
今年は年に一度のイベントの交流会も終わり、久しぶりに夏休みらしい感覚を得られました。
昨年は香港の段位制考評会が始まり、大忙しで終わってからもイベントがあったり、交流会の準備などで夏休みらしい休日がほとんどなかった気がしました。
一昨年は上海の大会があって、何かしら落ち付かない感じでしたが、今年はようやく今までに進めてきた計画のひと段落ができるようになり、
これからの練習計画や活動計画の流れも安定するようになってきたので、ここからはじっくりと更に本格的な普及と、健康増進のための楽しい活動も同時進行で、必ずどちらかでもなく、毎年毎年のそれぞれのライフパターンで行っていければいいと思っています。
その皆さんの頑張りのお蔭もあって今年の交流会の雰囲気はすごくよかったと思っています。
ここから毎年毎年のレベルアップシステムを活用して上達して、身体も丈夫になってストレス解消を行って、
段位制システムでレベルアップを図っていくのも善いし、国際大会で成績を取って、それを肩書きにできるようになり、復旦大学武術協会での学習もできますし、いろいろと各それぞれの可能性を高められるシステムが整いました。
これからは日本での活動システムの構築と準備、そしていずれはそのシステムをフィットネス業界にも取り込んでいく予定でいます。
そのためには最初の運営スタッフとしてのメンバーが指導面、運営面、活動面すべてに重要になってきます。
実はこのアイデアはあるNPO法人の運営方法からヒントにちょうど4年前から計画を経てて行ってきました。
昨年から今年と本場中国武術界が新運営陣体性になって、今後の展開が判り、その流れの日本版をスタートし、いずれは日本でも展開を始めたいと考えています。
私は活動の中で慎重に確実な進捗を図ることを重視するようになって、そこからいくつかを学ぶようになりました。
最近ふと思ったことの中で、今までのアジアの中での歴史が動く時は、先ず中国大陸全体の変化が先で、そしてその情報があちこちに伝わり、日本でも少しずつからだんだんと始まり、やがて大きな展開へと応対してきた大きな歴史的な流れは稲作や銅鏡剣や矛の伝来においてもあまり変わっていないように感じています。
そしてこの300年ほどの世界の歴史では欧州各国のアジア進出があって、米国の進出があって、アジア諸国全体が不運な時代があって、戦後69年を迎え、来年は70年を迎えます。
戦後欧米的な経済システムの恩恵を受けてきた方々は今後においてアジア主流になる世界的変化を好む人と好まざる人とでかなり考え方が違っています。
ビジネス面でのフットワークの軽い人は世界どの国の方々でも今後は100年以上は長く続くだろうと予測されている今までになかったアジア全体40億人が活動する経済発展に期待感を持たれています。
中国武術界も同様で、今後はフィットネス感覚やレジャー感覚を含む、大きな展開に今まで通りの伝統中国武術、そして多用な競技武術部門を総合し、「オリンピック的な中国武術の国際大会」へと移行を始めました。
日本では珍しいものというものへ関心を持つ人は少なくて、ムーブメントが大きくなると関心を持つ傾向があるので、今現在に日本国内には団体も多くなり、フィットネス界でも新しい太極拳エクササイズや気功エクササイズが表れ、とても活動がし易くなったのは大事な感覚です。
今後はおそらく日本各地と中国は近くなり、日本の航空会社でのLCCが出るようになってロシアから安い石油や天然ガスが来るようになって飛行機代が安くなると、
いずれはアメリカン・ヨガでの全米ヨガアライアンスの基準をするように中国武術協会も世界標準の考え方を基に大会やイベントをアピールしてくるようになると思います。
(※この夏はあちこちで中国国内向けの大会がかなりの数行われてきて、集大成は天津で行われた中国武術運動大会、若者向けは南京ユース武術大会でした)
私達はその時が来た時のための準備と改革をこの4年間はしっかりと行ってきました。
これからは私達はむしろ安定期に入り、武術のレベルアップにおいて「何をどのように、何をしたら良いか」というカリキュラムを持ち、提携組織があるのは大きな強みになると思います。