太陰暦、二十四節季、暦では明日で大寒を迎えます。

日本列島全体にと流れてくる寒気は強くなり、横浜をはじめ関東地方に この月曜日に降った大雪の影響で今週は寒い日々が続きましたが、これに慣れれば、この冬の寒さの底をうったことを実感できます。

今までは一ヶ月前ほどの冬至から、三が日明けに小寒、そしてこの大寒までは気温が最高気温、最低気温とも下がることはあっても上がることがない、という一ヶ月間で一番冬の悪影響を受けやすい可能性にある期間でした。

それがようやく大寒を過ぎていくうちに、これから1~2週間後はここでようやく最高気温、最低気温とも上がることが数日間に何回かは出てくるようになります。

ここでようやく真冬が後半に向かい始め、梅の花のつぼみが大きくなりこの節分~立春までの2週間ぐらいの間にはあちこちで開花することでしょう。

ようやくこれからが本当の新春の訪れを実感できるようになります。

身体の感覚ではこの寒さに慣れる前までは、なかなかモチベーションのあがりにくい環境でしたが、これからはかなり筋力も強くなってきたので、モチベーションは上げやすくなってきます。

昨日今日の練習でも全体的に活力が上がってきたのを感じられて嬉しく思います。

私の仕事上、この一ヶ月間が一番に皆さん全員の体調のことが心配になるので皆さん全員が峠を越えて健全な心身にも自信と確信をつけて活気付いてきているのを感じられると、この冬の後半にきて、その立場上においてで私もようやくここで安堵感を感じられます。

今年の計画の日程がほぼ確定してきました。

今年の我々はまたひとつの記念すべき一歩を踏み出したいと思っています。

その内容としては我々が日本国内における「中国武術観」において、ひとつの分業化:標準化:スタンダードとしての実現化をはっきり示すことのできる年にしたいと感じています。


日本国内で中国武術世界は総合芸術的な方面で感じられて認証する概念、所謂「カンフー」と称されるものがあります。

そして人々の醜い様々な階級闘争や利権争いのようなものを一切感じることのない純粋な世界で常に楽しく心身の健康維持目的のための活動である「太極拳」「気功」活動。

それぞれに特徴を持つ、伝統武術文化項目としての「拳術」

スポーツ的定義における、

人間が身体を用いて行う遊戯。あるいは競い合い、という運動項目での「武術競技」

そして人間という生き物を時と場合においては殺傷能力を持つための感覚「一撃必殺」という概念の武道としての「技芸」


昨年の一年間にはわれらが武術院の力ある有志:勇士を中心にこれらを私たちのできるスタイルで全部を実際の体現において確立できた年でした。

私自身も心底納得できる武術活動を頑張りました。

その成果はまた一段とよくなっている実感を思います。


2013年がスタートしました、これからゆっくり本当の新春がやってきます。

昨年を経て、また今年はより強く本気モード全開で頑張ります。

もう既にいい「かたち:象」が見えてきました。

日本における、新時代21世紀の武術がより発展・繁栄のために、あるいは100年後の日本国内での武術史に今のみんなとの活動が歴史に名を残せる、そんなことになれたら嬉しいな、と未来に向けて大きな希望を感じています。

明るい日、それを明日と呼んでいます。

明日が楽しみです!