日経ビジネス「ASOCIe」本当に怖い7大病1

日経ビジネス「ASOCIe」本当に怖い7大病2


私はもう既に18年間経ったフィットネス業界での毎日朝から晩までの仕事柄、常に会員の皆さんの持つ健康不安や病気への心配からの質問から何かと多く情報を聞かれることがありました。

基本的に私のポジションは伝統中国医学理論からのもので、自身の経験も含めて、確信的に判ることからお答えして来ました。

そして会員さんの一人に元東京大学医学部教授を務めてから、横浜国立大学医学部教授を長く勤めていらっしゃる方がいて、その交流から、現代日本医科学での医学的視点を勉強し、研究を始めました。

そこから習慣的に毎日の報道で医学に関するものをチェックするようになりました。

現代日本の医科学的視点というものは始めると面白くなってきて、中国武術界の流れを追うだけではもの足りなくなっていたので、かえって好都合でした。

そこから厚生労働省のホームページの統計データをしょっちゅう分析して、そこから分かった数字やデータ分析からどんどんと調べていき、

判明した事実を踏まえてからの所感を、こうしたウェブ上で綴ったり、日々のレッスンでのお話しにと内容を加えて来ました。

そしてやればやるほど現在はスーパー・コンピューターを使って、要因や要素の徹底的な分析と解析を行っていく医学データの数字が出てくるものを見て、

自分自身の生活習慣が該当者の可能性から、どんどんと外れるばかりなのに気付き、自身で「可笑しく」なってきたので、

そうすると全く負ける可能性のない相手とのチェスとかトランプのカードゲームとか麻雀と同じような感覚になって面白くなりました。

今年は3月くらいから厚生労働省の発表するデータの質が変わってきたことに気付き、午後の練習で体育館が使えない日には理論講習会を何度か行ってきました。

そしてその感覚から、こうした文章を今までに綴ってきました。

疾患、機能不全という病になりにくい体質とは

厚生労働省のデータから冷静に見て考えてみる

特別展「医は仁術」を見て

「週間 東洋経済 9/13号 クスリの裏側」

「追い込んでいる」ことに社会が気付いていない

「マイオカイン理論」は伝統華侘五禽戯の理論を証明する

今日は、ここから経て今週に発売された「日経ビジネス「ASOCIe」2014年10月号 本当に怖い7大病」の特集から判ったことからの所感を綴りたいと思います。

(※しかしながら、ここから先は人によっては「現代日本社会では致し方のない理不尽さ」を感じることもあろうかと思いますが、嫌な想いをせずに事実から私達個人個人のできるところから、如何にこれからの日本社会を改善していくかの要素にしていければと思います)

内容は特集2働き盛りのビジネスパーソンを襲う「本当に怖い病気」解決マニュアル。

その下には「敵」の正体をきちんと知って、病気の予防に役立てて欲しい、とコメントがついています。

そして「病気にならない仕事&生活習慣」というページがあって、

「長時間労働が元凶だった!」と書かれてあります。

そして「ビジネスパーソンが病気にならないためにやるべき4つのこと」と続き、

1、残業を減らす。

2、運動を習慣にする。

3、食生活を改善する。

4、酒を減らす、たばこをやめる。

となっていきます。

東京慈恵医科大学 環境保健医学講座 教授からの指摘では、

「長時間労働による疲労の蓄積は虚血性心疾患などの原因となる高血圧や動脈硬化を促すことが分かっている」との指摘があります。

そして国立がん対策研究センター がん対策情報センターのセンター長の方の指摘では、

「がんは遺伝的要因が強いのでは?」と考える人もありますが、

それは「遺伝するがんは全体の5%程度の特殊なもので、生活習慣の影響により起きるものが多い」となっています。

「長時間労働と病気の因果関係」のページでは、

長時間労働→「ストレス」(精神的不快感といったほうがよいでしょう)→長期療養、生産性低下を招く「うつ病」

長時間労働→「食生活の乱れ」→長期療養、死亡、生産性低下を招く「各種がん」

長時間労働→「運動不足」「睡眠不足、疲労の蓄積」

→「肥満」「高血圧」「高血糖:糖尿病」「脂質異常症」

→「動脈硬化」→「心疾患」「脳血管疾患」

となっています。

「運動を習慣にする」のページでは、近年の医学研究では効果的な運動が「がん抑制」「うつ抑制」「アルツハイマー病予防」「免疫機能アップ」に効果がある、といっています。

そして肥満と関連の深い糖尿病のような病気も、運動をすれば体重があまり減らなくても病気が改善することが判明、更に運動は脳に働きかけて学習能力や集中力を高める効果のあることが証明されている、と続いています。

次には「食生活の改善」は一般常識的内容なだけであり、

「酒を減らす、たばこをやめる」では、単に「たばこは百害あって一利なし」が書かれていて、

「飲酒」は蓄積量なだけで毎日、朝に酒が残っていても、まだそこから飲酒をする人たちが対象なのだということだけです。

あとは今までの記述と重複するものでした。

こうして考えてみると、この現代日本社会の善良なる日本国民を「苛める輩たち」の正体がはっきりと見えて来ます。

今年は何か、清清しい想いに溢れる年になったことに有難く思う出来事が続きます。

おそらく、私自身も理不尽に、あるいは不快に感じ、闘っていた連中が見えて来て、今こうしてあちこちに「正体」が判明して、

如何に彼等を退治・・

いや改善をしていくことが重要だと私達は知ることができました。


多くの皆様の、これからの敵への退治・・

いや幸運の到来を祈っています。





まったく、関係ないですが 何か「駄菓子屋」さんで もらった感覚での、

私自身での、勝手感覚な、「オマケ!?」


私の少年時代に人気があって今現在も尚リメイクされていて、何故にグローバリズムが広まった世界中で日本のアニメーションが人気か、ということのインスピレーション的象徴での日本が創ったストーリー・・

(真面目に現代日本社会で世間の言うことを真に受けすぎると形而上学的にデビルマン的アクションをもやりたくなる衝動が起こる事実・・)






この原型での「考えるべき ヒント」