日本は思えば、いつしか欧米化に欧米化を深化させすぎてしまい、日本らしさ、東洋らしさ、を完全に見失ってきていると感じています。

それが欧米中心の資本主義界における自身から起こした身勝手で大きな金融危機:つまりは持っていないお金を大量に使い過ぎて払えないというだけの恥ずかしい事実の結果を招き、その悪影響を多くの日本人たちが受けています。

そのために政治家も財界人もふらふらと何かと小手先だけのテクニックだけ考えて使っては失敗してを繰り返し続けています。

結果は今のアメリカでの状況と同じく国民は下の者:民たちが苦しみ、上層階級:主たちは救おうともせず、無責任を決め込み、最終的には全世代が不安定になる循環になっています。

私が感じるにはもうこれ以上の欧米化は必要はなく、落ち着いた穏やかさを取り戻したいのなら、我が日本の歴史ある誇れる精神性や素晴らしい文化をまたもう一度深く学び直し活かしていけば、

また新たな日本ができてくることだと信じています。

私の大事にしている精神性は尊敬する上杉鷹山と二宮尊徳の言葉にあります。


上杉鷹山の言葉

一、文武の修練は定めにしたがい怠りなく励むこと。
二、民の父母となることを第一のつとめとすること。
三、次の言葉を日夜忘れ得ぬこと、

  贅沢なければ危険なし、施して浪費するなかれ

四、言行の不一致、賞罰の不正、不実と無礼、を犯さぬよう つとめること。


二宮尊徳の言葉

万物には自然の道がある。

自然の道を探し出し、それに従わなくてはならない。

それによって山は均:ならされ、海は排水されて、大地は我々の役立つようになる。

キュウリを植えればキュウリと別のものが収穫できると思うな。人は自分の植えたものを収穫するのである。

誠実にして、はじめて禍を福に変えることができる。術策は役に立たない。

一人の心は、大宇宙にあっては、おそらく小さな存在にすぎないであろう。しかしその人が誠実であれば天地も動かしうる。

なすべきことは、結果を問わずなされなくてはならない。