
ここ数日で、ようやく新時代のスタートになる具体的な出来事が毎日の大手報道メディアに並びました。
日本の多くの報道機関も政財界も壮大なアジアインフラ投資銀行の国際事業計画の経済的影響力の大きさにあわてふためいている印象を受けます。
(※相変わらずに日本は多くが後ろ手後ろ手、思想感覚で「だから言ったでしょ」と言いたくなり、後の祭りで騒いでいます。これで政財界の全てが影響を受けて国民も大勢が動いているのだから凄い、と思うことがあります。事実は小説より奇なり)
今回は中国をはじめ、アジア諸国にとっては歴史的な発展展開の幕開けであり、特にこの2~3年の間自民党安倍政権の今までの政策の実行計画での仕事の結果が出ただけです。
これから米国と日本社会の旧型システムでの考え方しかできない方々(※かなりの数になるでしょう)にとっては大きな試練の時代になります。
下にある米連邦準備制度理事会(FRB)イエレン議長の言う「世界中の人々にとって貧困格差は大きな懸念」「いまだに大不況の影響が続いている先進国では、子供が将来的に親よりも金銭的に厳しい環境に置かれると懸念されている」
というのは米国と日本のことで、アジアインフラ投資銀行への参加を決めた先進国イギリス、ドイツ、フランス、イタリアは実質経済での復活へのチャンスを大いに得られた、という意味です(米国政府要人の視点からは逃げられた、裏切られたという感覚)
試練、というのは具体的には政府行政と国民は自身の負債(借金返済)をどのように解決するか、という実質アクションを行う義務があるだけなのですが、
日本国内の多くの流されてきた数々のスローガンから推進されてきた旧時代型ライフパターン思考から、
新時代的ライフパターン思考への変化が重要になってきます。
日本の将来像を明るく、良くできるかどうかは、今後各々が考え実行する時代になり、もう既に賽は投げられました・・・
(毎度思うにさすが、可能を不可能にした、無責任な責任者たち・・)
「日本外交の完全敗北」 維新・江田氏がインフラ銀参加見送りを批判。
維新の党の江田憲司代表は2日の記者会見で、日本政府が当面参加を見送った中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)について「アジアの経済開発への積極的な貢献が重要で、参加して枠組みづくりにものを言っていくべきだ」と述べた。
その上で「日本外交の完全な敗北だ。参加しないのは米国が反対しているからで、米国の呪縛から解き放たれるべきだ」と政府の対応を批判した。
FRBは経済格差に長らく注目してきた=イエレン議長
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は2日、所得層間の移動を可能にする状況を理解するためにさらなる研究が必要だとの考えを示した。FRBが経済格差問題に関心を示していることを非難する声に対し、この正当性を主張した。
イエレン議長はワシントンでの講演の草稿で「家庭が経済的流動性の機会でもあり障害でもあることを理解している」と話した上で、個人の経済的な成果を左右し、これを形作るものについては依然として不確実な点が多いと指摘した。
講演では、金融政策や経済見通しへの言及はなかった。
経済格差に関する最近の議長発言に対しては、物価安定と雇用創出を促進する中央銀行が政治色の強い個人の経済的な成果について話すぺきではないとの批判が出ていた。特に前回の議会証言では、一部の共和党議員から経済格差に関する議長の発言は政治的な内容だと強い非難が上がった。
イエレン議長はこの日の講演で2007年のバーナンキ前FRB議長の講演に触れ、「米連邦準備制度(FRS)の中では経済格差が長らく注目されてきた」と述べた。また、昨年10月にもイエレン議長自身が同様の講演をしたことに触れ、こうした批判を跳ね返した。
さらに、調査からは「世界中の人々にとって貧困格差は大きな懸念」であることが示されていると指摘し、「いまだに大不況の影響が続いている先進国では、子供が将来的に親よりも金銭的に厳しい環境に置かれると懸念されている」と述べた。
こうした懸念は政治的な信念にかかわらず広く見られるとし、さらなる研究の必要性が明白だと訴えた。
所得層間の移動に関しては、生まれた環境が個人の将来の収入や財力にどのような影響を与えるか一段と調査する必要があるとの考えを示した。家族のあり方や期待、個人がどうすることもできない事象なども影響する可能性があるとした。