銀行」の運営や「一帯一路計画」
「米ドル」システムに変わる「人民元」の国際通貨化も関係していて、それらも連動して「欧米一辺倒」のオリンピック競技感覚も、今後は必然的に変わります(※スポンサー企業での関係もある・・
リアルタイムでのいい例が、インドネシア高速鉄道の受注結果
気になる日本国内での状況などは、2024年の項目(あるいは2020年エキシビジョン項目)が決まってから、多くのスポーツ組織系、フィットネス業界が本気になるので本格的にはそれからになると思います。
(※日本国内活動には競技ルールが本物と異なるために、オリンピック決定までは、ルール内容や代表権での既得権益化問題などがあって、ずっと長く続く問題などで揉めて嫌な思いをしたくないので私たちの競技部門チームは海外の国際大会に以前と同様に集中します)
私たちは2012年から始めてきた準備が整い始め、確実に選手育成や健身養生活動を同時進行させ、ようやく未来に向けたイメージに現実に近付いてきました。
今現在に競技部門では中国上海での武術訓練や太極拳での研修拠点、安徽省亳州市での伝統文化交流拠点があるので、今後は皆さん将来それぞれの活動ムーブメントに合わせて毎年の発展活動へと繋がっていくと思います。
「今まで」と「これから」は変わっていくと思います。
(※日本の場合、新規項目は後付け、後付けで意識感覚が普通なので、先手を打って準備が整っていればあとは、待つ仕事も大事になります)
大会結果 各国参加チームの獲得メダル数
国際武術連合会ウェブサイトより 成績結果
インドネシア大会 総合成績 結果
国 金 銀 銅
中国 14 1 0
インドネシア 7 3 6
イラン 6 3 1
香港 5 4 2
ロシア 4 4 3
マレーシア 3 4 4
フィリピン 2 2 1
マカオ 2 2 1
エジプト 2 0 6
シンガポール 1 1 2
ブラジル 1 0 3
オーストラリア 1 0 1
ベトナム 0 4 3
日本 0 4 2
インド 0 3 1
アメリカ 0 2 5
トルコ 0 2 1
ウクライナ 0 1 3
スウェーデン 0 1 2
台湾 0 1 1
キルギスタン 0 1 1
フランス 0 1 1
チェコ 0 1 0
ミャンマー 0 1 0
ベラルーシ 0 1 0
ルーマニア 0 0 2
アルメニア 0 0 2
カナダ 0 0 2
ヨルダン 0 0 1
レバノン 0 0 1
イギリス 0 0 1
カザフスタン 0 0 1
イタリア 0 0 1
セルジオ越後さんのコメントに、とてもいいコメントがありました「実力を上げることが仕事」
インドネシア武術大会の映像
AFPBBニュースの報道
昨年は韓国のアジア大会があり、アジア地域と欧米その他の国との競合での運営規模の大きな競技会がありませんでした。
アメリカ発の経済破綻での「リーマン・ショック」後は、本当に判り易く、国際経済で「余裕」があるか、ないか、は国際武術界で反映されているので、逆に「パワー・バランス」の経済的な余裕や、今後の発展性のある「方向性」を国際武術界から感じられます(笑)
今回からは、男子形意拳、大刀、女子八卦掌、双剣などが加わり、非常にいい内容だったと感じました。
参加したアジア地域各国では開催したインドネシアはとてもレベルが更に高くなっており、マレーシア、ベトナム、ロシア、韓国との接戦が良かったと思います。
中でも、ロシア、韓国は高難度長拳に新人を送り込む余裕のあることに関心を持ちました。
(※昨年の韓国アジア大会での長拳1位「イ・ハソン」は、規定長拳にエントリーで1位を獲得しています。つまり新人が自選で3位)
意外だったのは以前は強かった台湾とミャンマー、ドイツがランキングを下げ、メキシコ、スペイン、イギリス、フランス、トルコがいい感じのスタイルでレベルを上げて来たことです。
昨年の南京ユース大会以後の10代選手と思われるレベルアップが世界中では目覚しい印象を感じました。
中国は発祥の地なので、当然に基本動作規格は強いですが、全体的な総合内容での「表現」や「風格」という面でのプラスα面では、
ここ2~3年間では、諸外国も追い付いたのが普通感覚で、実際に韓国とインドネシア、ロシア、イランは国際ルールでは実力で上回ることも出てきました(香港、マカオは中華圏なので謂わば、反則的!?笑)
今年は9月に2020年東京五輪での追加提案項目に武術はなりませんでしたが、今回の成績結果もそれらに関連していることも、今はこうした映像の内容から判ると思います。
(※ここでも意識的での認知症化が始まっている!?)
こう感じると、時期オリンピック項目有力候補に近付く「武術:WUSHU」が、残念ながら「日本」では、年々に後進国化していくのをリアルタイムで感じますし、その世界でも知人は多いですが後退させてしまった責任意識をキチンと認識して欲しいと思います。
(もし2020年東京五輪で武術競技を行ったら、自国開催でメダル獲得が全然できなかったら・・という可能性がありました)
現在、2024年の五輪開催地は2017年に決定され、パリ(フランス)、ブダペスト(ハンガリー)、ハンブルク(ドイツ)、ローマ(イタリア)、ロサンゼルス(アメリカ)が立候補しています。
2020年東京五輪 追加提案項目落選
来年の2016年にブラジル リオデジャネイロ五輪が開催され、2017年に2024年五輪開催地の決定と新規採用項目の会議が行われます。
武術のオリンピック項目化に向けての準備がいいかたちで進んでいることも、こういう機会から確認ができます。
来年は台湾のアジア武術大会で開催地台湾が力を入れてくるでしょう。
今現在の国際経済環境は10年前からは、大きく変わり「アジア・インフラ投資銀行」の運営や「一帯一路計画」
「米ドル」システムに変わる「人民元」の国際通貨化も関係していて、それらも連動して「欧米一辺倒」のオリンピック競技感覚も、今後は必然的に変わります(※スポンサー企業での関係もある・・
リアルタイムでのいい例が、インドネシア高速鉄道の受注結果
気になる日本国内での状況などは、2024年の項目(あるいは2020年エキシビジョン項目)が決まってから、多くのスポーツ組織系、フィットネス業界が本気になるので本格的にはそれからになると思います。
(※日本国内活動には競技ルールが本物と異なるために、オリンピック決定までは、ルール内容や代表権での既得権益化問題などがあって、ずっと長く続く問題などで揉めて嫌な思いをしたくないので私たちの競技部門チームは海外の国際大会に以前と同様に集中します)
私たちは2012年から始めてきた準備が整い始め、確実に選手育成や健身養生活動を同時進行させ、ようやく未来に向けたイメージに現実に近付いてきました。
今現在に競技部門では中国上海での武術訓練や太極拳での研修拠点、安徽省亳州市での伝統文化交流拠点があるので、今後は皆さん将来それぞれの活動ムーブメントに合わせて毎年の発展活動へと繋がっていくと思います。
「今まで」と「これから」は変わっていくと思います。
(※日本の場合、新規項目は後付け、後付けで意識感覚が普通なので、先手を打って準備が整っていればあとは、待つ仕事も大事になります)
大会結果 各国参加チームの獲得メダル数
国際武術連合会ウェブサイトより 成績結果
インドネシア大会 総合成績 結果
国 金 銀 銅
中国 14 1 0
インドネシア 7 3 6
イラン 6 3 1
香港 5 4 2
ロシア 4 4 3
マレーシア 3 4 4
フィリピン 2 2 1
マカオ 2 2 1
エジプト 2 0 6
シンガポール 1 1 2
ブラジル 1 0 3
オーストラリア 1 0 1
ベトナム 0 4 3
日本 0 4 2
インド 0 3 1
アメリカ 0 2 5
トルコ 0 2 1
ウクライナ 0 1 3
スウェーデン 0 1 2
台湾 0 1 1
キルギスタン 0 1 1
フランス 0 1 1
チェコ 0 1 0
ミャンマー 0 1 0
ベラルーシ 0 1 0
ルーマニア 0 0 2
アルメニア 0 0 2
カナダ 0 0 2
ヨルダン 0 0 1
レバノン 0 0 1
イギリス 0 0 1
カザフスタン 0 0 1
イタリア 0 0 1
セルジオ越後さんのコメントに、とてもいいコメントがありました「実力を上げることが仕事」