わが国、日本のことを常に思う時が多くなった気がします。

自分は長く中国との付き合いがあって、今の中国を思うと残念に感じることが多いです。

何故なら、今の中国はアメリカと同じようにひたすら自国経済のメリットだけを良くしたい理由のために軍事力をも駆使示し、ただひたすらにその自分達の関係者たちに都合良いようにだけ行動をしているように見えています。

今現在の日本では多くがもう気付いていますが「善良な商いのできない資本主義」は駄目になるだけで中国は多くを巻き込みながら更にその道へまい進していることへの懸念があるからでしょう。

そして今までの日本はどうだったか、とも思えば政治家や財界人たちとその家来も欧米資本家の影響を受けている各国政府の関係者たちへ追随し、まったくそのようだった人たちも多く彼らにも残念に思っています。

政治家も基本的にやっていることはただの名声欲からのパフォーマンスだけをやって、利権を自分達に引き寄せたいだけの作業しかしない人たちです。

財界人はその分け前が欲しい連中です。

自分は自身の43年間の人生での継続してきた武術活動に日本武道経験を含めて36年間、6/7:七分の六の時間をかけてやってきました。

当然一日24時間全部ではないですが、それらを支えるための活動もやってきました。

自身を思うと亡き父の口癖だった「武士は食わねど高楊枝」を実践してる自分が時々おかしく思います。

20代ぐらいで途中に本能的に資本家たちの手先になる生き方はしたくない、ということに気付いていたのだと思います(それに今の日本の状況がそうですが必ず時代に騙される、ということを感じていたと思います)

何故にこんなにもひたすらにやって来れたのは武術:武芸が好き、ということだけでなく、

自身の六感においての全部の心身感覚が良好であり、護身術としても役立ち
、精神修養、武徳の重要性を日々新たに学びを感じられます。

当然、日本における長い歴史の中で武士道は儒学から起こり、仏教の伝来、日本神道にも道教的意識感覚の影響も受けていたことも解ります。

私が長い時間をかけて何度も中国へ行って勉強してきた理由は今の現代日本社会では専門学校もなく、

日本にいては学び知り得ることのできなかった本質の伝統中国哲学などを理解したい、そして日本では歴史的に医学は薬学が中心であり、時代によっては長き鎖国を行っていたことがあり、

明治維新後の近代には満州族の清王朝はもう衰退期であったいうことなどで、

日本では歴史的にこれだけはなかなか広まらなかった健身功法:心身活性術の実践・実技・方法をこの自身の身体で体得したかったからです。

それに我々の受けた教育ではすべて中国からもたらされた、あるいは遣隋使、遣唐使が持って帰って発展させた、となっています。

国際外交においてでも政治家たちは「何が何でも古い方が上」というような立場から言ってきますが、

ずっと今までも日本は日本であって、

文化を授けてもらえた感謝は誰でも知っていて、しかしながら「日本文化」として更改を続けながらも「この国の民に相応しいもの」にしてきたのは先代の功績であります。

自分も海外に出ていくつかの国で感じたのは「古ければ絶対に良い」ものではなく「大きければ絶対に良い」ものでもなくて「質」が最も重要だという事実です。

伝統日本人が伝統日本文化を築いてきたのは「良質」を重要視してきたことであり、現代でも心ある人はそれを大事に毎日を生きて頑張っていると思います。

私もそうした一人でありたいといつも思っています。

ここ最近思ったのは、確かに日本はかつて国家軍隊は67年前の欧米列強たちの連合軍に最終的に戦争に勝てなかった歴史を知っています。

しかしこれからの長き歴史を考えても、日本は海外からの文化的な影響を受けても完全な支配は、どの国や機関が何を画策してもできないと思っています。

伝統日本神話から代々続いてきた大自然信仰の素晴らしさを実感できる海山川の美しき四季の風土、穏やかであまり物言わずとも正直で物の善悪を見抜ける国民性、

武芸、茶道、舞踊、書道、絵画、文芸などの文化諸活動の素晴らしさ。

日本全国各地方においての衣食住において機能的かつ品位ある風格ある伝統工芸文化もあります。

私は関東人としての誇りも大事にしています。

これから100年かけてもこの長き素晴らしい歴史ある文化を無くすことも日本の民を全部洗脳したりするようなことは世界中の誰であってもできないでしょう。

もし海外勢力がそのようなことを望めば、必ず自身が先に滅びることになるように思っています。

そこが日本人ならば誰もが潜在的に知っている日本の力だと思うのです。

今の日本列島はかなり多くの方々が気付いています。

日々目にする不自然な報道の選別や、心身に不適宜・不適切なもの。

人によっては「日本の心」あるように見せかけだけの老害政治家とか老害財界人たちやその家来たちが今後何かをしているようにみせても、彼らが何もこの国を良くすることのできない事実を感じている日本人は多いと思います。

本当に日本が良くなり、日々が充実して楽しく生きて行くために何をすればいいのかは、

自然的な「日本らしさ」があればあるほど、実は人は自ずとそうなっていけるようになるのだと最近感じています・・