先週の10月14日(日)に今年の交流会を無事に楽しくできて、今ひと安心をしています。

今交流会のDVDもできたので全体を見たところ、自分たちの活動がいいかたちでできたのでとても嬉しく思い、今回で大きな自信がつきました。

今年は自分にとっては武術活動30周年、そして剣道を辞めてからも30年が経った年でした。

今振り返って思うに、小学校1年入学の6歳から卒業までの6年間の剣道の修練は自分が中国武術に移ってから実はとても役立っていたことに気付きました。

それは武術は中学生になってから始めて柔軟がとても苦手な方でしたが、動体視力と反射神経、ここぞ、という時の勝負勘は剣道での修練がとても活きていたのだと思います。

そのことをこの年の春に思い出し、今の中国武術、太極拳、導引や五禽戯などの気功を身に付けた自分の身体が日本刀を持ってまた剣術をやったら、どういうことができるか、

ということにこの年の中国武術のキャリアにまだその前の日本武道での経験を足して36年間の総合記念にチャレンジしてやってみようと思ったのです。

そうしてこの春に7月の上海大会と交流会を二本立てでの計画を立てました。

そうして自分の休みの日にはいつも木刀を持って裏山に入ってずっと稽古をしていました。

上海大会の直前ぐらいは蚊に刺されるようになったので昔使っていた武道場へ足を運び、道衣を着て居合い刀でかなり動けるまでになりました。

これからの自分の武芸活動を更に発展させていきたいためにも兵法剣術と名づけました。

これは上海大会が終わってからも継続してやってきました。というよりはむしろこればかりをやっていました。

この半年間は仕事でのレッスンを含めて、疲れてゆっくり休んだのは2日ぐらいでその他は毎日ずっと動いていた気がします。

そして武術院の活動では今年は上海大会遠征でメダルを獲得し大きな自信がついた感じがありましたので、その雰囲気を大事にチーム全体へと波及させたい。あるいは交流会を大会に見据えてみんながレベルアップしてもらえたら、と思い、

今回は昨年とても評判だったドラマ仕立ての「もしものコーナー」を封印して、正統派で自分たちにしかできないオリジナルな武術活動をお見せできるようにしました。

その成果があって今年は太極拳も多くなり、八段錦を取り入れて行いました。

そして剣の試合での短兵、太極拳の試合形式の対抗性推手を加えて、いつものように伝統拳術・器械各種、対練、集体とまとめました。

そして自分の兵法剣術、上海大会の入賞者たちの演武と盛りだくさんになりました。

そこで更に記念すべきは今回は交流会当日のスタッフが足りなくなってしまったことがあったので自分も演武をしながらも裏方に入って、マイクアナウンス、緞帳係り、全体の監修をやりました。

当日は午前中に会場設営をしてからリハーサルに入り、午後にスタートしたらあっという間に終わってしまった感じでした。

そしてみんなで打ち上げを行い、何か不思議な夢のような1日でした。

この1週間は直接皆さんにお礼や当日のお話などをしたかったのでブログはお休みをしていました。


やっぱり多くの皆さんとこういうかたちで繋がっていることの喜びを思います。

またこれからもよろしくどうぞお願い致します。

有難う御座いました。


(交流会DVDが出来上がりました、ご要望の方はどうぞご連絡ください、よろしくお願い致します)