人間の一番の財産は記憶力だと私個人としては思っています。

もっと正確に言えば「大脳感覚」の力だと感じています、そしてありとあらゆる感覚で「記憶できている」ということは、とにかく重要な能力であり、自身を向上させていく力にも関係しているのです。

よく聞かれる言葉に「記憶にない:忘れてしまった」「聞いていない:聞いたかな、そうだったかな、でもこういって自己正当化して開き直っておこう」「思い出せない:記憶脳が低下していることの自己申告」

こういうことがありました。

私の世代より前の人はよくこういう発言を堂々とやり、私の世代の「ある時期」の出世頭は、これを真似ては何かそのブランド気取りで偉そうにしていた姿が思い出されます。

武芸者や武術世界においては、これは「自分は無能である」と云うことを自身で言っています。

(かつて武術関係者で、これをやっていた人たちもいましたが、かなりの勢いで閉口した思い出があります)

戦後67年が経ちました、気付かぬ人があろうと思いますが、これらも欧米資本主義の財界と政治家たちなどの利権の支配者たちのよく言うセリフだったことに気付く時期になっています。


世界は今動いています。


先日ご存知のようにアメリカ政府のリーダーはオバマ氏が再選しました。

その結果を受けて世界中のシンクタンクは今週から多くの世界経済予測が立っています。

知る人は知ると思いますが世界経済情勢でアメリカは今はあちこちから敬遠されている現実が見えています。

現実的にこれからのアメリカの目指す投資先はミャンマー、カンボジア、そしてタイです。

近代~現代のアメリカ政府における裏事情をよく知る人物でもある有名な投資家、ジム・ロジャーズは今こう言っています。

(彼はリーマン・ショック前に古巣ニューヨークを捨て、現在シンガポールに移住・・つまりは、事前に知っていたということ)

ジム・ロジャーズ プロバガンダは無視せよ

現代日本社会は実は新聞、雑誌、テレビなどのマス・メディアに騙され居続けていたことからいち早く脱出することが大事だと思います。

もうアメリカ的なハッタリのビジネスは世界のどこにも通じなくて日本国内ではまだ情報の少ない(これは実は本当は良いこと)地方へと流れている傾向があからさまに見えて、それもまた時間の問題に見えています。


日本民族は歴史が長く伝統的に究極的な「良いもの」を知っている民族です。

「良い」ものは「善い」

そして更に善くなることを尊んで、今日まで発展できたのです。

今の日本現代社会、特に首都圏は堕落ばかりが目立ちます、そしてアメリカ社会での影響をアジア太平洋地域としての同盟国として最も大きく受けるのが、この「日本」でもあります。

本当の富裕層こそ気付き、嘆き、どうしたら良いか、と心を痛めている現実を思います。

中途半端な成金がその堕落のリーダーシップを執ってきたのを多くは気付いています。

それは政治家、財界人、そしてそれらに媚を売り協力した人間達。

アメリカ金融発のリーマン・ショックからの大不況、そしてまだこれから先もまだまだその余波はやってきます。

怯える人間も多くなるでしょう。

しかし「それも因果応報:原因と結果は応じて、その質の通りの報いを受ける」

問題を起こしていれば、その問題の結末の責任を負う。

良いことをしていれば、その良いことへのいずれか何らかの応答があります。


私の信条では、誰も見ていなくとも、気付いてもらえなくとも「善行」でありたい、という仕事をする」

見栄っ張りや、格好付け、というのは嫌いです。

「ありのまま」

それだけだと思います。