
幾度となく、訪れた「上海」
自分にとっては大切な街。
大好きな日本だが、いつしか心が蝕まれるような想いに駆けられる現代日本社会。
しかしながら日本の歴史を思えば、卑弥呼の時代での国内動乱。
日本武尊:ヤマトタケルの遠征。
大化の改新。
源平合戦。
戦国時代。
関が原の合戦。
明治維新。
戦後日本。
現代日本社会。
男はいつも厳しい戦いの中での日本を生きる運命にあるのかも知れません。
歴史的事実においては日本からは中国へと、生きるための智慧を幾度となく求めては祖先の日本人は訪ねて行きました。
他の人はどうかは知れぬが、私は現代でも同じでした。
今回の上海でも、また多くを学ぶことができました。
今年は何か、宿命的な年であった気がします。
今回は研修ツアーでの晩餐会での中で、やはり日本と中国の間での話しの中で「政治」のことの質問が出てきました。
やはり毎日の日本の報道の影響で特に年配の皆さんは必ずといっていいほど、この話題になります。
ある意味、過剰な報道現象に乗せられてしまう「洗脳」に近い状態だと思います。
今回は面白い展開になりました。
先生は「政治問題」への質問に対して、
「政治」の話は全部「北京」が解消する、ここは上海。
「経済」の話を解消する場所。
経済は「上海」
「北京」が政治。
場所が違う。
日本でも土地が違えば、食べるものも、言葉も、問題も解決する場所は全部違うはず。

ここは「上海」
人、物、経済的なやりとりで「良いもの」を知り、考え、感じ取り、経済での繁栄のための何かを世界から誰もが気軽にやってきて、中国で確かめる場所。
従って国際的に自由、平等は基本。
日本と中国は、見た目は似ていても、国土のスペースも人口も国境の問題も多くは違う。
外交問題、軍事的問題の複雑な問題は全部が全部「北京」で執り行うのが中国のやり方。
経済は「上海」
そして先生は「さぁ、乾杯しましょう!」といってくれました。
その後に皆さんはスッキリした顔で楽しく晩餐会が進みました。
私も一緒に乾杯し、先生が私の感じていたことを代弁してくれた気がしました。
今年はもうひと仕事済んで、何かしら今朝の青空のような、清清しい気分です・・・