
ちょうど今日で今年の横浜武術院、第8回中国武術・健身気功交流会まで1ケ月になりました。
※今回から年度ではなく、第〇回にしました。

明日の日曜日からプログラム編成を開始して、各曜日クラス毎にエントリー項目を入れていきます。
実はもう昨日の夜の練習で、考えていたエンディングと自分の担当項目の準備に入りましたので、集体ではご協力をよろしくお願い致します。
今年の展示コーナーでは先日行われたシンガポール大会の報告などを紹介したいと思っています。
今年から1部が自選項目の演武会、2部が中国武術段位制考評会、ラストは集団演武でエンディングという流れで毎年恒例のパターンで構成していきたいと思います。
将来的に早くて2年後には、また国際大会に出場していくので集団項目もできるようになるといいと思います。
毎年の交流会でやはり全体的にグレードアップをしているので、多くの皆さんに自信をつけていくきっかけになれば、と考えています。
先日にシンガポール国際武術大会へ遠征をして帰ってきて、出場された皆さんは、揚げ足取り大好きな小日本的スタイルではなく、本場的流儀の「参加者全員が楽しめて、活気ある武術活動の場」としてエンジョイをして欲しいと思います。
気付けば、私も武術界に入って33年間、本当に長い期間の中でやってきたことの中で、これからも伝えたいことを今回の交流会で頑張りたいと思います。
その中で大事なことは、先ず指導者や審判を担当する立場の人は「演武」するべき、としています。
日本式の輸入した武術スタイル感覚で「自分は実際に演武や演示をやらないで、人のことばかり指摘する」傾向があって、これを始めたのはある地域の中国式で有名ですが、私はこれらのスタイルは評価しません。
私が学んだ、安徽省武術界では「動かない・動けない人間は認めない」これを一番戒めていたことが今になってよく判ります。
先ず誰でも、想像世界と現実は別の次元であって、次に勇気を出して努力してそのイメージや夢を実際に実現することが大事だ、ということを教えてくれます。
日本国内の意識では、1974年以後に空手ブームからブルース・リーブームに変わり、それから大きなカンフームーブメントが日本全国に広まりました。
1978年の日中国交回復から、歴史的に初めて日本に中国武術がもたらされ、37年が経ちました。
その当時を知る人はこの37年間の過程を知っていて、37年間の年を過ぎた身体になっているはずです。
中国武術は「功夫:カンフー」と日本で認知されていますが、「時間」「能力」を意味しています。
私は今年、初上海へ訪問して往来を始めてから満30周年、いろいろな思いが自分の中をよぎります。
その思いも一緒に、9月22日(火)国民の休日を港北公会堂で皆さんと楽しめたら、と思います。
よろしくお願い致します。