自分が中学生になってから中国武術界に入りましたが、その前の小学生の6年間は剣道と水泳を行っていました。

まだ少年期に剣道を学んで良かったことは対戦での間合いを計る反射神経の感覚、反応を早くから身体で理解できたこと、そして動態視力が強くなったことです。

少し前に免許証の更新で今でも視力は両目で1,2~1,5あります。水泳も全身のバランス感覚が良かったことが武術の跳躍動作の空中でのバランス感覚維持に役立ちました。

それに今でも夏は海でボディーボードや水泳でのリフレッシュができるので自分は生涯における自身の心身感覚で心地良いものを得ることばかりをしてきたことを不思議に思います。

ですから中国武術を行ううえでも視力の良いことは非常に役立ちました。学ぶ時にとても細かいところまで見えるからこそ掴むものが多くあったことです。

それがキャリアが長くなればなるほど役立ちました。

近年、気をつけているのはこの自分の視界で見えること、毎日流される多くのニュースから把握する大脳感覚と、世間一般の視力が弱く、運動をしない、自分の脳で深く考えられる時間が少ないという傾向の方々と感覚意識を同一視してはいけない、ように配慮することでした。

武術の教練で筋肉痛になるのは普通ですが、太極拳ですぐに回復し、気功をもやることで肩こりや腰痛というものに煩わせられる経験も年間でほとんどありません。

そしてその積み重ねで真冬でも感冒:風邪を引いた感覚も、薬を飲むようなことも、このフィットネス業界で仕事をしている17年間ほど、行った記憶が一切ありません。

そしてフィットネスの仕事で私の担当時間帯に夜はあまりないのでいつも午前~午後、夕方ぐらいまでです。

週に3回だけ夜の教室がありますので、それ以外は大体夜は早く終わるので就寝は普通の方より早いと思います、というよりは典型的朝型なので夜は遅くまで起きていられない、というのが事実です。

そのために睡眠はいつも心地良くぐっすり取れるので朝はいつも快調です。

この感覚の中で考えると、人間の大脳は自身の眼に見えるものの中での取捨選択能力、と睡眠によってリセットされて思考を深くできる感覚の両方で自身の知覚、知能というものに影響していることです。

私の思う現代日本社会には今までにないほど速く的確な情報が得られます。

実際に世に恩恵をもたらすよりも、実は今までに隠してきた悪影響を与えてきた究極の拝金主義者である米国のグローバル企業の財界人に繋がる日本の財界人たちの今後の展開にも読みができるようになれたことは、私にとっては人生の今後にとっては大きな自信になりました。

世の中を悪く感じてしまう理由、その影響を受けずに自身の感じる世は良く楽しく獲得できるための努力が重要なことも解りました。

その反面、世界での広がる格差社会という現象は、世を見抜けるか、見抜けないか、にかかっています。

日本は長寿社会なので、いかに自分の人生を長くずっと楽しめるかどうかも、自分の眼、自分の脳、自分の筋骨、五臓六腑にある、ということを多くの皆さんに知って欲しいと思います。