花


春分から1週間ちょっとが過ぎ、横浜、東京近辺では最高気温は20度、最低気温でも10度以上の日が普通になります。

ここでようやく暖かで新緑と桜の開花もあり花々の彩り鮮やかな春爛漫の時候を迎えました。

私達の養生活動では、冬の寒気に鍛えられ、野外教室の中ででも血行促進を図り、活性化できた身体は、これから1ヵ月と1週間ほど後には立夏、そしておよそ3ヵ月後には夏至になり、

これからはこの1ヵ月半前から春分までの間に一緒に頑張ってきた皆さんはどなたも、もれなく「絶好調体質」になることができます。

ここからの大自然の働きは植物はすべて空に向かって伸び始め、すべての生き物が活力を持ち、本当の意味でも「明朗活発:明るく、朗らかで、活力を発する」時期です。

ですから人間界でも、大自然の摂理と働きに相応しければ、活力に満ち溢れ、明朗活発になれる実感を得られます。

この春を迎え、ここ1年半ほどでずっと勉強してきた日本の医科学の研究を取り入れた実践が実り始め、今までの総合的武術や健身気功など活動のすべてが、とても道理に適い、何か大きな達成感のある爽快な心地になっています。

先日に訪れた東京大学医学部附属病院の運営している「健康と医学の博物館」での、研究成果を展示した企画展を見て、最新の医科学のデータ分析結果からの研究内容を見て大きな発見がありました。

多くの疾患:機能不全(病気)の原因を解析して完全に理解できたことですが、人間の身体というものは複雑にみえても案外判り易い面もあって、

「風邪は万病の元」ということばがありますが、3大疾病~7大疾病と呼ばれる現代文明病の「生活習慣病」というものは、

最終的にはその人の体内の「血管」と「血液」の質が悪ければ、すべて万病の元になる、という事実が明確に判ったことです。

正しい厚生労働省から発表されている正式データでは、2011年の全日本国民「1億2千752万人」の中で、

外来患者総数「7千260万5千人」の患者の

疾患分類の1位は、

「1千300万3千人」の消化器疾患の歯肉及び歯周病疾患(歯医者)と食道、胃及び小腸など消化器系疾患(腹痛)であり、

2位は「1千1万8千人」の筋骨格系及び結合組織の疾患(肩こり、腰痛治療の接骨院)

3位は「948万3千人」の循環器系疾患(高血圧系疾患、心疾患、脳血管疾患)です。

4位「746万5千人」健康状態に影響を及ぼす要因、及び保健サービスの利用です。

※これはこれ以上に説明がないですが、おそらく予防接種を受けて具合が悪くなったとか、サプリメントを飲んで具合が悪くなったとか、クリームを塗ったらおできができた、整形手術でおかしくなったとか、だと推測します。

5位「708万人」の呼吸器系疾患(喘息など)

6位「414万4千人」 内分泌 栄養及び代謝疾患(糖尿病、高脂血症)

7位「317万6千人」 損傷、中毒及びその他の外因の影響(骨折など)

8位「294万1千人」 眼及び附属器の疾患(眼科)

9位「254万人」 皮膚及び皮下組織の疾患(皮膚科)

10位「221万2千人」 精神及び行動の障害、統合失調症型障害及び妄像性障害、認知症(精神科)

11位「219万9千人」 新生物(俗称:がん)

※がん全体の総数での内訳

1位「24万2千人」 乳房の悪性新生物(乳がん:最近の意図的なのか??なブームに関係!?)

2位「24万人」 結腸及び直腸の悪性新生物(大腸がん:アメリカンスタイル メタボリック・シンドローム該当者)

3位「15万4千人」 気管、気管支及び肺の悪性新生物(肺がん:ヘビースモーカーがその該当者)

4位「19万2千人」 胃の悪性新生物(ストレスで胃にくる)

5位「6万1千人」 肝及び肝内胆管の悪性新生物


ここでお気づき願いたいのは、銀行内ATM付近に置いてある「※宣伝広告チラシ」にある外資系金融の保険商品に書かれてある、東大医学部の準教授「中川恵一」さんの著した書籍からの引用で宣伝文句にある、

「2人に一人はがんになる、といわれる、時代ということ」

(※、といわれる、時代ということ・・という文章がとても興味深い・・)


「ご存知ですか、がん、は身近な病気です」

という謳い文句は正式なデータからは合致せず、

「2人に一人は、歯痛、腹痛、腰痛・肩こり」など、になります。

関心するのは、多くの方々に聞くと上記の謳い文句を口に出すので、心理学を用いた宣伝広告としての影響力を広めた、というところに評価がいくものでしょう(※皆さんが知ったのは、行政からの正式データ内容でなく、テレビコマーシャルとチラシの宣伝効果)

重要なのは3位の3位「948万3千人」の循環器系疾患(高血圧系疾患、心疾患、脳血管疾患)

4位「746万5千人」健康状態に影響を及ぼす要因、及び保健サービスの利用です。

(病気でも何でもなかったのに、病院へ通院するはめになる、というすごいこと)


次に、※入院患者数にいきます。

入院患者総数「1千341万人」の中から多い順に見ると、

1位「282万3千人」

精神及び行動の障害、統合失調症型障害及び妄像性障害、認知症(精神科)

2位「251万3千人」

循環器系疾患(高血圧系疾患、心疾患、脳血管疾患)

3位「150万6千人」 新生物(俗称:がん)

※がん全体の総数での内訳

1位「19万3千人」 気管、気管支及び肺の悪性新生物(肺がん:ヘビースモーカーがその該当者)

2位「19万2千人」 結腸及び直腸の悪性新生物(大腸がん:アメリカンスタイル メタボリック・シンドローム該当者)

3位「14万9千人」 胃の悪性新生物(ストレスで胃にくる)

4位「7万9千人」 肝及び肝内胆管の悪性新生物

5位「5万5千人」 乳房の悪性新生物

ここで完全に明確なのは、入院する患者で新生物を体内に作ってしまった疾患を持つ人はヘビースモーカーが肺の内側に煙から出る「煤:すす」を溜めてしまったから該当者になりやすい肺がんと、

よく座式便所に座って体重に耐え切れずプラスチック製の便座を割ってしまったりするアメリカンスタイル・メタボリックシンドローム該当者の2つになることが判ります。

もしその「喫煙者」と「肥満」の2つが同時に該当する場合には、

「2人に2人」とも該当者になることが容易に予想出来て、外資系がん保険商品に入るべきなのは欧米ブームに乗って大好きになった、こういった人達だということです。

そして、大事なことは、

外来、入院患者ともに上位のランクにある循環器系疾患(高血圧系疾患、心疾患、脳血管疾患)

これは多くの年配の方々の中で該当しそうなのは、この分類だということです。


そして、ここで日本医科学界のデータ集積と分析・解析で判明した意実の中で、

ここに入る方々は、最初の方に申し上げた「血液」と「血管」の両方の質の低下が原因で、


循環器系疾患(高血圧系疾患、心疾患、脳血管疾患)

内分泌 栄養及び代謝疾患(糖尿病、高脂血症)

眼及び附属器の疾患(眼科)

アルツハイマー型認知症、パーキンソン病

これらは、全部同じ原因で、分類は異なっても、それは最初の発症した場所が一番初めの症状になることで、

合併症と言ってはいますが、全部は同じ体質なら、血流で全部は繋がっているので、どれにもなる、という「すごい事実です」


そこで、ここでは悲観的になるかも知れませんが、現代日本医科学の解析能力は素晴らしくて、

これらは、目に見えない怖れるものではなく、

毎日の生活で目の間の前に並べてある食べ物と飲み物を、自身で好んで選んで、体内に入れ続けていくと、

「そうなる」ものだということです。

中国伝統医学、養生の言葉に「病は口から入る」というのは、欧米から取り入れた西洋医学の現代での日本式最先端医学技術で解明したことは、

本当にその通りだということです。

ですから、ここまで分析が判ると、

循環器系疾患(高血圧系疾患、心疾患、脳血管疾患)

内分泌 栄養及び代謝疾患(糖尿病、高脂血症)

眼及び附属器の疾患(眼科)

アルツハイマー型認知症、パーキンソン病

というのは、自分で飲食した結果、運動もしないで血行促進を図らず、体内に貯蓄させたものが、自身を苦しめる、という事実です。

ですから、当人が悲しんだり、苦しんだり、悲観的なメッセージを発しても、それは自身で体内にわが子のように育成してしまった「新生物」が暴れているだけなのです。

世間を見れば、注意喚起のメッセージがたくさんあるのに、それを聞かず、見ずにして、自身の嗜好に任せた結果であるということで、

このジャンルで多くの医師が不機嫌になったり、怒るのは、普通の感覚だということです。

この事実を多くの皆さんで確認すると、

それは悲壮になる、というより「可笑しく」なるか「恥ずかしく」なるのではないか、と感じます。

栄養学では5大栄養素というものがあり、糖質、脂質、たんぱく質の3質があり、

ビタミン(緑黄野菜、果物)、ミネラル(鉄分 わかめ、ひじき、のりなど海藻類と貝類)

の5種類になります。

気をつけなければならないのは、

よく現代日本社会人の食生活では「ビタミンとミネラルが不足がち」といいますが、表記が下手過ぎます。

はっきりと「緑黄野菜と果物と、わかめとひじきとのりとかアサリやしじみをちゃんと食え!」と言ったほうがいいです。

そして糖質を控えめに、なんて言っては駄目で、

「炭水化物:米、小麦粉、いも類などデンプン質、甘い糖分と、油脂と肉類の動物性たんぱく質の脂っこいものばっかり食っちゃ駄目、それが後々の体内に蓄積して流れを停滞させて結果は手前で苦しむだけだ」

つまりは、しょっちゅう朝にホットドッグかハンバーガーを食べて、清涼飲料水を飲んで、昼に油こってりのチャーシューメンとライスを食べて、夕方あたりでスナック菓子を食べて、

夜に焼肉食べ放題とか、ビールとピザとフライドポテト、〆にパスタでカルボナーラ食べて、デザートでティラミスとか、なんてしょっちゅうやれば誰でも最短距離の全力疾走で見事に自身で生活習慣病の総合優勝者候補として病気になれる身体を育成できます。

それにストレスがかかって、睡眠不足、運動不足で血行不良になる生活をしていれば10人が10人、もれなく当選できます。

最近にはっきりと判ったことがあります。

それは血液(飲食物)血管(体質)の2つで分類が可能です。

飲食物の栄養分の質が良好で、運動・労働で体内の血液循環がよければ、最強の「絶好調体質」で健康感覚はいつだって幸福な状態です。

次に、飲食物の栄養分は良好で、運動や労働をあまりしない(文化人にありがち)は、普通健康体質になります。

そして、飲食物の栄養分は今ひとつで喫煙習慣などがあるが、運動(野球、卓球、マラソンとかのスポーツ経験者)や労働(肉体労働者)をして血行促進を図っている人は、比較的健康体質。

最期は飲食物の栄養分の質が悪く、運動・労働をしない人。

これは10人のうち、もれなく10人は必ずといっていいほど、ありとあらゆるすべての生活習慣病に該当する最有力候補になれます。

しかし、これは現代での真の教養を知らずにそうなるか、判っていてそれを選択するか、になるでしょう。

こうして、全部を繋げてみれば、安心な人は100%安心だということを、科学的に確認できて、

そうでない人は、身体の姿勢、雰囲気、思考・考え方、人相・表情、発声する声の音声、生活全般に類は友・人を呼ぶだけ、だということです。

ですから、これから横浜武術院スタイルで活動している元気な皆さんは絶好調体質で安心して、世の中で商売目的から意図的にマスメディアへの依頼をして「心配や不安を煽る情報」を流す連中たちの仕事の方法には「気付いて、無視」することがベストです。

これから春爛漫、そして1ヶ月後は初夏の訪れ、若葉の緑の美しさ、花々の咲く彩の美しさのように、皆さんの体内には、活気と活力が溢れています。

いつも明朗活発:明るく、朗らかに、活力を発揮して、元気に、この春爛漫を楽しみましょう!