
この1週間ほどは、先週の日曜日から真夏日が4日続き、木曜日から土曜日まで雨降りで一昨日の日曜日は曇り、昨日の月曜日は不安定になり、温度は最高気温でも21~22度ぐらいで肌寒さを感じるようになったと思います。
薄着になり、このように天候が不安定な季節は身体も冷やしやすく、体調を崩しやすい時候なので、私達の武術活動の内容では、
こうした時期は本領発揮ができるので、ここ数日はこのような時候でも心身が快適になれる効果を感じられる内容に変更してレッスンを行いました。
梅雨時期は大きく分ければ前半と後半で、前半が温度差による影響を受けやすいので前半で心地良く練習活動で活性化できることを身体で知ることができれば、
後半になってくれば雨でも温度が上がり気味で湿気による不快感はありますが、冷えからの体調不良は起こさなくなります。
こうしてこの数日は気合いを入れて頑張りました。
先日の日曜日は午前はギリギリセーフで野外太極拳を行えました、あのような時は練習をするかしないか、で体調が昨日の週初めのスタート感覚がまったく異なるので、とても良かったと思います。
日曜日の午後は先週は真夏日で暑さにまだ慣れない雰囲気があったので、5月の研修で学んだものの復習などを中心にしていました。
今回は上海で私も中国武術段位制新教程への指導アドバイスを頂いてから、旧教程との融合で一ヶ月間ほど考えていた新しい感覚での武術基本功の練習方法をスタートしました。
従来通りに身につけてきた跳躍動作を行いながら、技能レベルでも無理なくできるように、と考えました。
本場中国スタイルの練習方法は、やはり中国人向けの感覚があり、日本では日本の学校教育的な感覚もあり、両方をうまく融合させていく方法を編み出すには結構苦労がありました。
武術段位新教程はある意味、私にとってとても行いやすくなったので、とても良かったと思います。
将来的にこれからインストラクターを仕事としてやっていくような人にでも行いやすく、普通一般の活動でもチャレンジがしやすくなり、武術技能基準が明確になったことで皆さんも非常にやりやすくなったと思います。
私にとっても指導をする時の基準や標準がはっきりしているので、指導でも内容が集中しやすくなったので有難く思っています。
武術活動での基本的なパターンは比較的長く武術を行ってきた人は、自分が理解し学び練習して目標にしたいレベルを自身で選んで練習をして、
初めての人は一段長拳から入り、二段。そして器械類も一~二段にいきます。
太極拳は基礎套路から一段、二段。
三段以上を目指す人は伝統套路として養生功18式、龍身蛇形太極拳になります。
健身気功では八段錦、五禽戯、伝統華侘五禽戯、木蘭拳、となっていきます。
今現在はBIG・S綱島のスクール教室で昨年から一年間を試験的に行ってきた練習方法がフィットネスでも、そのまま行えるように統一カリキュラムを完成しましたので、
このスポーツクラブなどでの中国武術段位制のスクールプログラムとして普及が行えます。
日本国内では基準がわかりにくいことで今一つだった中国武術の練習プログラムが確定できた、ということは将来的にも大きなチャンスになると思っています。
本場中国での現在の感覚では段位制の練習活動を行うことは「通段」といっています。
自身が段位制レベルを「こなす:通じる」かどうか、という感覚で使い、なかなかいい表現だと思っています。
そして「試験:経験を試す機会」を毎年行う中国武術・健身気功交流会の一部で「考評会:考え、評してみる機会」を行っていきます。
私達もこのままの表現を使っていき、各自各自で自身の武術技能を切磋琢磨していけることに納得がいくようになるといい練習活動になると思います。
将来的に段位考試を受けたい人は毎年のレベルアップの機会として、あるいは本番に向けた模試として準備のために行っていくようにすれば本番の考評会でもいい成績を獲得できると思います。
今年から私達のスタイルで確立できた中国武術段位制日本版の普及活動にどんどんと力を入れていきます。
中国武術段位制は基本的に中国武術協会が基準になっているので、段位考試は各自で興味ある人は本場で受験して認定を受けるようにして、
私達の日本版としてではライセンス制として、
S級:六段、A級:五段、B級:四段、C級:三段、D級:二段、E級:一段として考評会でチャレンジして合格点を取れた人には希望者に証書を発行したいと思います。
そしてこれからも普及のための中国武術段位制指導員、考評員を育成していきたいと思います。
それ以外にも今まで通りに段位制ではなく、一般武術項目で活動を行い、
従来通りの武術の国際大会(これからは上海に集中しようと思います)でチャレンジするといいと思います。
やはり現代日本社会にて、毎日において何かと充実させていきたい、
もっと自分は人間的に進歩、進化したい、というきっかけで、私達は中国武術を活かして様々なイベントを何でも行えるようになったので、
私の行える奉仕として皆さんへの貢献となれたら、と思っています。
梅雨時期こそ活動を活発に、頑張っていきたいと思います。