中国武術段位国際考試


横浜武術院の活動では普及指導者やフィットネス・インストラクターの養成としても行っています。

日本国内ではフィットネスクラブ、スポーツクラブなどのレッスンを含む横浜武術院での武術活動、本場中国での研修拠点は復旦大学武術協会。

競技大会は上海国際武術博覧会、中国武術段位認定の検定は香港国際武術大会・中国武術段位制国際考試(国際武術段位)です。

(検定の開催はその年々の希望者の有無にも関係し進段にも時間を入れなければならない規定がありますので一応隔年開催としています。

期間を設定した学校形式は日本ではまだ方法的に向いていないので、各自各自で段位制教程から入り、毎年の交流会で考評会にチャレンジして上手にできれば教程の合格終了としています。(修了書は一応いつでも用意はできていますので、今後はそうしたインストラクター指導者を目指す人には要望があれば発行します)

最近の合格者のプロセスで考えていくと毎週3~4回の武術班の専門練習とプラスアルファの復習予習の自主練で5~6年をしっかりと続けて行って国際大会に出場し金メダル・一等奨と総合ランキングに入賞できる選手となり、本場の中国選手と同レベルになって同時に本格プロインストラクターになった人もあります。

武術項目は中国武術段位制の「一~二段」が初級指導者、「三~四段」が中級指導者

「五~六段」が競技部門を含む上級指導者となります。

伝統武術競技・スタンダードスタイルを専門的に身につけて先に自選項目から入り、そして本場での中国武術の国際大会では上海国際武術博覧会や香港国際武術大会での競技会で総合成績を得たりすることで賞を自身の経歴として入れてやっていくこともできます。

太極拳は入門教程は楊8式、12式、陳5式になります。

そして一~二段位制新教程、三段以上の自選項目では楊24式太極拳、陳18式養生功が三段、

四段~を目指すなら陳式太極拳38式か龍身蛇形太極拳を行っていきます。

健身気功項目は初めは八段錦、そして五禽戯、それから伝統気功華侘五禽戯、木蘭拳になります。

健身気功項目は学び得た技能を交流会での演示や木曜日の練習で指導示範を行う教育実習を経て、レッスンが進行できるようになれば、いつでも指導員やインストラクターになれます。

今現在に武術の指導者として職業にしていくには、技能を身につけてから、(あるいは大会成績などの入賞経歴、中国での研修キャリアなどがあると有利になります)

指導方法、教学法を学び、指導現場に立てるようになって、スポーツクラブのスタッフとして勤務してプログラム指導としてレッスンを行っていく方法と、

オーディションを受けて採用されてプログラム・インストラクターとしていく方法と私の知人が経営する会社での勤務や、あるいは企業からの事業委託を受けて行う、というものがあります。

あるいは中国武術段位制日本版教程のチェーン展開化という方法もあると思います。

そして大会や段位資格を持たなくとも、職業でなくとも生涯の健康増進の楽しみもいいですし、あるいは副業、定年退職後のボランティアというのもいいと思います。

あるいは技能を身につければ生涯に何にでも役立つ教養です。

日本ではこれから武術の普及がだんだんと増えていくと思うので、いい仕事で毎日楽しく元気に皆さんで仲良くやっていくことが可能になると思います。

そのためにはいい練習、いい仲間、快適な環境を大事にして、時間をかけて確実に心身と技能のレベルアップを図っていくことが大事だと思います。