今年2013年の2月のニュースにこういうものがありました。

ガイトナー前米財務長官、外交問題評議会の特別研究員就任へ

[ワシントン 6日 ロイター] シンクタンクの外交問題評議会は6日、ガイトナー前米財務長官が特別研究員としてメンバーに加わると明らかにした。

ガイトナー前財務長官は1月25日に任期を終え、職務は暫定的にニール・ウォリン財務副長官に引き継がれている。ガイトナー前財務長官の後任としてオバマ大統領が指名したジャック・ルー氏は議会の承認を待っている状態。

2009年に財務長官となったガイトナー氏は、それまでニューヨーク連銀総裁を務めた。クリントン政権での財務次官のほか、国際通貨基金(IMF)で要職を務めた経験もある。

このシンクタンクの「外交問題評議会」とは、どういうところかといいますと、

外交問題評議会(がいこうもんだいひょうぎかい、Council on Foreign Relations)とは、アメリカ合衆国のシンクタンクを含む超党派組織。略称はCFR。

「外交関係評議会」と訳されることもある。

1921年に設立され、外交問題・世界情勢を分析・研究する非営利の会員制組織であり、アメリカの対外政策決定に対して著しい影響力を持つと言われている。超党派の組織であり、外交誌『フォーリン・アフェアーズ』の刊行などで知られる。本部所在地はニューヨーク。

会員はアメリカ政府関係者、公的機関、議会、国際金融機関、大企業、大学、コンサルティング・ファーム等に多数存在する。知名度が高く、影響力が大きいことで知られる。

評議会員の主張の多くは、外交問題評議会の「凝縮された政策提言」への叩き台に使われるケースが多いとする意見がある。また、『フォーリン・アフェアーズ』には米国の重要な外交案件が示されるとする意見がある。

そして、

英国側は翌1920年に王立国際問題研究所としてこの組織を早々に樹立するが、米国側では資金難からその設立が難航、ようやく1921年2月3日に「大調査」グループと、1918年6月に設立され、実業家、国際弁護士らが主宰していた資金力豊富なサロン「外交問題評議会(現行の組織と同名)」の合流が合意され、同年7月29日に現行の外交問題評議会が総勢75名で発足することとなった。初代会長にはサロン時代の会長を務めていた元国務長官エリフー・ルートを迎えている。

なお、この設立の際にメンバーは「米国市民に限るべき」という議論が旧外交問題評議会メンバーから上がったことから、王立国際問題研究所とは袂を分かつこととなる。

現在も会員は合衆国市民と永住権獲得者に限定されている。

ここまで書いてあることを、普通一般人の認識で見ると、「ああいろいろと問題を考える、難しい組織なんだなぁ~」というようになると思います。


ここで少し私事ですが、自分はいつしか子供の頃からある風潮や傾向に疑問を持つことがたくさんありました。

時折、精神構造的にも行動的にも、一番問題の原因を起こしているだろうという可能性のある人物が「問題だ!」と言い出して周りを強引に巻き込んで問題ではない人を攻撃し、

気づくとその後に、その一番問題のあるであろうという人の考えていた、都合よいように持っていかれるという出来事です。

学生時代には、そういうことを平然とやってのける同世代の人間も現れ、それらは次第に若年層にも影響を与えていくようになり、普通になっていく状況です。

私はそういう思考の系列の人物が嫌いで、そういう人間だなと確信して感じたら、だんだんと遠ざけるようにしてきました。

彼らは自身を「エリート」だと思い込んでいることも共通しています。

そして社会でも倫理道徳でも以前は「悪い」とされていたものが、次第に「OK」という風潮なっていき、それらはありとあらゆるところへ影響を与えていきました。

考えるのが苦手な人はあきらめて「もう、いいや」となったり「なら、自分もやろう~」という人間が増えていき、気づいたら今日の現代日本社会が出来上がっています。

わが国日本は1941年から1945年の8月まで英国と米国と戦いました。戦後68年経った現在、米国、英国、ソ連(ロシア)、中華民国(現在は中華人民共和国)の影響を受けたGHQから徹底的に物理的武装解除、精神的武装解除されることになりました。

そして1946年に戦後初の総選挙が行われ、そして1951年の吉田茂首相がサンフランシスコ平和条約締結で米国と安全保障条約を結びました。

それから62年経ったのが今年2013年です。

インターネットという情報革命を経て今世界は大きく変化しつつあります。

日本でインターネットは普通一般は2003年ぐらいから大きく広まり、今やとても大きな情報交換のできる存在になりました。

これらは今までに知られなかった情報が数限りなく毎日大量に流れています。

私の世代にとっては、とても有意義で大きな味方になりました。

そこで毎日調べるうちに解ったのは、かつて自分が思っていたことで、

「何故に戦争がなくならないのか」「何故に病気が増えるのか」「何故に貧困が続くのか」「何故に拝金主義者がはびこるのか」「何故に偽善者が多くなるのか」などなどの原因や理由、などの答えが解明できました。

ここ数年、私にとっては晴れやかな毎日です。

何故なら心配や不安の原因というのは得体の知れない存在だからこそ生まれるものだからです。

「得体」が解れば何も恐れは起きないのです。

知らない街や知らない道や、知らない人が、知る街になり、知る道になり、知る人になるのと要領は同じです。

世界は今動いています。

本当の「善人」のために世界中の「善人たち」が呼応し合って毎日朝昼晩と世界を本当に良くしたいと本気で頑張っている方々がたくさんいます。

私自身も彼らに呼応して、自分ができるところで協力したいと思って、できることを毎日頑張っています。

かつて子供の頃、多くのテレビ番組にあったヒーロー番組の敵グループや、映画007シリーズに描かれた多国籍間で暗躍する悪徳企業体の国際マフィアや、劇画のゴルゴ13などに出てくる人たちがいます。

それは必ず「モデル」があるだろう、と皆さんが感じていたことだろうと思います。

世界中で、問題ではないことが問題になる理由がよく見られます。

そのために死ななくていい人が死に、本来の大きな罪人である人間が死に値することをも逃れ、のうのうと調子よく生き延びています。

一時期にこういう言葉がありました。

「本当の悪や罪人たちは、存在の影響力が大き過ぎて現行の法律では裁けない」


今現在でもこの日本にも、そのままの日本版コピー団体や人間たちがいます。今は彼らはかなりの高齢になりました。

それを描いていたことが解ります。

よく世の中に現実的でありそうで、面白いなぁ~、と思ってしまったテレビや映画の番組の最期に「この番組に出てきた出来事や人々は架空の存在で、物語はフィクションです」

という理由が解ります。

興味がある方はずっと話題になっている、TPP:環太平洋経済連携協定の企業家たちと、

この「外交問題評議会」という文言や「CFR」という単語から、ユーチューブでもグーグルでも調べると納得ができると思います。