博覧会にて

桜のつぼみが大きくなってきて、ようやく春爛漫の時候の訪れはもうすぐでこういう時期は何とはなしに「ワクワク」する感覚があるように思います。

今大手マスメディア新聞などの報道でも扱われているように、4月からスタートして10月には完全移行するであろう新国際経済システムが起動するようになり、米国と日本政府のみ取り残されている状況ですが、こういう場合は一番最後に血眼で必死に息を切らせては強引に駆け込み乗車をする人とよく似ていて、行動パターンが解りやすいものです(笑)

とりあえずは、とても大きなムーブメントのことなので余裕を持って見届けておきたいと思います。

私は中国との直接の付き合いが長いので、大体は何を目指しているのかの流れが直ぐに掴めます。

普通世間の一般日本人の感覚はこの十数年で巨大化した中国の勢力に恐れを抱くような気持ちが起こるのも判るように思いますが、マスコミや雑誌などでの評論家たちの記述はあたかも「ヤバイヤバイ詐欺」か「プチ精神妄想性障害」になっているので注意が必要です(付き合うと病気が移ります)

中国式の事業は地道な「段取り」と流暢にシステム機能を図るための「根回し」があってから動く時は「責任意識」をしっかりと持ち、勝ちを確実に狙ってやってきます。それはオリンピック競技の中国選手たちを見ていれば一目瞭然です。

先進国にありがちな派手なパフォーマンスや「場当たり的な変更」「後ろ手・後ろ手」な無責任的な作業には評価をしない傾向があります。

私は東洋精神を尊ぶ日本人としては、そうした中国式には好意を持ちます。

今年度から私達の活動では、スポーツクラブのクラスも含み、関係者の全体的に行える活動システムへと完全移行していきます。

これは普通一般の健康維持クラスもあって、専門技能の獲得を行う、の両面を車の両輪のように考え、共に交流や刺激を感じられるようにしていきたいと思います。

やはり人間は活力向上のためには「安定」と「刺激」という相い反する意識交換が大事で「安定」だけだとマンネリ化して脳の活性化が図られず(何となくつまらない、と感じる気持ち)

「刺激」を受ける活動ばかりでは心身に疲労を受けやすく(活力は出るのだけれど、ちょっと休みたい、と感じる気持ち)

※私は長期間の刺激を受けては返してばかりをやり過ぎました(笑)

やはり「レベルアップ」そして「安堵感」それから「刺激」まだ上を目指す方は「レベルアップ」とやっていくことが、現実の日本国内にある認知症の方がどんどんと増えている実情を考えれば、

精神の安定、筋肉・関節周りの全身運動器の強化、脳細胞の活性化、

孤立が起こりがちな現代社会の中では、老若男女全世代間交流が必要ということを理解すれば、とても重要な活動システムになると確信しています。

別に活動内容については、もう現行で既にスタートしているので大したことはなく、ただこのままなのですが(笑)

これがだんだんと全体が繋がっていくようになります。

練習システムはもう健身養生班、武術班と毎回同じウォーミングアップ、段位套路、自選項目、対抗性項目、兵法剣術の内容は確定して、このパターンを憶えて指導できるようになれば指導員としての活動が可能です。

肩書きを持つためには私たちでは2年に1回の企画で香港か上海か、今年はシンガポール大会で段位を申請して受験して得点を獲得して合格できれば、それを活かすことができます。

あるいは競技会の成績もスポーツクラブへの就職でも評価対象になるので、そちらでも可能です。

今年はもう4ヵ月後が大会なので、健身養生班ではスピードを上げて三段受験が間に合うようにと指導をすすめています。

中国武術段位制国際考試は、もう飛び段での試験ができなくなり最初は原則一段からですが、技能保持者での受験申請は三段(楊式太極拳24式の対象は自選項目三段まで、32式が四段)からになります。

(※項目番号の1171龍身蛇形太極拳は上海、香港、シンガポールの国際競技会でも段位六段取得まで可能な項目)

香港大会での項目分類表

昨年までの提携関係の構築で私達の指導システムは中国武術段位制は三段まで指導して全体組織としての受験、四段、五段、六段は各自からの要請で段位受験を行っていく、ということになりました。

そして国際考試は中国武術協会が管理していて、日本国内は依然として普及団体が無いこともあり、普及指導員育成が目的で、復旦大学武術協会公認で四~六段技能と連動した武術人士の認定書発行を民間団体としてでの日本国内向けの認定事業を行える単位(組織)になりました。

アジア武術連盟が昨年からマカオに移り、トップが香港国際武術節、香港国際武術大会のプロデューサーでもある香港武術連合会、国際武術連合会執行委員の霍震寰さんになったので今後はどこでも日本の組織の窓口はマカオ大会になりそうな予感があります。

今は何でもウェブの時代で、力がなければどんどんと老舗会社も倒産する時代で、旧勢力でも遅れを取れば致命的で、

私達は小さな組織でも少数精鋭で機能性を高め、今年はこの部門も試験的に毎年の交流会を通じて既にスタートした新段位制システムをどんどんと稼動して日本国内へアピールして宣伝していきたいと思います。

そのために活動内容としては、

龍身蛇形太極拳、木蘭拳、健身気功 五禽戯、馬王堆導引術、伝統気功華侘五禽戯が競技会項目としてずっと定着させて、

「youtube検索では、龙身蛇形太极拳:龍身蛇形太極拳、木蘭拳は、mulan 五禽戯は、wuqinxi 馬王堆導引術は、mawangdui」

(※武術班は人数があまり多くないので各自にあった伝統項目各種)


段位制套路では陳式太極拳、推手、長拳、剣術、短棍を三段までが普及指導項目になります。

「youtube検索では 既に段位制套路は陳式、楊式、孫式、武式、呉式が全部上がっていて、私達は段位試験では陳式にして、楊式、孫式は自選項目で行っていきます。陳式 chen duanwei duilian form 長拳 changquan duanwei 剣術 short weapon self defense 短棍 long weapon self defense」

その他も多くの拳種、対抗性推手、対抗性散手、兵法剣術と対抗性(実戦式)の稽古も三段技能を得てからの希望者に指導を行うシステムにしていきます(倫理道徳性と安全性を理解している方が対象)

中国武術段位制国際考試は日本で先生方を招聘して行うことも可能ですが、これは経済的負担がかかることもあるので、どこかの企業や組織体との提携事業として近い将来には考えてもいます。

長い時間をかけて試験的に実験を繰り返し、日本でのフィットネス指導の現場、普通の活動クラスで活かせるように細かいところまでプログラムを完成し、ソフトとして実現できたので、これからはハード面での充実を図っていきたいと思います。

もう4月新年度まで12日間、新スタイル、全体的での活動元年になります。

主役は皆さんお一人、各々 それぞれです。

日々、常々に楽しく元気に活動を楽しみましょう。