
4月の新年度がスタートしてから1週間。
若干のスケジュール変更がありましたが、一巡してみると、やりやすいスケジュールになったので、
今年度からは余裕をもって質のいい活動を全体的にやっていきたいと思います。
一昨日には、今年の丹沢にある「大山詣で」をして山頂から、上ってきた道程や下界全体を眺めながら感じたことがあります。
山登りは人生を思うにとてもよく共感できて、
ふと何気なく、10年前、20年前、30年前を振り返ると、その時々の自分がいて、その時々の武術活動を思い出します。
そう思えば、今現在は確実に進展していることに感謝を思います。
これからは、次なる10年後の発展のためにも確実な一歩一歩を踏み出していきたいと考えています。
今年は2014年。
世の中を見て感じているのは、これからはかつてのような全体主義は過去の遺物になっていき、
質の高くなった個人個人の多くの思いにリンクした人々の築いていける積極的自由を尊ぶ世界観と、
レールを敷かれたうえに存在している、かつての既存感覚での不自由な世界観とに分かれていく、と思います。
今までの日本でいう「民主主義」は、結局は数が力という単純なもので、全部が全部、法治というものまでもがその考え方の元にできていて、
数を集めるのが第一で、これらを実行するにはマスメディアも利用される下部組織として仕事をしている企業でもあります。
とにかく調教できた人間の数を集めれば有利なので、国会も選挙も同じ、行政も財界も同じ、企業経営者の考え方も同じ、
その元に雇われる人の考え方も同じになるので、それが「世間常識」というものなって、強要を暗黙で優しく迫られてきて、気付かずに生涯をそのままで従う人もあるし、
気付いて従わず「非常識」と時にはいわれ、生きていく生き方もありました。
しかしながら今現在の日本全体1億2千752万の人口の中では、65歳以上の高齢者が過去最高の3186万人となり、初めて総人口の25%に達しました。
そして1947~49年生まれの約700万人いる団塊世代が続々と仲間入りし、4人に1人が高齢者という時代を迎えていて高齢化を前提にした社会の在り方になります。
つまりは戦後は米国の社会システムを強要されて導入することになり、そこから様々な考え方が起こり、今日までの日本式システム運営組織として行政と財界が構築され、
かたちは見えないけれども、消しても消しても、消すことのできない「大きな化け物・モンスター」のようなストレス社会を生む日本版資本主義というものが出来上がりました。
しかしここに来て、モンスターも時間が経って年を経てきたようで動きが随分と弱まった実感があります。
結局は今までには人々を利用:コントロールしたいという、すべてというすべての「システム」があっただけで、「システム」を廃止させることを革命と呼んでいただけです。
これは世界中でも同じで、今年になってから動いている出来事のすべてはそういうことだと実感しています。
今は、各自各自が質の高い能力を持てる時代になり、数が多くても質の良くない者より、勝てる時代の到来を感じています。
日本人の遺伝子には、今までに幾度も繰り返されてきた長き戦国時代をくぐり抜けてきた歴史的教訓を持ち、大和魂、武士道の智慧を有しています。
10年後とはそういう意味で、今から更にこれから10年が経つ、ということです。
今現在に始まったのは、日本は昨年の東京五輪招致の成功で、もう既に大きな経済的な流れが動き始めました。
私達の目指すには、横浜もこれから大きな繁栄が見込めることもあり、日本全国に横浜武術院スタイルの普及活動を通じて、私の念願でもある日本各地めぐりをしてみたいな、と思います。