関東地方でも梅雨入りしてから2週間ほどが経ちました。
最高気温が27~8度の時もあれば今日のように最低気温が17度になり、温度差が朝晩や雨や晴れなどの都合で10度ほど出てくることもあり、冬春の養生運動をすることがなかったり、疲労の蓄積や睡眠不足などの理由から免疫が低くなる方は体調不良に陥りやすい時期です。
そうすると気持ちが常にネガティブになりやすく発想においても悲観的な感覚に包まれるので注意が必要な時候です。
先週から指導ではこの梅雨時期向けのプログラムにしました。この時期は私にとって本領発揮であり、評価も上がるのでがんばっています。
その行う功法の中で具体的で大切なものを紹介します。それは吐納導引之術と五調の法というものです。
中国伝統医学の運動療法には五大功法というものがあります。
1、吐納 意識呼吸法
2、導引 導気令和 引体令柔
3、瞑目 閉目
4、存想 存思
5、内丹 周天功法
この5種類すべてが今できると体調不良の人が多い中でも心身共に好調になり、ありとあらゆる意味で身体感覚の差が大きくなり、当然仕事でも生活でも実力を発揮できるので大事なことです。
(不調であれば好調な人との差は大きくなるばかりになり、本格的な夏の暑さが1ヵ月後にやってくる時期にもまた差が大きくなります)
中でも導引の技術では外導・内引がとても大きな効果があり、その意識としての得気法としては
以意令気:心を穏やかにして脳から意識したはたらきで体内のすみずみにまで流れを良くし心身がきれいな河川のような透明感のある流れる体感を得られるようにします。
以意引気:内引において意識する動作でエネルギー循環を高めることです。
以左治右:左を以って右を治す。
以右治左:右を以って左を治す。
という方法です。
そして、五調の法。
調気:(息)呼吸を調える。
調心:(脳)心を整える。
調身: 上半身・下半身の身体バランスを調える。
この三調を通じてから、
調理 身体運動器におけるすべての理を正す。
調和 心身のすべての和合の感覚を得る。
という五種類の調えられる実践方法において心身の防衛体力の良好な継続維持を図り活気を内面から引き出していくことで日頃の生活の充実感を得ることへ繋げられます。
日本ではまだあまり知られずに、こういった具体的な功法を理解して正しい技能ができる人はほとんどいませんが、
今年もまた皆さんにこの実践を通じて漢方薬と同じように長い歴史のある伝統中国のわざをお伝えしたいと思います。
しかし今よりも遙かに不便で物のない時代でも、こうした「わざ」で心身の健全さを確認し維持してきた技能:功法はすばらしいものだとこの時期には改めて実感します。
最高気温が27~8度の時もあれば今日のように最低気温が17度になり、温度差が朝晩や雨や晴れなどの都合で10度ほど出てくることもあり、冬春の養生運動をすることがなかったり、疲労の蓄積や睡眠不足などの理由から免疫が低くなる方は体調不良に陥りやすい時期です。
そうすると気持ちが常にネガティブになりやすく発想においても悲観的な感覚に包まれるので注意が必要な時候です。
先週から指導ではこの梅雨時期向けのプログラムにしました。この時期は私にとって本領発揮であり、評価も上がるのでがんばっています。
その行う功法の中で具体的で大切なものを紹介します。それは吐納導引之術と五調の法というものです。
中国伝統医学の運動療法には五大功法というものがあります。
1、吐納 意識呼吸法
2、導引 導気令和 引体令柔
3、瞑目 閉目
4、存想 存思
5、内丹 周天功法
この5種類すべてが今できると体調不良の人が多い中でも心身共に好調になり、ありとあらゆる意味で身体感覚の差が大きくなり、当然仕事でも生活でも実力を発揮できるので大事なことです。
(不調であれば好調な人との差は大きくなるばかりになり、本格的な夏の暑さが1ヵ月後にやってくる時期にもまた差が大きくなります)
中でも導引の技術では外導・内引がとても大きな効果があり、その意識としての得気法としては
以意令気:心を穏やかにして脳から意識したはたらきで体内のすみずみにまで流れを良くし心身がきれいな河川のような透明感のある流れる体感を得られるようにします。
以意引気:内引において意識する動作でエネルギー循環を高めることです。
以左治右:左を以って右を治す。
以右治左:右を以って左を治す。
という方法です。
そして、五調の法。
調気:(息)呼吸を調える。
調心:(脳)心を整える。
調身: 上半身・下半身の身体バランスを調える。
この三調を通じてから、
調理 身体運動器におけるすべての理を正す。
調和 心身のすべての和合の感覚を得る。
という五種類の調えられる実践方法において心身の防衛体力の良好な継続維持を図り活気を内面から引き出していくことで日頃の生活の充実感を得ることへ繋げられます。
日本ではまだあまり知られずに、こういった具体的な功法を理解して正しい技能ができる人はほとんどいませんが、
今年もまた皆さんにこの実践を通じて漢方薬と同じように長い歴史のある伝統中国のわざをお伝えしたいと思います。
しかし今よりも遙かに不便で物のない時代でも、こうした「わざ」で心身の健全さを確認し維持してきた技能:功法はすばらしいものだとこの時期には改めて実感します。