厚生労働省の発表したデータの中に平成23年:2011年(大震災のあった年)の日本全国の医療施設で受療した患者数の結果の概況があります(宮城県の石巻医療圏、気仙沼医療圏、福島県は除く、とあります)

2011年 患者数の結果の概況

最近私はこの厚生労働省の発表したデータをプリント化して持ち歩き、この数字を皆さんに見せてから、

世間一般での可能性があると思われる身体感覚や疾患、機能不全というように「病」として病院や診療院などで医師に判断された方々と、

私達の活動での心身状況の実際とを、照らし合わせて、

今までのこと、これからのことについてから、関連することへのアドバイスと、この正式なデータに基づいて、如何にこうした疾患の起きてしまった分析と、

予防医学的立場で、これからの疾患を起こす可能性のある人の原因の特定し、そうならないためには何をすればよいか、ということで、

私は運動指導のプログラムの中で導入し、その運動効果の実践から、こうした「心配」や「気がかり」というものから開放、解消することで、共に将来への明るい展望を一緒に感じて、希望や夢といったものを大事にしています。

(※私がよく強調している理由というのは、この状況の現世に生まれ、今日々すくすくと育ちつつある小さな子供達、10~20~30代の若者、新人類といわれた私達の世代、10年上でのシラケ世代、20年上の団塊の世代の全員がここにいるという現実です)


小さい文字の羅列で見えにくいのですが、注視しておきたいのは日本国民1億2752万人のうち、2011年度のデータ(おそらく2011年4月~2012年3月末で締め切り、その統計を2012年4月~2013年3月末で調査をしてそこから出てきたと思われる)では、

入院患者の総数(比率は女性がやや多い)は1千341万人であり、年齢階級別では「65歳以上:全国で3000万人以上いる世代」では914万9千人、「75歳以上」では661万6千人。

外来患者数では、7千260万5千人。

「65歳以上:全国で3000万人以上いる世代」では3千329万9千人、「75歳以上」では1千829万9千人、と実際の数字の記録が出ています。

そこで私はいつも皆さんへの問いかけ、からこの2011年データの疾患のランキングの予想を聞いています。

(※最近はこれを重視しています、何故なら話させないと、その人の持っている病への認識感を知ることができないため)

先ず、私がこの数字を見て、この入院患者数をランキングにして並べてみます。

(実際は3位までされていますが、それ以外は書かれていない。ちなみに新生物は報道の俗称では「がん:cancer」と呼ばれています)


1※精神及び行動の障害(認知症、統合失調症、妄像性障害) 

  282万3千人
 
2、循環器系の疾患(脳血管疾患、心疾患、高血圧性疾患)

  251万3千人

3※新生物(気管支及び肺、結腸及び直腸、胃の悪性新生物) 

  150万6千人

4、損傷、中毒及びその他外因の損傷(骨折など)

  124万8千人

5、神経系の疾患(アルツハイマー病)

  114万9千人

6、呼吸器系の疾患(喘息)

  89万7千人

7、消化器系の疾患

  64万3千人

8、筋骨系及び結合組織の疾患

  63万1千人



そして、外来患者別

総数 7千260万51千人(日本総人口 1億2千752万人)

1※消化器系疾患(歯肉炎及び歯周疾患、う蝕など)

 1300万3千人

2※筋骨格系及び結合組織の疾患

 1千1万8千人

3、循環器系の疾患(高血圧性疾患、心疾患、脳血管疾患)

  948万3千人

4※健康状態に影響を及ぼす要因及びサービスの利用

  746万5千人

5、呼吸器系の疾患(喘息)

  708万人

6、内分泌、栄養及び代謝疾患(糖尿病、高脂血症)

  414万4千人

7※損傷、中毒及びその他の外因の影響(骨折など)

  317万6千人

8、目及び附属器の疾患

  294万1千人


11※新生物(結腸及び直腸、気管支及び肺の新生物)

  219万9千人