世の中を見渡してみて思うことはたくさんあります。

一番問題だと感じているのは、「失われた20年」とか言い続けて容認している人や金融危機を招いた富裕層たちのやってきた仕事についてです。

資本主義経済の崩壊を起こしてきた欧州や米国、それらと同じように追随してきた日本社会の一部分の連中はその問題の責任をとらせるべきです。

世の中もそういう人たちを擁護しないで厳しい視線を向けるべきだと思うことがよくあります。

いつも責任問題をすり変えて別のところに問題を振って逃げさせてはいけない、のです。


私の感じた現代での観点では、環境問題、金融問題、医療問題が一番大きな問題で、

壊してはいけない自然を破壊したり、尊い生き物の生命を奪うことや、

あるはずのないお金を使って不自然で無用な事業を行ったり、

医者による医療ミスを起こしては隠蔽ばかりしていることや、意図的に高額な治療をふっかけて成果の出ない仕事を解ってやっているような人間たちです。


こういうことをできる人間たちは達観して見るとすべて共通していて、

人間としての精神力とか、心身の健全さ、という部分において、すべてが退化していることです。

私の視点でたまに感じることは、世の中を諦めさせようという雰囲気を作り、みんなの責任だ、というような論調で「仕方がないな」という方向へ全体を持っていこうとしていることです。

私は自身の仕事上の信条でも、ライフワークのすべてでも、常に進歩と進化を目指して、ずっとやってきました。

退廃と退化が嫌いだからです。

今年は世界的に大きな変化が動き始めた年です。

問題のある人間にはその問題の責任を取らせる、問題のない人に問題の悪影響を振りまいてはいけないのです。

善い行いをしている人には、善い報いが回るようにすること。

虚偽の世界だけに生きて、実際の社会で生きていない者や偽善者を見抜き、おかしなアクションができないようにすること。

チャンスが必要な人へチャンスがきちんと届く、それを実感できるような社会にすることは人々の意識変化があればできることだと思います。

早春が動き始めました、すべてが始動します。

私は、退廃と退化することに興味はありません。

世の中を良くするためには「進歩と進化」しかない。