来月10月14日(日)の交流会に向けて準備が進んでいます。昨日でエンディングの集体刀術の套路をまとめ隊列を決めました。

今年は7月に上海大会を久しぶりに采配したので感覚が結構冴えています。

プログラムも締め切り、全部で37項目になりました。

昨年は120分だったのを今年は30分長くして1部が90分、2部が60分の150分で行います。太極拳が結構多くなりました。

今年の交流会にはまた新たな試みとして1部には我々の活動における太極拳でのさまざまな紹介をしていくようにすすめていきます。


最初は「みんなで健身気功八段錦」ということで皆さんで一緒に準備運動をかねた八段錦の体験コーナーでスタートして、この2年間ほどで我々のスタイルでまとめた陳式太極拳の学習カリキュラムの流れ10式、13式、18式養生功と紹介しながら進めていきます。

そして太極拳の対練、用法の紹介、対抗性推手と行ってから普及用陳式太極拳38式と私達の練功をやっていく流れを紹介しながら五禽戯や武当太極拳、伝統拳術、楊式や太極拳系での器械を入れてすすめていく予定です。

日本での中国武術界は何かいつもわかりにくく、ややこしく感じる雰囲気がある印象を持つ時があるのですが、

自分たちの活動では何を目指しているか、どういったものになるのか、を明快にやってきているので今回は1部、2部と合わせてそれらを交流会の全部の中で表せたらと思っています。


私自身も今回はオープニングと2番目、そして1部のラスト、そして2部には自分の原点でもあった私の中の日本剣術を新たにまとめ上げた日本刀(居合刀)での兵法剣術を演武します。

6歳から剣道を6年、中国武術、あるいは中国大陸の伝統文化をとにかく深く学びたくて中学1年生になって中国武術を学ぶようになってから、この来週の秋分の日で満30年。

合わせて武芸・武道活動36年間の思い出は喜怒哀楽、とにかくたくさんありました。

今年はその自分の想いをも一緒に楽しめたら、と思っています。


昨年はちょうど今頃に足を痛めてしまい、昨年の交流会では完治しない中でだったので今年は気をつけて頑張りたいと思います。

2部には武術院での修練の長い主力メンバーたちの構成で行います。後半には上海大会で頑張ったメンバーの紹介を入れます。そして今年も新たにできるようになった伝統拳や伝統器械などの武術項目も多くなったので盛りだくさんの内容になりました。

当日、多くの皆さんと一緒に昨年から今年までの頑張ってきたそれぞれの想いのやりとりを会場で楽しみたいと思います。

それにまだまだ展示スペースでも新たなアイデアでもお待ちしております。