横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog-佐助5

$横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog-鶴岡八幡宮1


今朝は平日での野外太極拳練習のある日ですが、今日は天気予報での判断が難しく先ほど、念のために行ってきました。

行く途中に予想より早くポツリポツリと小雨が落ちてきて、公園に行ってみると4名がいらっしゃいました。

何か、これはこれでこういった雰囲気を共有している「愉」の感覚を思います。

いつもは早めに中止する場合には連絡を行いますが、今朝はギリギリで難しかったのと、晩秋に移った時での曇り空での温度状態をみるにもいいと思いました。

今日みたいな感じで9:30開始でも30分以内に雨が落ちてくる予報がある時はこれからは風邪をひいてはいけないので中止の連絡を致しますのでよろしくお願い致します。

インターネット系でまだ扱っていない皆様も、ブログとツィッターで8:30かギリギリの判断で遅くとも8:45ぐらいには行いますので、携帯で連絡の取れる方同士でしたらご確認をよろしくお願い致します。

2週間前の10月13日(日)に今年の私達の晴れ舞台でもあり、年に一回公演の交流会を行いました。一昨日は鎌倉散策と八段錦・八卦掌野外練習会を行い、いいかたちで親睦会もできて良かったと思います。

今年はかなりスタイルが全体的に深化できたことで、今後は皆さんそれぞれに合ったスタイルで長く、楽しくできるようにしていきたいと思っています。

そのために一番大切にしたいのは「養生」「健身」です。

体力、筋力、表現力に溢れる皆さんは「エンターテイメント」にも力を入れ、再来年2015年に競技部門はまた再開するので、自身のレベルや評価を上げてみたい方々は、そういった展望をもって頑張って欲しいと思います。

その「思い」はみんなで あの鎌倉で見て感じた、

歴史長く永遠に常に流れ続ける清流のように、あるいは朽ちること、枯れることのない湧き水のように、あるいは高みに上がる清清しさを皆さんでいつまでもご一緒に共有していきたいと思うのです。

2011年の上海体育学院武術学院での特訓と、昨年2012年の上海大会と今年の中国武術段位制国際考試の香港大会までは武術隊の練習では強度を上げて、中国武術の国際大会の競技会においても好評価を勝ち取れるように行ってきました。

何故なら、今現在のリアルタイムでの例をあげればホテル業界における「偽装」の疑惑などでの報道を感じ、どなたでも戦後日本経済での限界にきた「資本主義」の方法において、辟易している感覚があると思います。

それはこの日本国内での武術活動でも、様々なスタイルも善しと思いますが、一つの明確な武術基準での標準化を今現在の我々全体でしっかりと把握を一早くできるように活動においてアクセルを大きく踏んで努力をしてきました。

そうすることで何でもありの現代日本社会において、我々にとってでの何を善し、と考え、

何が時間的、労力的、経済的にメリットよりデメリットが多いことで、そういったものにおいては避けるようにする、ということも私達なりの考え方で判断を具体的に明確にと出来るようにしておきたいと思います。

私はやはり一番大事にしているのは「抽象的」より「具体的な行動」

宣伝文句や広告での謳い文句を羅列する「単語的」より「実践的行動」

組織においてでは、高い規範性を求めるには「下方的」より「上方的行動」


一昨日は、私の縁ある鎌倉道を武術院の皆さんと一緒に歩き、大和 東国 関東 武家鎌倉幕府の発祥の地を巡りました。

空気のきれいな中で感じられた「今現在における心身感覚」の実感があったことと思います。

思えば私自身も東京生まれ東京育ちでしたが、元々は父方も母方も地方からやってきた者です。

私は意外なことに、血筋なのか、性格的なものなのか、

かなり早い時点から現代日本国の首都、大都会東京での戦後エリートを組織のトップに置き、何が何でも数字重視を良しと考える「資本主義の本質」を知って嫌気が差し、今14年前に移った横浜の地で理想の計画を目指して日々頑張っています。

思うに、山形系の流れを経て我が父方から受けた私の男性的血筋は、この横浜の地と皆様が こんな身勝手な自分を温かく受け入れて下さり、

その自分の出来るアクションが一番向いていることをすべてにおいて感じられた気がします。

我々が目指すのは、関東首都圏で中国武術が好きで、専門家を目指して、あるいはただ養生や健康法で楽しく長く続けていく、

そんな活動の中で、地方から都会へ出て来て、何かと心配な皆さんにおいての励ましにおいてでの後ろ盾になれる存在になりたいと思っています。

それは例えれば横浜における「男はつらいよ」の寅さんの葛飾柴又の実家「とらや」のようになれたら、と思います。