
楊班候式 太極拳
楊班侯(よう はんこう、Yang Banhou、1837年 - 1892年)は、中国武術、太極拳の楊式太極拳の始祖楊露禅の家伝を受け継いだ永年楊氏第二世。
中国河北省永年県広府鎮の出身。名は鈺、字は班侯。
「陳家の拳を、楊家が伝えた。楊家の拳を、班侯が伝えた」
「露禅創天下、班侯打天下、健侯、澄甫伝天下」
楊澄甫式 太極拳
北京の弟子として呉全佑。
全佑は満族人で楊式小架太極拳を学ぶ。全佑の子の鍳泉は、後に姓を呉に改め、 呉氏太極拳を創る。
全佑式 太極拳(常式太極拳)
龍身蛇形太極拳
上海武術界の瞿栄良老師の総編した総合太極拳套路が龍身蛇形太極拳として、国際武術大会での新しい競技項目となり、私達は日本での支部活動として上海の自由貿易試験区にある龍身蛇形太極拳総部と復旦大学武術協会での3度の研修活動で、
これからの新たな発展や繁栄を目指す皆さんのための太極拳項目として取り入れて活動を始めました。
私は今までに太極拳は陳式太極拳、楊式太極拳、孫式太極拳と修めてきましたが、武術の縁とは不思議なもので、
瞿栄良老師の龍身蛇形太極拳は感覚として原型が全佑式太極拳であることから、拳風が楊班候式太極拳にとても近く、それを更に養生術としての効果もとても大きく、
私の日本での普及を目指していた中国武術段位制、養生太極拳、競技部門での同時に合わせた感覚での項目として合致していたことでした。
この3年間の間に集中して先ず指導部にあたる先遣隊を組織し、力を入れて行ってきた国際交流活動で取り込んだものが、これからの皆さんの活動で益々の発展が見込める感覚があって嬉しく思います。
最近感じたことの中で、国際的にはここ100年間ほどの欧米式がトレンドで日本も例にもれなくあり、
文化的にも日本もその中での現代に続く普通の生活感覚ではあまりピンと来る方は多くないようですが、
中国はまたこの21世紀になって、歴史古くから世界に影響を与える強大さを取り戻し、新たなムーブメントで歴史を動かせる力を持ち始めた実感を思います。