今日は地元スポーツクラブでの指導の一日でした。

いつものように、帰り道には地元温泉に入り、リフレッシュしてきました。

出てくると大広間があって大勢がテレビに釘付けで相撲を見ていました。白鵬の優勝がかかった相撲を見て皆さんが試合の結果に納得をしていました。

一つ感じたことは圧倒的多数の伝統的日本民族は誰しもが、勝負結果においての内容に納得できたものしか認めない、ということをその空間そのものが教えてくれました。

これは大事なことです。

私も一緒に相撲の試合を見ながら、その感性での一致が、今迄の活動において共感を得ました。

私は思うに、日本民族の見識眼の根幹は、

偉大なる「神道」と、「日本刀:剣術」「相撲」

これらをよく知る人たちが、この国での認可においての「圧倒的多数」を占めていて、この皆様に評価されてこそ、「本物」といえると思います。

そういう面を思ってこそ、我々の今、そしてこれからの武術活動について大いに奮起と期待を感じました。

私は以前、東京で武術活動を様々な範囲で行っていましたが、

感じたことに「長いものには巻かれろ」「寄らば大樹の陰」

私は少し年長の代にある傾向で三大無といわれた「無気力」「無責任」「無感動」の人たちの仕事姿勢や感覚があって、

これが亡き父から譲りうけた強い気性があって、大嫌いでした。

確かに、こうした人たちの特徴は「パクリ体質」「独善主義」「不信感」

基本的には「身内びいき意識の引き倒し」「マンネリ」を感じるものでした。


そして、自身の37年間の武術人生で、やってきたことでの更なる発展を目指し、

こうした気質は全て排除し、新しい感性で、信じられる老若男女に期待を想い、単独で横浜に移り拠点を置き、12年前から活動を始めました。

横浜が自分に適していると悟ったのは、すぐでした。

明治初期に横浜港が開港し、近代欧米文化、中国文化、そして1000年前から、関東東北の武士たちが集まって鎌倉幕府を建てた歴史的重みのある時代が育んだ土地と人々の素晴らしさに共感し、

共に日々を頑張り、この土地と人々の皆様に貢献したい、という使命感が私に力を与えてくれました。

思えば、自身の先代から受け継いだ、関東武人気質。

日本剣術6年、中国武術31年。

私の感覚として、伝統日本民族意識では、特に関東文化気質。

私の行ってきた中国往来28年間で「遣隋使」「遣唐使」「防人」

通常の日本人根性では飽き足らず、

せっかくの中国大陸での生活感覚で「郷に入れば郷に従え」感覚で、気付けば身に着いた武術技能、道教、仏教、儒教などの信仰伝統文化をも自然の流れで、いつしか学び取ることができました。

私が思うに、これからは発展的感覚での直感では、日本国内においての多くニーズが生まれ求められるであろうと思うには、はっきりと明確な活動での分類で、「養生・健身」「武術競技」「芸能:エンターテイメント」における、

「武術」「太極拳」「気功」の充実した活動だと思っています。

そしてこれらを、本当に 有難いことに 今この住む地元へ根付かせられることが出来ました。

ただ、嬉しいの一言です。

今感じるのは、私の知る多くの全世代の何でも興味ある皆様に私が学び得た「すべてのすべて」を伝えたい。

そう思っています。

この初夏に、阿夫利神社へ参詣し、先週は崇敬なる日本武道神を祀る「香取神宮」「鹿島神宮」に詣で祈願を致しました。

それは、今までの「日本武道神」より、中国武術全般、太極拳、導引や気功を学び得るためにも道教、仏教、儒教の「中国武術神」に実務的な理由として、研究のためでもあり信奉し詣でていましたが、

それからの今が記念すべき卒業と「大和:日本武道神」への回帰と今後の忠誠を誓ってきました。

今年から、我々の交流演武会は、こうした伝統日本文化精神を持った「奉納」の思いを重視して精進して行わせて頂きたいと思います。