香取神宮 御神木

私はよく、こうした記述に「現代日本社会」と表記をして会話でもよく使っています。

おそらく皆さんもお気付きで「日本は何で、こうなったのだろう」という感覚があろうか、と思います。

これは世代間でも差異もあると思いますが、私が感じたのは、いろいろと今までに過ごしてきた時間の中で判明したことは、

「分類や区分が必要だ」ということでした。

話でも「日本は・・」と言ってしまうと、特にネガティブな問題を扱う時に、私達はおそらく無意識の中で「全部の日本」や「日本人」を含んで話したり、記述をしてしまうことがあります。

そうすると私の所感では何かしら祖国日本を悪く思ってしまい「やる瀬なさ」に包まれてしまうことがあります。

私は気付いたのですが、伝統日本と現代日本を区分すると、問題点に焦点が定まり、祖国日本の問題なのではなく、

現代的日本社会の問題なのだという事実に辿り着くと精神が楽になることを発見しました。

昨年は、この感覚から物事を分析すると、ほぼ私の中では問題の多くは自身での解決が行えました。一件落着、というのがあるとすると全件落着という感じです(笑)

私は思うに伝統日本とは、その歴史の中で、縄文、弥生、古墳時代から飛鳥、奈良、平安、鎌倉、南北朝、室町、戦国時代、安土桃山、江戸の各時代、

そして1900年ほどの和魂漢才の精神から、和魂洋才にと切り替えた近代の欧米文化を取り込んだ、明治、大正と戦前の昭和までの時代があり、

そこから70年前の戦後にGHQに占領され、米国、英国、フランスなどの欧米政府や財界人からの影響で欧米化された政権運営があって今の現代日本があります。

私が言う場合の「現代日本社会」というのは、

「GHQに占領され、利用された日本の運営に雇われた政府の要人たち」の数々の仕事によって全国民に生じるようになった「複雑で解決しにくい問題の多くなった社会」のことを指しています。

これらが人口問題の最たる食料問題、教育問題、国内的な経済問題、国際的な外交問題の根幹になっている事実です。

つまり(2015年の今の日本)-(1945年の終戦以前から16000年前の石器時代)=70年間という構図で、

70年間で日本国内には欧米の構造によくある「民族」「信仰」「文化」「政」の混交から起こる問題の数々が生じるようになり、考え方や思想哲学が複雑化しています。

以前では少しでも、こうしたことに触れると「差別だ」というように反発を受けたりして、余計に複雑なことになったりした時期もありましたが、

最近は全体的に落ち着いてきたこともあり、私は伝統日本の歴史を受け継ぐ一員としての立場を堅実に取り、

2000年間の伝統的な文化交流を行い東洋思想を取り込んで発展をしてきた「日本人」として、もう一度原点に立ち返るために、歴史長き文化を今でも尊ぶ中国大陸へと幾度も渡り、学び、帰国しを繰り返してきました。

元々は、自分自身の防衛術として「中国武術」を身につけ、そこから養生、医学、総合的歴史文化研究といつしか発展をしていきました。

こうして考えれば現代の日本内には海外から来られた方々も多いし、国際結婚などで国籍が複数になる方もありますが、それはそれでまた理解力を高められるチャンスがあることとして素晴らしいことです。

しかしながら、日本は西洋諸国とは歴史的変遷が全く異なり、異国から来られた方々との「民族」「信仰」「文化」での大きな問題や摩擦の起こる可能性は低いと思います。


私が目指していることは、

21世紀型の日本での目標では、

(今ある現代日本社会)ー(欧米化における悪影響の数々)ー(欧米化し過ぎて伝統日本文化や美徳を失った人間)+(新時代の中国+新興国東南アジアなど+インド+ロシアの良い面)=最高の日本

という構図を考えています。

そしてこれはかつてあったような排斥型の保守的な方法などではなく、あくまで精神性のものであり、文化意識になります。

私の世代から下は応用力が高いので、そうした新時代を良い方向へ持っていけると思います。

そして、

感覚として、新聞、雑誌、メディアを運営する企業家たちの精神構造は「情緒不安定」な人達の集まりで、

彼等の行う仕事の質には、あまり意識を向けないことと、

政府運営や大企業運営をしていて、伝統日本の美徳を失った人間たちも、あまり相手にしないで、

自分たちの身の回りから、発展し、協力し合っていくように意識を置き、

念のためにですが、これは「自分たちのことだけ考えている」というのではなく、

日本は戦後に8300万人だった人口が、2000万人増やして1970年で1億人を突破し、そしてそれから現代までに更に2400万人ほど増えました。

戦後増えた4400万人という人口の数は、カナダの人口3400万人より多く、オーストラリア人口2200万人の2倍、スペインやウクライナ国民の同数が、この日本列島に増えたという事実です(つまり、増やし過ぎ)

世界の国・首都・人口データ一覧

こうした人口増加における現実から考えると全体の問題解決はとても難しく、現実的な方法としては自発的な働きで自分たちの身の回りから、発展し、協力し合っていくことが実際には確実だと思っています。

政財界がよく「失われた20年」とか、言ってますが、それは実際の当事者たちは経済的恩恵を受けながらも無責任で、

責任から大変な作業は全部「庶民に悪影響を及ぼした20年」のことです。

こうしたことを一般庶民に悟らせない政策の数々には、私達はもう辟易なことを知っています。

またこれからも「現代日本の行政運営をする組織=政府」は変わらず、庶民の暮らしにチャンスをくれることはないだろうと思うので、

彼らの期待持たせで肩透かしに時間をかけるのは勿体ないので、

身近で仲良く楽しくやっていくことがベストです。

考え方を切り替えれば「現代日本社会」の恩恵もたくさんあって、

欧米の食文化も文芸も音楽も質が高く、大いに日本にいながらでも楽しめます。

それにしかも、

私の場合は伝統的中国文化の数々を、身につけられたことでずっと今までにも日々が充実していて、ここ数年は医科学を理解したことで、良好な心身の将来的な堅持感覚により一層自信が高まりました。

そして実は、中国を統一した秦の始皇帝が憧れ、

徐福がやってきた「蓬莱」の地は日本で、この美しい水と緑豊かな風土と争いを好まない伝統日本人同士が築いてきた今までの歴史に、

更に世界中の文化を吸収した現代日本人の生活は世界で素晴らしい国になれる可能性が大きいことです。

そしてこれは別に政府の政策に期待しなくても、大いに実現が可能なので、日々夢見て楽しく頑張っていくことが大事だと思います。

一般的な現代日本常識での成果を教えてくれる動画。

今後は「頭の固い」「上から目線」での高齢者側補佐の「資本主義」を今までに謳歌し支えてきた「財界:資本家」と「行政」側での「依存的」な視点と(※何度も国債暴落が恐いと言っているのは、その生活ポジションを自身で言っています。あまり株をあまり保有しない一般庶民は実はあまり関係も影響がない)

現代事情に通じた「柔軟な頭脳を持つ」応用力が高い若い世代との間では考え方や行動感覚では今後全く異なっていくと思います。

※考え方として、受講者という意識ではなく、

「何故に、そうなってしまったのですか?」という患者を診て質問をしていく医師の視点で見ると興味深いと思います。